"TOKYO WAVES"をコンセプトに掲げる「メズム東京、オートグラフ コレクション」は、2020年に竹芝の複合施設「WATERS takeshiba」に開業したモダンラグジュアリーホテルです。浜離宮恩賜庭園の緑と東京湾を望む眺望、アートや音楽が息づく空間が特徴で、全265室を擁します。

南フランスの食文化に着想を得た、夏季限定の美食プログラムが登場

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「南仏の夏、地中海の余韻 - Delicacies of the French Riviera -」ディナープログラム(5品コース)1名 ¥15,800(税・サービス料込み)

メズム東京16階にあるフレンチダイニング「シェフズ・シアター」は、オープンキッチンのライブ感とともにビストロノミースタイルのフランス料理を提供するレストランです。日中は浜離宮恩賜庭園の緑、夜は都心の夜景を眺めながら、シェフの技が紡ぐフレンチを五感で楽しめます。

今回登場した新メニュー「南仏の夏、地中海の余韻 - Delicacies of the French Riviera -」は、プロヴァンスやコート・ダジュール地方をはじめとする南フランスの食文化に着想を得た夏季限定のプログラム。新鮮な魚介、オリーブオイル、香り高いハーブ、みずみずしい夏野菜など、地中海の恵みを取り入れながら、総料理長・隈元 香己シェフの感性で再構築した料理が並ぶセミランチブッフェとディナープログラムが展開されます。

今回のコースを手掛ける隈元シェフは1988年に料理人としてのキャリアをスタート。2014年にはジョエル・ロブション氏が審査委員長を務めた「第64回プロスペール・モンタニェ国際料理コンクール」で、日本人として史上2人目の優勝を飾った実力者です。

そんなフランス料理の王道を知り尽くしたシェフが手がける、5品で構成されるディナープログラムを体験しました。

「南仏の夏、地中海の余韻 - Delicacies of the French Riviera -」ディナーコースを実食

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これだけで何杯もいただきたくなる、手間暇かけたコンソメスープ

コースに先立って供されたのが、シェフの"名刺代わり"と称されるコンソメスープ。仕込みに4日間を要するこの一杯は、隈元シェフの料理哲学が凝縮された、いわばコース全体の序章です。

さらに、モクテルとのペアリング(¥4,000)も。バーに在籍するミクソロジストが料理に合わせて用意したモクテルは、どれもしっかり個性があり、お料理と合わせて楽しむことができました。こういったドリンクなら、お酒が好きな方も苦手な方も一緒にペアリングを楽しめそうですね。

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アミューズブッシュ「甘海老のマリネ 白ワイン風味」「鮎のアンショワイヤード 蓼のアクセント」「鮪のタルタル 香草とわさびクリーム」「鮑の海藻バター焼き 白板昆布の旨みを添えて」

ディナープログラムは、見た目にも美しいアミューズブッシュからスタート。「甘海老のマリネ 白ワイン風味」「鮎のアンショワイヤード 蓼のアクセント」「鮪のタルタル 香草とわさびクリーム」「鮑の海藻バター焼き 白板昆布の旨みを添えて」の4品が並びます。

地中海を思わせる甘海老、鮪、鮑に加え、日本の夏を感じさせる鮎も取り入れた、和のニュアンスが重なる4種のアミューズブッシュ。海の旨み、爽やかな酸味、わさびの余韻、昆布の奥深い旨みが一口ごとに重なり合い、これから始まるコースへの期待感を高めます。

この中で特に印象的だったのが「鮪のタルタル 香草とわさびクリーム」。ナイフとフォークを使いたくなるかもしれませんが、これはぜひ一口で。マグロの食感とわさびクリームの爽やかな刺激を丸ごと楽しめる一品でした。

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前菜「鱸のプロヴァンス風庭園」

続いて登場した前菜は見た目にも華やかな「鱸のプロヴァンス風庭園」。スズキのカルパッチョにモッツァレラを合わせ、ぶどうジュースを用いた柑橘香るソースで仕上げています。プロヴァンスの庭園を思わせる彩り豊かな盛り付けが印象的な一皿です。

食べるときは豪快に全体を混ぜ合わせるとよいとのこと。美しい造形を壊すのは少しもったいない気もしましたが、同席したみなさんもおすすめされた食べ方に沿って豪快に混ぜ合わせていました。爽やかなソースで、たっぷりの野菜や刺身もぺろりと平らげることができました。

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魚料理「鮮魚のソテー サフラン風味」

メインの1品目は魚料理「鮮魚のソテー サフラン風味」が登場。ふっくらと焼き上げた鮮魚に、パプリカとムール貝の旨みを重ねたブイヤベース仕立てのソースを合わせた一皿。サフランが香るオレンジ色のソースに、ズッキーニのピューレなどが添えられ、地中海に沈む夕陽を思わせる佇まいです。

濃厚なトマトやズッキーニのピューレがほどよいアクセントに。ふわふわとした柔らかいお魚の旨味を存分に味わえる一品でした。

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岩塩に包まれた状態で登場
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中には葉に包まれたお肉が隠れています

続いては、夏野菜のファルシを添えたメインディッシュ肉料理「国産牛南仏ハーブロースト岩塩包み」です。

ローズマリー、タイム、セージなどを合わせた隈元シェフオリジナルの「エルブ・ド・プロヴァンス」をまとわせた岩塩で国産牛を包み、じっくりと火入れ。ラベンダーとオレンジピールで香り付けした塩で国産牛を包んで焼き上げ、余熱でじっくりと火を入れたのち、切り出してからもう一度香ばしく焼き直すという手の込んだ工程を経ています。

最初は岩塩に包まれた状態で登場。ふわりとハーブの香りが広がります。

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肉料理「国産牛南仏ハーブロースト岩塩包み」

一度キッチンへ運ばれたのち、お皿に素敵に盛り付けられて再登場。柔らかい食感のお肉に添えられた夏野菜は、シンプルなローストで。素材のおいしさ、滋味がしっかりと味わえました。

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デセール「レモンのヴァシュラン・グラッセ」

コート・ダジュールを代表する果実のひとつであるレモンを主役に、オリーブソースのまろやかなコクを重ねた南フランスらしいデザート「レモンのヴァシュラン・グラッセ」がデセールとして登場。軽やかなレモンメレンゲに、ミントとパスティスのリキュールを効かせたムースが爽やかな酸味と奥行きある味わいを演出します。

暑い日が続く中、ひんやりとしたレモンのアイスは最後のお口直しにぴったりでした。

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コーヒーと小菓子

さらに最後にコーヒーと茶菓子も。猿田彦珈琲とコラボレーションしたオリジナルブレンド「竹芝ブレンド」をタレント(スタッフ)が目の前でハンドドリップして届けてくれます。環境への配慮から生まれた愛らしいお花のスイーツ「パート・ド・フリュイ」など、こちらも食べ応えがある品揃え。しっかりお腹も味覚も満たされた時間でした。


南フランスの食文化を隈元シェフの感性で再構築した「南仏の夏、地中海の余韻」は、一皿ごとに南フランスの夏が立ち現れるようなコースです。ボリューム感がありながらも重さがなく、暑さに疲れた体にもするりと入ってきました。

浜離宮恩賜庭園を望む16階の空間で、ビストロノミースタイルの気軽さとホテルクオリティの料理を同時に体験できるのは、「シェフズ・シアター」ならではの贅沢。

この夏、大切な人とのおいしい時間を「シェフズ・シアター」で過ごしてみてはいかがでしょうか。

※仕入れ状況によりメニュー内容が変更となる場合があります。

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この記事の執筆者
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