くりっとした目に優雅なボディラインが特徴の“ポルシェ”『カイエン』は、広く見晴らしのいい快適な室内空間を備えたSUV。そのアイコニックなスタイルとスポーツカーの爽快感が味わえる無二の個性で、世界中のファンに愛されています。
そんな『カイエン』が新しくなって登場。専用コースが用意されたメディア向けの走行体験会を通じて、ドライブの愉しみを後押しする魅力についてご紹介します。
電気自動車になった『カイエン』
『カイエン』がファッション感度の高い女性にも受け入れられている大きな理由に、アイコニックなスタイルがあります。スポーツカーの『911』と重なるプロポーションを受け継ぐことで、ひと目で“ポルシェ”とわかる個性。それは運転する愉しみを提供する証であるといえます。
新型『カイエン』のボディはよりグラマラスになり、迫力を感じさせます。そしてよく見ると、目に当たるヘッドライトの間はつるんとデザインされています。なぜかというと、この新型は『カイエン・エレクトリック』と名付けられた電気自動車なのです。
通常、ボンネットの下にはエンジンが搭載されています。クルマの鼻先にはエンジンを冷やすラジエターが付き、風通しを良くするためにスリットや穴状のグリルが設けられています。この、鼻というか口のようなグリルが、エンジンを搭載しない電気自動車には必ずしも必要というわけではなく、『カイエン・エレクトリック』にも付いていません。ちょっとした差異とはいえ、これまで以上にクールな印象ですね。
よそいきのハイテクスニーカー
『カイエン・エレクトリック』は室内空間、とくに前面パネルのデザインが大きく変わりました。スポーツカーらしい堂々とした雰囲気はそのままに、これまでにない大きなディスプレイが付き、オプションで助手席前面にもディスプレイが装備できます。
各部を細かく調整できるシートに身を預け、目の前のハンドルを握ったときのフィット感は抜群。これは“ポルシェ”のすべてのモデルに共通する感覚で、正確な運転操作をサポートします。
アクセルペダルをじんわりと踏み込んでいくと、大きな車体であることを微塵も感じさせない軽やかさを体感できます。エンジンが搭載されていないので、当然音は静か。そしてレベルはまったく違いますが、まるで電動アシスト付き自転車のように走り出しから滑らかに力強く加速していくのです。
今回メディア向けに用意された舞台は、公道ではない専用コース。インストラクターが運転する先行車からの無線アドバイスに従いながら走っているうちに、『カイエン・エレクトリック』の個性が少しずつ掴めるようになっていきます。まず、大小さまざまなカーブでは足腰がぶれず、ひやっとしません。横にはらまず前に進む。これが叶うから、運転中に不安を感じることがなく、とても楽しいのです。
もうひとつはブレーキの効きのよさ。性能を試すステージでアクセルペダルを深く踏み込み、指定された位置でブレーキペダルをぐいっと踏むと、車体が滑ることもなく最短距離でぴたっと止まってくれました。
実はブレーキの性能の高さも“ポルシェ”の伝統で、「速く走るためにはしっかり止まれる性能も重要」という思想の下、すべての“ポルシェ”は設計されています。ラグジュアリーなドライブ体験が楽しめる『カイエン ・エレクトリック』でも同様です。
どこにでもはいていけるファッション性があって、急ぎの用事で駆け足になっても不安定にならず、止まりたいときには簡単に滑ることなく美しい姿勢を保つ……。『カイエン・エレクトリック』は、まるで“よそいきのハイテクスニーカー”のような一台でした。
常に行動する意識を保ちながら、佇まいはエレガント。『カイエン・エレクトリック』がそばにいてくれるだけで、私たちがめざす生き方やスタイルが近づいてくるのではないでしょうか。
【Porsche Cayenne Electric】
ボディサイズ:『カイエン・エレクトリック』全長×全幅×全高:4,990×1,980×1,675mm・『カイエン・クーペ・エレクトリック』全長×全幅×全高:4,990×1,980×1,650mm
乗車定員:5名
一充電航続距離(WLTCモード):636km
車両本体価格:『カイエン・エレクトリック』¥13,350,000~・『カイエン・クーペ・エレクトリック』¥14,070,000~(税込み)
問い合わせ先
- TEXT :
- 櫻井 香さん ライフスタイルエディター
- PHOTO :
- ポルシェジャパン
- EDIT&WRITING :
- 櫻井香

















