「住持」ってどういう意味?知ってなるほど!です
明日、8月9日は『世界の先住民の国際デー』です。先住民のニーズに対する認識を高めるために1994年に国連が制定した国際デーで、彼らの人権保護や支援、パートナーシップなどの目標が掲げられています。本日は「先」「住」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「先鞭」ってなんと読む?
「先鞭」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「ほかに先んじて着手すること。先手」をいう言葉です。
<正解>
「弊社には、この分野の成長を見越して先鞭をつけた実績がございます」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 先鞭(せんべん) です。
例文に出てきた「先鞭をつける」は慣用句で「人よりも先に物事に取り組むこと」のたとえです。同じ「鞭(ベン)」という読み方を使用する熟語で大変ポピュラーなのが「鞭撻(べんたつ)」です。ビジネス文書などで、よく「ご指導ご鞭撻のほど」というフレーズを使いますよね。「鞭撻」は「むち打ってこらしめること」から転じ「努力を怠らないよう激しく励ますこと」という意味で使われています。いずれにしても「鞭(ベン)」という読み方、常用漢字ではありませんが、大人の教養としてインプットしておきたいですね。
さて2問目は「住」という字の入ったクイズです。
【問題2】「住持」ってどういう意味?
「住持(じゅうじ)」という日本語の意味として正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。
1:不動産のオーナー
2:不動産の管理人
3:寺の主の僧侶
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 3:寺の主の僧侶 です。
寺を統率する主僧を「住職(じゅうしょく)さん」「ご住職」などと呼びますね。あれは「住持職(じゅうじしょく)」の短縮語が定着したものです。「住持(じゅうじ)…世にとどまって、仏法の教えを保ち広める」ことを「職」とする人を「住持職」と呼び、これがそのまま、「それを行う人=寺の主僧」の呼称となった形です。
***
本日は、8月9日『世界の先住民の国際デー』にちなんで、「先」「住」という字の入った日本語から、
・先鞭(せんべん)
・住持(じゅうじ)
をピックアップし、読み方や言葉の意味・背景などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/国際連合広報センターホームページ/ユネスコスクールホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















