国内外の温泉を巡り、その神髄を知り尽くした温泉ジャーナリストの植竹深雪さんの“推し宿”は、いずれも感度の高い大人の女性を存分に満たす宿ばかり。なかでも「女性のひとり旅」におすすめの宿に絞って5軒をセレクトした企画を、一挙にチェックできるようまとめてご紹介します。

温泉ジャーナリスト
(うえたけ みゆき)全国各地の3900スポット以上を巡っている温泉愛好家。フリーアナウンサー、温泉ジャーナリストとして、テレビ番組をはじめ、さまざまなメディアで活躍中。著書に『おとな「ひとり温泉旅」のススメ』(三笠書房)、『からだがよろこぶ! ぬる湯温泉ナビ』(辰巳出版)がある。
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ゆったり贅沢に!上質なひとり旅を叶える温泉宿5選

■1:2種類の温泉と充実の館内施設でひとり時間を満喫する「天翠茶寮」

神奈川県・箱根強羅「天翠茶寮」の大浴場内湯
大浴場露天風呂。

神奈川県・箱根強羅にある「天翠茶寮(てんすいさりょう)」は、箱根観光の拠点・強羅駅から徒歩約3分という好立地にありながら、気ままなひとり旅にぴったりの湯宿。大浴場の露天風呂では白濁の大涌谷温泉、離れの露天風呂付きの客室では無色透明の木賀温泉と、2種類の温泉が楽しめるうえ、足湯バーや岩盤浴、エステなどのリラクゼーション施設も充実しています。

植竹さんによると、大浴場に併設された女性専用のパウダールームに「ReFa(リファ)」のドライヤーやヘアアイロン・コテが完備されているなど、女性目線の心配りが細部にまで行き届いているのが印象的とのこと。食事処も半個室の造りで、夕食も朝食もまわりを気にせず美食を味わうことができます。

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■2:人里離れた隠れ宿で極上の美肌の湯をじっくり堪能!「おもいでの宿 湯の島館」

静岡県・梅ヶ島温泉「おもいでの宿 湯の島館」の「風の湯」
五右衛門風呂2つと浅めの桶風呂が並ぶ『風の湯』。風林火山でそれぞれ湯上り処の趣向も異なる。

武田信玄の隠し湯として知られる梅ヶ島温泉にある「おもいでの宿 湯の島館」は、客室数4部屋に対し貸切風呂を4つ備えた大人のための隠れ宿。館内の温泉はすべて源泉かけ流しで、武田信玄にちなみ風林火山をテーマとする貸切風呂は、空いていれば何度でも自由に利用が可能。美肌の湯を独占する贅沢を味わえます。

夕食は、静岡の旬をふんだんに取り入れた創作会席。川魚の「あまご」や駿河牛、お茶を飲んで育った「TEA豚(ティートン)」など、時季ごとのおいしさが提供されます。特に、うまみの濃い駿河軍鶏のプランが人気で、この味を求めて足しげく通うリピーター客も少なくないそう。

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■3:湯畑まで徒歩99歩!貸切で酸性泉を気ままに満喫「お豆の小宿 花いんげん」

群馬県・草津温泉「お豆の小宿 花いんげん」の貸切風呂とウェルカムスイーツ
左は、4つある貸切風呂のうちの「豆風呂」「ハート風呂」。右は、ウェルカムスイーツ。

草津温泉のシンボル・湯畑から徒歩99歩という立地に位置する「お豆の小宿 花いんげん」は、 大正12年創業の老舗和菓子店がプロデュースした大人かわいい湯宿。全11室という落ち着いた空間で、女性のひとり客が片肘張らずにゆったりと過ごせるのが魅力です。ウェルカムスイーツには、本格的な和菓子プレートも。

館内には24時間利用可能な貸切風呂が4つ。「豆風呂」「ハート風呂」「まる風呂」「石風呂」と選ぶ楽しさもひとしおです。植竹さんは「貸切風呂は宿の目の前の湯畑源泉を引いていて、草津らしい酸性泉をしっかり満喫できるのが格別」と話します。老舗和菓子屋の矜持が宿るお豆づくしの朝ごはんも、楽しみのひとつ。

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■4:平泉観光と極上の客室温泉で心と体を満たす「世界遺産の隠れ宿 果実の森」

岩手県一関市「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の内風呂
内風呂の窓の外に広がる四季折々の自然美に癒されて。

植竹さんが「客室の温泉で周囲を気にせず好きなときに湯浴みができるのが大きな魅力」と語るのは、岩手県一関市にある「世界遺産の隠れ宿 果実の森」。世界遺産・平泉への観光拠点に適した立地にあり、全室に源泉かけ流しの檜の内風呂、さらに1階の客室にはオーダーメイドの露天風呂を備えています。

客室の温泉に癒されるだけでなく、連絡通路でつながった姉妹館「山桜 桃の湯」の温浴施設を利用することも可能。「山桜 桃の湯」の浴槽は男女あわせて17種類。大浴場や一関市内を一望する天空露天風呂、サウナや岩盤浴など多彩なスタイルが用意されています。

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■5:温泉とテラス付きの離れで至高のおこもりステイを実現「ICHIFUJI RYOKAN」

熊本県・人吉温泉「ICHIFUJI RYOKAN」の客室露天風呂
左は、客室の露天風呂。右は、客室の内湯。

熊本県・人吉温泉にある「ICHIFUJI RYOKAN(一富士旅館)」は、贅沢なおこもり旅に好適な一軒。全8棟の離れの客室に、源泉かけ流しの内湯と露天風呂を備え、滞在中ほとんど他のゲストと顔を合わせることがありません。追加のアメニティや朝食を客室に設置された小窓を介して受け取れるなど、スタッフとの非対面サービスも充実。

客室は、和モダン、広々内湯の和洋室、石風呂露天付き和洋室、プレミアム和洋室の4タイプ。最もコンパクトな客室でも、室内とテラスを合わせて75平米というゆとりのある造りに。ディナーはオーナーシェフが腕をふるうこだわりの創作懐石料理。中庭を眺める個室の食事処で、自分のペースでゆっくりと味わえます。

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以上、温泉ジャーナリスト・植竹深雪さんが「女性のひとり旅」のために厳選した名宿5軒をご紹介しました。それぞれの宿の詳しい情報やさらなる魅力は、「記事を読む」ボタンからチェックできます。秋の温泉旅の候補に、ぜひ参考にしてください。

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この記事の執筆者
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