大人の伊勢志摩をめぐる旅。志摩観光ホテルで心身を癒し、パールの聖地で真珠の輝きに魅了され、観光特急しまかぜで最高の贅沢を。伊勢神宮を参拝するときは、地産を堪能できる名店でゆっくりとくつろぎ、旅の思い出となるお土産選びを楽しんでみてください。

【目次】

【ホテル】G7伊勢志摩サミットの舞台にも選ばれた「志摩観光ホテル」の7つの魅力


■1:歴史ある「建物」の温もり

1:歴史ある「建物」の温もり
人に優しく、どこか温かみのあるデザインが、村野藤吾の建築物の特徴

昭和を代表する建築家・村野藤吾によって設計された従来のデザインを元に、耐震性などを考慮しながら機能的にリニューアルされたのが2016年のこと。生まれ変わった今でも、細部から、かつての面影を感じ取ることができます。

「洗練されすぎるよりも自然を肌で感じられるように」と、木の質感を活かした柱や、足に負担なく歩きやすいよう考慮された低い階段など、すべてに、ホテルに訪れた人が心地よいひとときを過ごせるよう、おもてなしの心が宿されています。

カフェ&ワインバー「リアン」の内観

G7伊勢志摩サミットのワーキング・ランチの会場となったカフェ&ワインバー「リアン」は、天井が高く気持ちのいい空間です。夜にはジャズライブなどが行われることもあり、店内に響き渡る優雅な音色を楽しむことができます。

■2:各国首脳をも魅了した至福の「料理」

2:各国首脳をも魅了した至福の「料理」
G7伊勢志摩サミットのワーキング・ディナーの様子(提供:外務省)

三重県の地産にこだわった食材をふんだんに使用した料理が楽しめるのが、志摩観光ホテルが長年愛されている理由のひとつです。G7伊勢志摩サミットのワーキング・ディナーの料理を担当したのが、志摩観光ホテルの総料理長を務める樋口宏江さん。

各国の首脳をお迎えするための料理には「会議をしながらでも食べやすいよう、小ぶりなサイズであること」「素材がひと目でわかること」「口の中でパサつき、飲み込みにくいものは控えること」など、細かいルールが定められているだけでなく、海の幸を生のまま食べる習慣がない方々へ地産の海鮮を提供するための許可取りにも苦戦したとか。

ワーキング・ディナーの食事をイメージしたフルコースディナー(コース内容:海の幸 トマトの魅力をさまざまな形で・伊勢海老クリームスープ カプチーノ仕立て・鮑のポワレ あおさ香る鮑のソース、伊勢海老ソテー ポルト酒ソース 米澤モチ麦のリゾット添え・伊勢茶の香りをまとわせた松阪牛フィレ肉 宮川育ちのワサビを添え・ミルクチョコレートと柑橘のマリアージュ・コーヒー、紅茶またはエスプレッソ)

試作に試作を重ね、ようやく完成したレシピは、アンゲラ・メルケル首相から直接お言葉をいただくなど、各国首脳の舌をも唸らせたといいます。

志摩観光ホテルのレストラン「ラ・メール ザ クラシック」では、サミットでも提供された料理をイメージした「伊勢海老クリームスープ カプチーノ仕立て」や「鮑のポワレあおさ香る鮑のソース、伊勢海老ソテー ポルト酒ソース」が味わえるディナーコース(要予約)も用意されています。

■3:伊勢志摩の大自然を望む贅沢な「客室」

3:伊勢志摩の大自然を望む贅沢な「客室」
「ザ クラシック」アンバサダースイートのベッドルーム

歴史を感じることのできる「ザ クラシック」と、全室がスイートルームからなる「ザ ベイスイート」の2棟から選べる客室は、ラグジュアリーの極み。

「ザ クラシック」アンバサダースイートのリビングルーム
「ザ クラシック」アンバサダースイートのバスルーム
「ザ ベイスイート」ロイヤルスイートのリビングルーム
「ザ ベイスイート」ロイヤルスイートのベッドルーム

客室とバルコニーを合わせて210㎡ある広々とした「ザ ベイスイート」のロイヤルスイートルームは、モダンで機能性にたけたデザインに。窓の外に広がる伊勢志摩の大自然の眺望も贅沢です。

「ザ ベイスイート」館内全体には、なんと5万粒のパールが飾られているというので、館内を移動しながら探してみては。

■4:自分の時間を満喫できる「リーディング&リスニングルーム」

4:自分の時間を満喫できる「リーディング&リスニングルーム」
「ザ クラシック」ゲストラウンジ内、リーディングルーム

雨の日でも楽しめるのが、宿泊者のためにセレクトされた本や音楽を楽しめる、ザ クラシックのゲストラウンジ内にあるリーディング&リスニング スペースです。地元にまつわる書籍をゆっくり読んだり、厳選された音楽を聴きながら、自分だけのために時間を使う、優雅な休暇を満喫して。

「ザ クラシック」ゲストラウンジ内、リスニングルーム

■5:3つのおもてなしを体験できる「スパトリートメント」

5:3つのおもてなしを体験できる「スパトリートメント」
「オー・スパ・バイ クラランス」の内観

志摩観光ホテル「ザ ベイスイート」建物内にあるクラランスのスパサロン「オー・スパ・バイ クラランス」では、ちょっと変わった3つのおもてなしから施術が始まります。

■ひとつ目のおもてなし:まずは、環境省選定の名水百選にも選出されている湧き水「天の岩戸」から汲んだ神聖な水で手元を清めます
■ふたつ目のおもてなし:次に、三重県の清流・宮川の水に紀州の梅酢をブレンドしたものに、真珠のパウダーを加えていただきます。真珠のパウダーにはカルシウムが多く含まれており、美容に良いとされています
■3つ目のおもてなし:最後に、石言葉に成功や長寿の意味をもつメノウ石を使用して、切り火をします。邪悪なものは火を嫌うため、施術の前に身を清め、心の中の邪気や邪念を取り払うために行ってくれます

キャリア女性に人気の高い施術は、現代人特有の疲れやストレスを解消してくれるオー・バランシング ボディ(¥20,000/60分〜)」だといいますが、ここでしか受けられないヴィシーシャワーの水圧で全身をくまなく刺激してくれるエナジングメニュー「CLARINS ヴィシーシャワー(¥13,000/30分)」もお勧めです。

■6:地元の自然や伝統工芸を体感できる「アクティビティー」

6:地元の自然や伝統工芸を体感できる「アクティビティー」
リラクゼーションヨガ

宿泊者のみ参加できる、星空観察会やリラクゼーションヨガ、尾鷲ヒノキでネックレスやキーホルダーをつくる体験など、志摩の自然を体感できるアクティビティーも満載。都会では味わうことのできない壮大な自然と触れ合える豊かなプログラムでリフレッシュして。

星空観察会

■7:非日常を楽しめる「ラウンジクルーズ志摩」

7:非日常を楽しめる「ラウンジクルーズ志摩」
島風を感じることのできる遊覧が楽しめる

今年3月よりスタートした、チャータークルーズで英虞湾を遊覧する「ラウンジクルーズ志摩」では、まるで動くホテルラウンジのようなサービスが話題に。穏やかな英虞湾を遊覧するプライベートクルーズは、個人からグループ旅まで、それぞれの思い出づくりに最適なプラン(デイクルーズ・サンセットクルーズ・船上パーティープランなど)が豊富。波音を間近に聴きながら、優雅なひとときを過ごしてみては。

■宿泊料金(1泊2日、夕朝食付、2名1室利用時の1名あたり)
・ザ クラシック¥32,600〜
・ザ ベイスイート¥53,400〜

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大人のひとり旅に!五感を刺激する「志摩観光ホテル」で過ごす贅沢な休息

【観光】伊勢志摩の旅行プランに入れたいおすすめ観光地「ミキモト真珠島」


■1:ミキモトの真珠が「本当に美しい」理由を知る【博物館】

1:ミキモトの真珠が「本当に美しい」理由を知る【博物館】
真珠の核のつくり方説明

明治26年(1893年)に世界で初めて真珠の養殖を成功させたのが、ハイジュエリーメゾン・MIKIMOTO(ミキモト)の創業者である御木本幸吉さんでした。この革新的な技術が発明されたことにより、天然真珠とは異なり、等級から色までをコントロールできるように。

今では島内に博物館が設けられ、真珠の種類説明から歴史、自社の養殖場をもつミキモトならではのオリジナルの製法が丁寧に記されています。ここでは、すべて手作業で行われる殻入れ作業の解説や真珠の選別、ネックレスへと仕立てる加工法まで、その一連の作業を学ぶことができます。

真珠の元となる「核」入れ作業の解説
真珠の取り出し方が記されたパネル展示
真珠の色と輝きの秘密を図で紹介
良品と不良品の見分け方

■2:いちばんの見所は「海女さん」の貝採り実演!?【海女スタンド】

2:いちばんの見所は「海女さん」の貝採り実演!?【海女スタンド】
軽やかな動きで貝を採集する海女さんたち

ここで見逃せないのは、海女さんが実際に貝を採集する様子を実演するパフォーマンスです。昔ながらの白い磯着を身にまとった海女さんたちが、軽快な動きで次々と貝を採っていきます。

養殖真珠の技術が開発されるまでは、日本では真珠を万能薬として使っていたため、海女さんたちはアワビやサザエなどの漁の合間に、アコヤ貝を拾って天然真珠を集めていたといいます。

今ではその需要も減っているといいますが、今、私たちが美しいパールを身に着けることができるのも、彼女たちの活躍があってこそ! ミキモトの養殖真珠を支えてきた彼女たちの活躍ぶりは一見の価値アリ!です。実演スケジュールを確認してから館内を回ると、旅をスムーズに楽しめそうです。

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■3:ランチには現役海女さんが運営する海女小屋「相差かまど」へ

3:ランチには現役海女さんが運営する海女小屋「相差かまど」へ
現役の海女さんと触れ合えるお食事処「海女小屋相差かまど」

ランチに立ち寄りたいのは、現役海女さんが切り盛りする海女小屋「相差かまど」。「大漁のときには40〜50個も貝を採る」というベテランの海女さんたちが、素潜り漁での危険な体験などリアルトークを繰り広げながら、サザエやアサリなど、新鮮な魚介を目の前で焼いてくれます。

都会ではお目にかかれないほど巨大な魚貝に圧倒されるだけでなく、ポジティブシンキングでハッピーオーラ全開の海女さんたちと触れ合うことで、自然とエネルギーチャージもできてしまうので不思議です。癒され旅のルートにはぜひ、積極的に組み込まれることをお勧めします!

活さざえ、大アサリ、ひおうぎ貝、牡蠣、(時期によってイカの一夜干しに変更)、あじの干物、あらめの煮物、うにご飯、お餅入みそ汁がセットになった満腹メニュー ¥3,500(一人前)
あらめの煮物
お餅入みそ汁とうにご飯

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パールの聖地「ミキモト真珠島」で養殖真珠の歴史に触れる!海女さんが焼く新鮮魚介にも感動

【移動】伊勢志摩旅行には、近鉄の観光特急「しまかぜ」をセレクト


贅沢空間の魅力その1:全席プレミアムシートという比類なき贅沢さ

贅沢空間の魅力その1:全席プレミアムシートという比類なき贅沢さ
本皮製という最上級のプレミアムシート

前後に125㎝幅が確保された3列配置の座席は、一般的なグリーン車をも凌ぐゆったりとした設計が話題に。6両編成のうち3・4号車(グループ席車両・カフェ車両)を除いたすべてのシートが本皮製、かつエアクッションが内蔵されたデラックス仕様という、夢のような座り心地が最上級の移動時間を楽しめる秘密。

ボタンひとつで思いのまま

自分らしい旅時間を楽しめるよう完備された読書灯のON/OFFやリクライニング、電動レッグレストの操作は、手元のボタンで。

贅沢空間の魅力その2:グループ旅に利用すべきリュクスな「個室」

贅沢空間の魅力その2:グループ旅に利用すべきリュクスな「個室」
靴を脱いでくつろげる、掘りごたつ風の和風個室
リビングのようなゆったり空間が人気の洋風個室

例えば、グループで旅行へ出かけるときには、完全プライベートな時間を楽しめる個室の利用もおすすめです。観光特急「しまかぜ」には、3〜4名で使用できる和風と洋風の個室が設置されているので、車窓を楽しみながらランチタイムを過ごすのもよさそうですね。(カフェメニューのオーダーも可、個室使用料は別途 1室¥1,030)

贅沢空間の魅力その3:絶景を眺めながら楽しむ「カフェ」時間

贅沢空間の魅力その3:絶景を眺めながら楽しむ「カフェ」時間
名品メニューを堪能できるカフェ車両も完備

2階建てのカウンター形式のカフェ空間では、「松阪牛カレー( ¥1,340)」や「あおさとカキのにゅう麺 (¥900)」、「伊勢海老風味 みそ汁(¥260)」など、沿線にちなんだ名品メニューが堪能できます。

人気No.1のスイーツセット(内容:ケーキ・ドリンク・焼き菓子)※ケーキの種類は列車によって異なります)

食後には、カフェ席のみで楽しめる「スイーツセット(¥1,000)」もおすすめ。「赤福銘々箱(¥240/2個入り)」や「お菓子職人おとべ 米粉ミニリアスクーヘン(¥520/2個入り)」など、早くも伊勢志摩への旅気分を盛り上げてくれるラインナップは見逃せません。

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すべてがプレミアム!贅沢ひとり旅は、近鉄の観光特急「しまかぜ」に乗って伊勢志摩へ

【お土産】伊勢神宮の参拝とともに訪れたい地元の名店


■1:本場の伊勢うどんを食す【うどんや ふくすけ】

1:本場の伊勢うどんを食す【うどんや ふくすけ】
「うどんや ふくすけ」の外観

お昼どきや小腹が空いたときに立ち寄りたいのが、三重県名物である伊勢うどんの老舗「うどんや ふくすけ」です。やわらかい極太麺に濃褐色のタレをかけたシンプルなうどんは、この地域では江戸時代から伝わる秘伝的なスタイルとか。

「伊勢うどん ¥500(税込)」

同店では、昆布や鰹節の天然出汁でつくる自家製ダレを使用しており、意外とあっさりとした味わいが子供から大人まで人気。一度食べると病みつきになるといわれているほどの名産なので、初めての方はまず、スタンダードな「伊勢うどん ¥500(税込)」を試してみて!

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■2:伊勢名物「赤福」の本店へ【赤福本店】

2:伊勢名物「赤福」の本店へ【赤福本店】
「赤福本店」の外観

おかげ横丁で必ず立ち寄りたいのが、お伊勢さんのお膝元で長年参拝客を迎え入れてきた名店、「赤福」の本店です。140年あまり続く風情ある建物は、いつの時代も変わらず、お客さんが談笑する声で賑わっています。

盆 ¥210(税込)

家族や知人への土産には「折箱 ¥760〜(税込)」が重宝しますが、せっかく本店に訪れたのですから、まずは有機栽培された三重県産の「伊勢茶」と赤福をセットでいただく「盆 ¥210(税込)」を堪能してください! しっとりとした餅と甘さ控えめな餡の伝統的な風味が、どことなくなつかしい気持ちにさせてくれます。地産の名物を地元の空気を吸いながらいただく、その幸福感をぜひ味わってください。

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■3:土産には老舗店の本格あわびを吟味【伊勢せきや 本店】

3:土産には老舗店の本格あわびを吟味【伊勢せきや 本店】
「伊勢せきや 本店」の外観

2000年以上もの間、伊勢神宮の神前にお供えされているのが「あわび」です。「のしあわび」の言葉どおり、喜び事や祝い事の贈り物に添える寿の品として長年親しまれてきた縁起物にはファンが多く、なかでも伊勢神宮、外宮前の表参道にある「伊勢せきや」は、伊勢神宮参拝の定番ルートに組み込まれるほど人気の高い店舗です。

「参宮あわび 脹煮 85g 各¥4,410(税込)」

自宅で本場の味を楽しみたいという人が買い求めるのは、素材の味を生かしたやさしい味付けの「参宮あわび 脹煮 85g 各¥4,410(税込)」。ふっくらとやわらかい食感、そして磯の風味を感じることのできる同店ならではの伝統の味は、絶対に手に入れたい逸品です。

「まがたまサブレ 中缶 ¥2,160(税込)」

知人や職場の同僚へのお土産に重宝するのが、インスタ映えも狙える「まがたまサブレ ¥2,160(税込)」です。三種の神器のひとつであり月の象徴ともされる「まがたま」を象ったサブレが、良縁を運んできてくれそう。

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■4:占いを提供するちょっと変わった刃物屋?【伊勢 菊一】

4:占いを提供するちょっと変わった刃物屋?【伊勢 菊一】
「伊勢 菊一」の内観

伊勢市駅から外宮までをまっすぐつなぐ外宮参道にある刃物店「伊勢 菊一」は、伊勢の文化が集まる寄合処として2011年にリニューアル。以降、職人の手仕事を肌で感じることのできる生活道具だけでなく、参拝客により伊勢神宮や風土を深く知ってもらうための活動の拠点となるよう、伊勢志摩にまつわる書籍や外宮の憩いの場として親しまれている「勾玉池」にちなんだ勾玉モチーフの土産品など、幅広く取りそろえるように。なかでも話題なのが、日本神話からアドバイスをもらう、ここでしか体験できない占い「神話占合(しんわうらなひ)」だといいます。

「神話占合 ひと占い¥100(税込)」

占い方法はいたってシンプル。店内中央に位置する切り株にささった矢のなかから1本、直感で引き抜きます。そこに書かれたひらがなの文字のカードには、そのときに必要とされるアドバイスが書かれています。古事記の神代の話を基に、現代人にわかりやすいよう解釈された43枚のメッセージには、それぞれの場面が物語る意味や教訓などがわかりやすく記されています。自分の状況と照らし合わせて考えてみることで、いまを生きる私たちに必要なヒントが浮かび上がってきます。何かに迷っていたり、後押しが欲しい人は、解決策の糸口が見つかるかも!? ぜひ試してみてください。

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赤福だけじゃない!伊勢神宮参拝とともに訪れたい伊勢の名店4

※掲載した商品はすべて税込です。

MODEL :
橋本絵里子
EDIT&WRITING :
石原あや乃