画面を見続ける現代人の目には、意識的な休息が必要
目から入った光は網膜で受け取られ、視神経を通って脳へと伝えられます。スマートフォンやパソコンなどの画面を見続けている間は、絶えず多くの視覚情報を受け取っている状態。さらに近くを見続けることで、ピント調節に関わる筋肉にも負担がかかります。画面に集中するとまばたきの回数も減るため、涙が蒸発しやすくなり、目の乾燥につながることも。
そこで取り入れたいのが、手のひらで両目を覆い、意識的に暗闇をつくる「パーミング」という目の休息法です。まぶたを閉じるだけでなく、手のひらで光をしっかり遮ることで視覚刺激を減らし、酷使し続けた目と脳をリセットします。
目を覆った直後は、チカチカとした光や模様、残像のようなものを感じることがあります。そのままじっと暗闇を見ていると、次第に落ち着いていくのを感じられるでしょう。この「暗闇をしっかり見る」ことが、パーミングのポイントです。
また、目を閉じている間は涙の蒸発が抑えられるため、乾燥によるゴロゴロ感の軽減にも。さらに、眉間やまぶた、こめかみなどに無意識に入っていた力にも気づきやすくなり、目元の緊張をゆるめるきっかけになります。
パーミングの前後で、周囲の見え方を確認するのもポイント。目を休めたあと、どのような変化を感じるかチェックしてみましょう。わずか1〜5分でできるので、スマホやパソコンを長時間使った日の習慣として取り入れてみてください。
■Step1:今の「見える範囲」をチェックする
顔を正面に向けたまま、両腕を横に広げます。一度両腕をせばめてから少しずつ外側へ広げ、正面を見たまま指先がどの位置まで見えるかを確認しましょう。この位置を覚えておきます。
■Step2:両手で目を覆い、暗闇を5分間見つめる
両手のひらをこすり合わせて軽く温めます。目を閉じ、手のひらをふんわりとお椀のような形にして両目を覆いましょう。眼球を押さえず、光が入らないようにするのがポイント。肩や眉間の力を抜き、ゆっくり呼吸しながら1〜5分間過ごします。目の前に光や模様が浮かんでも追いかけず、徐々に落ち着いていく様子を感じながら暗闇に意識を向けてください。その後にもう一度「見える範囲」をチェックしてみましょう。
【まとめ|スマホで酷使した目をリセット!目と脳を休ませるパーミングメソッド 4か条】
1)スマホやパソコンを見続けると、ピント調節の筋肉が休みなく働き、目が乾いて疲れやすくなる。
2)手のひらで光を遮る「パーミング」という休息法で、目から入る視覚情報を遮断するのが有効。
3)わずか1〜5分、暗闇に身を置くことで、酷使し続けた目だけでなく脳までリセットできる。
4)眼球を押さえつけないように注意。手は軽く丸めた状態にして目を覆うこと。
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以上、「スマホで酷使した目をリセット!目と脳を同時に休ませるパーミングメソッド」を教えていただきました。
アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は10月17日の更新です。お楽しみに!


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- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子

















