アゴ下のもたつきは、脂肪だけが原因ではない

アゴ下がもたついて見えるのは、皮下脂肪や皮膚の弾力の低下だけでなく、筋肉や骨格、そして姿勢など複数の要素が関わっています。なかでも見落とされがちなのが、水分の滞りです。

 

東洋医学では、体内の水分代謝に関わる「脾(ひ)」の働きが弱まると、水分が滞ってむくみが起こりやすくなると考えます。アゴ下が重たく感じるとき、この滞りによる一時的なむくみが原因のひとつであることも少なくないのだそう。

そこで、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが、アゴ下と鎖骨にあるふたつのツボを使ったメソッド。アゴの真下のくぼみにある廉泉(れんせん)は、アゴ下に集まる気血の流れを促すツボとされています。もうひとつ、左右の鎖骨の間のくぼみにある天突(てんとつ)は、首の付け根や鎖骨まわりの緊張をゆるめるのに用いられてきました。

このふたつを刺激することで、アゴ下から首の前面の筋肉が動き、鎖骨まわりの緊張もほどけていきます。うつむき姿勢で縮こまっていた首元が伸び、フェイスラインを意識するきっかけにもなるのだそう。

続けることで、むくみによる一時的なもたつきが軽くなり、アゴ下からフェイスラインがすっきりと見えやすくなることが期待できます。ぜひ、気づいたときに取り入れてみてくださいね。

■Step1:ふたつのツボの位置を確認する

アゴの真下、中央にあるくぼみが廉泉(れんせん)。左右の鎖骨の間にあるくぼみが天突(てんとつ)です。まずは指で触れて、位置を確かめておきましょう。

 

■Step2:手をグーにして、アゴ下に当てる

手をグーにして、アゴの真下のくぼみ(廉泉)に当てます。首や肩の力は抜いておきましょう。

 

■Step3:拳を上へぐっと押し上げる

当てた拳を、アゴ下に向かって上へぐっと押し上げます。アゴは動かさず、拳で押し上げるのがポイント。これを10回繰り返しましょう。強く押し込まず、心地よい強さで行います。

 

■Step4:鎖骨の間のくぼみを、指2本で円を描くようにマッサージする

鎖骨の間のくぼみ(天突)に、人差し指と中指の2本を当てます。時計回りに円を描くように、10回マッサージしましょう。のどの前面にあたる部分なので、強く押し込まないように注意してください。

鎖骨の間のくぼみを、指2本で円を描くようにマッサージする
 

【まとめ|アゴ下のもたつき、むくみが原因!?ツボ押しリセットメソッド4か条】
1)アゴ下のもたつきは脂肪だけでなく、水分の滞りや姿勢の崩れも関わっている。
2)東洋医学では、水分代謝に関わる「脾」の働きが弱まるとむくみが起こりやすいといわれる。
3)アゴ下の廉泉と鎖骨の間の天突を刺激し、首の前面と鎖骨まわりをゆるめる。
4)むくみによるもたつきが軽くなり、フェイスラインがすっきり見えやすくなる。

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以上、「アゴ下のもたつき、むくみが原因!?ツボ押しリセットメソッド」を教えていただきました。
アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は10月10日の更新です。お楽しみに!

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村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:北 真実さん
メーカー勤務
「正面から見ていたときは気づかなかったのですが、拳を当ててみるとアゴ下がむくんでいると感じる日もあります。押し上げると首のコリまでほぐれる感覚に。鎖骨のくぼみのほうは、触れているだけで首や肩がリラックスするような気がします。首元に意識が向くようになってから、自然と姿勢も気をつけるようになりました」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子