各ブランドから新たに発表された注目のクリエイションを厳選【息を呑む、心を奪う…「最新ハイジュエリー」名鑑】

心を奪う色彩、想像を超える造形、そして鮮やかな輝き。選び抜かれた宝石と卓越した職人技が融合して生まれた、世界のトップジュエラーによるハイジュエリーコレクション。

それは、まさに華麗な進化を続ける「身に纏う芸術」── その最新作を一堂に集めてご紹介します。

「TIFFANY & CO.(ティファニー)」躍動する生命と自然の神秘を映す最新『ブルー ブック』コレクション

花が開き、鳥が舞い、やがて果実が色づく…。自然の神秘を3つの季節でたどる「ティファニー」最高峰のハイジュエリーコレクション『ブルー ブック 2026:ヒドゥン ガーデン』が、秋の恵みを讃える『オータム コレクション』でついに最終章を迎えます。

溢れる色彩と光、類いまれな宝石、卓越した技巧。それらが響き合い、想像上の「秘密の庭」は豊かな実りの輝きと共に、その扉を開きます。

光に育まれた「秘密の庭」で豊かな実りが宝石の輝きへと姿を変えて

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『ヴァイン ピアス』[PT×YG×DIA計12.04ct]/参考商品(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)

蔓の生命力を映し出すダイヤモンドの流麗な軌跡

手彫りを施したゴールドの蔓に、多彩なカットのダイヤモンドを重ね、構築的なラインと有機的な動きを融合したデザイン。光が蔓を伝うように巡り、先端で輝くペアシェイプのダイヤモンドへと流れ落ちる。

シンメトリーに見えて、ディテールが異なる意匠は、ジャン・シュランバージェの作品特有のもの。その不規則性こそが、躍動感と生命力を生む秘密であり、ひとつとして同じものが存在しない自然への深い敬意を感じさせる。

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『ヴァイン ダイヤモンド ネックレス』[PT×YG×DIA計28.16ct(センター4.03ct)]/参考商品(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)

光が育む生命の美しさを、春、夏、秋の3章で描く、「ティファニー」の『ブルー ブック 2026:ヒドゥン ガーデン』。シニア ヴァイスプレジデント兼チーフ アーティスティック オフィサーのナタリー・ヴェルデイユが見つめたのは、稀代のジュエリーデザイナー、ジャン・シュランバージェが愛した自然の世界でした。

花も鳥も果実も、躍動する生命をそのまま写し取るのではなく、驚きに満ちた色彩と彫刻的なフォルムへと昇華させていく──。そんなシュランバージェの美学が、類いまれな宝石と卓越したクラフトマンシップによって、鮮やかに甦ります。

創造の旅の最終章を飾る『オータム コレクション』が讃えるのは、光を浴びて成熟した自然の美。編み上げた枝、しなやかに伸びる蔦、連なる果実、幾重にも重なる花びら…。想像上の「秘密の庭」に息づく動植物が、鮮烈なジェムストーンとゴールド、プラチナによって、絵画のような色彩と光を湛えた立体の姿に。

そこに宿るのは、シュランバージェの、自然への飽くなき好奇心と、写実を軽やかに超えるウィット。その精神はナタリーの感性と響き合い、色彩もフォルムも、より自由で大胆に。春に芽吹き、夏に咲き誇った「秘密の庭」は、秋を迎え、色も光もいっそう深みを増した美しさへ。自然がもたらす驚きと創造の歓びが、今、眩い輝きとなって解き放たれます。

〈 Savoir-Faire in Focus 〉

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Virginia Museum of Fine Arts, Richmond, Collection of Mrs. Paul Mellon, 2015.116.

ヴァージニア美術館所蔵のジャン・シュランバージェ作『プラチナ ペタルズ』クリップ(1952年)は、バニー・メロン旧蔵の名品。ダイヤモンドの花びらとゴールドの茎が、立体的造形を生み出す。植物を「躍動の美」へ昇華させる眼差しは、今回の新作にも継承されている。

※文中の表記は、PT=プラチナ、YG=イエローゴールド、DIA=ダイヤモンドを表します。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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問い合わせ先

ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク

TEL:0120-488-712

構成・文 :
福田詞子(英国宝石学協会 FGA)
画像編集 :
宮下秀実