【目次】

【パンツ】コーデ


クロップドグレーデニムで色をシックになじませつつこなれ感をアップ

カオスのジャケット・タンクトップ(カオス表参道)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ネックレス・バングル(エレメントルール〈パティエラ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、サンダル(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
カオスのジャケット・タンクトップ(カオス表参道)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、サングラス(グローブスペックス エージェント〈ロバート・マーク NYC〉)、ネックレス・バングル(エレメントルール〈パティエラ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、サンダル(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

テーラードジャケットにグレーのクロップドデニムを合わせて、辛口エレガントな着こなしに。ジャケットのラペルで端正な表情が出るので、中に着たリブニットは少し胸元の開いたタイプで色っぽさをプラス。足元もバーサンダルで女らしくまとめて。

ベージュみやブラウニッシュな色調でまとめたオールカーキの装い

ジャケット(HAUNT代官山/ゲストリスト〈HAUNT〉)、ブラウス(Philo〈MOUJIC〉)、パンツ(ブラミンク)、バッグ(Theory luxe〈Gianni Chiarini〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年
ジャケット(HAUNT代官山/ゲストリスト〈HAUNT〉)、ブラウス(Philo〈MOUJIC〉)、パンツ(ブラミンク)、バッグ(Theory luxe〈Gianni Chiarini〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

わずかに光沢を浮かべたカジュアルな雰囲気のテーラードジャケットとセミワイドパンツを、茶系のニュアンスを含んだカーキで統一感をもたせた着こなし。グラデーションの色合わせの妙が、趣味のよさを漂わせる。やわらかなアイボリー色のブラウスで抜け感をつくるのもポイントに。

成熟したエレガンスはキャメル×黒の辛口配色で

ジャケット(アマン〈カバナ〉)、ブラウス(wb)、パンツ(チェルキ〈トモウミ オノ〉)サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、バッグ(ロベルタ ディ カメリーノ)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(アマン〈カバナ〉)、ブラウス(wb)、パンツ(チェルキ〈トモウミ オノ〉)サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、バッグ(ロベルタ ディ カメリーノ)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

主役のジャケットは、ウール地にボンディング加工を施し、ハリを与えたスポーティなテーラード。ヒップを覆うたっぷりとしたロング丈が特徴です。着こなす際には、可憐なボウタイ付きのブラウスをインにして、襟元を優しく和らげる工夫を。ワイドボトムで黒をつなげれば、こっくりとしたキャメル色との大人配色が完成します。ワイドパンツは、フェミニンな落ち感のあるものを選べば、立ち姿もエレガントに見せられます。

黒ジャケット×白ブラウス×黒ストレートパンツ×黒フラットシューズ

ジャケット・ブラウス・パンツ(カオス表参道〈カオス〉)、バッグ(カオス表参道〈ZANCHETTI〉)、ピアス・ネックレス・リング(TASAKI)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2020年
ジャケット・ブラウス・パンツ(カオス表参道〈カオス〉)、バッグ(カオス表参道〈ZANCHETTI〉)、ピアス・ネックレス・リング(TASAKI)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2020年

エクリュカラーのベルテッドジャケットのセットアップは、信頼をおく尾州(現・愛知県西部)の機はたや屋の協力のもと、ナチュラルなリネンに擬麻加工レーヨンを交織してしなやかさを出したオリジナルのハイブリッド生地を使用。ゆとりのあるシルエットのジャケットは、ウエスト高め位置でほんの少し絞りを入れたことでスタイルがよく見えます。

英国調のチェックを色使いで優しく見せて

ジャケット(ブラミンク)、ブラウス(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、パンツ(Theory luxe)、ベルト(wb)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、時計(ポアレ ブティック ホテルニューオータニ店)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(ブラミンク)、ブラウス(三喜商事〈アルビーノ テオドロ〉)、パンツ(Theory luxe)、ベルト(wb)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、時計(ポアレ ブティック ホテルニューオータニ店)、バッグ(JIMMYCHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

主役のテーラードジャケットは、ブラウン系を基調にした英国調チェック。ビッグなボックスシルエットが2019年秋冬の気分です。女性らしく優しく見せるために、チェックのなかの1色=サックスブルーのブラウス×上品ベージュのパンツで、全体を明るいトーンに仕上げれば、こなれた印象の着こなしに。ウエストINのきちんと感を強調する太ベルトで、スタイルアップを計るのがポイント。

デニムで着くずしてヘルシーな色気をまとったハンサムウーマン

ジャケット・シャツ・デニム・ピアス・ブレスレット・バッグ(セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ジャケット・シャツ・デニム・ピアス・ブレスレット・バッグ(セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious4月号』小学館、2020年

ジャケットをデニムで着くずして、ヘルシーな色気をまとったハンサムウーマン。チョークストライプのウール生地で仕立てたネイビーのテーラードジャケットは、小さめの肩とピークドラペルで顔周りをコンパクトに見せつつ、ボクシーなシルエットでゆとりをつくったバランス感が新鮮に映ります。マスキュリンなこのダブルジャケットに、ラフなウォッシュドデニムを合わせて、抜け感をのぞかせた着こなしが、今の気分にぴったり。

辛口なオンスタイルにベルトのメタルが華やか!

ジャケット・シャツ襟とそでが着脱可能なニット・パンツ・ベルト・バッグ・靴(ラルフローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious1月号』小学館、2020年
ジャケット・シャツ襟とそでが着脱可能なニット・パンツ・ベルト・バッグ・靴(ラルフローレン〈ラルフ ローレン コレクション〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ) 撮影/黒沼 諭(aosora) BY:『Precious1月号』小学館、2020年

ハンサムなかっこよさを演出できる、モノトーンのテーラード×細身のパンツというオンスタイル。でもシンプルすぎるベルトでは退屈に見えてしまうことも。留め具部分がメタリックな輝きを放つベルトで、リッチな華やぎをプラスしたい。白襟、白カフスのあしらいにも、端正な美しさが感じられて。

定番のかっこよさが今季は最旬に!差をつけるのは洗練された小物使い

ジャケット・カットソー(マディソンブルー)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、ピアス・ブレスレット(ドゥロワー 青山店〈オール ブルース〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ビームス ハウス丸の内〈フラテッリ ジャコメッティ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年
ジャケット・カットソー(マディソンブルー)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード〉)、ピアス・ブレスレット(ドゥロワー 青山店〈オール ブルース〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ビームス ハウス丸の内〈フラテッリ ジャコメッティ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2020年

ネイビージャケット×ネイビーカットソー×ブルーデニムという定番スタイルに、差をつけるのは洗練された小物使い。自然な光沢を浮かべたリネンツイルのテーラードジャケットのこなれ感に、今っぽさを加える適度な色落ちデニムを選び、シルバーの小物使いでエッジを効かせると、都会的なムードに仕上がります。

グレーチェック柄ジャケット×ネイビーニット×白クロップドパンツ×ローファー

ジャケット(トム ブラウン 青山)、ニット(サザビーリーグ〈エキップモン〉)、パンツ(三喜商事〈アルト〉)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、時計(パテックフィリップ ジャパン)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年
ジャケット(トム ブラウン 青山)、ニット(サザビーリーグ〈エキップモン〉)、パンツ(三喜商事〈アルト〉)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、時計(パテックフィリップ ジャパン)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

やや長めの着丈のオーバーシルエットに、足首まできゅっと強調するスティックパンツの組み合わせは、今シーズンの最強コンビ! フォルムが上品なぶん、素材やきれい色を取り入れれば、おしゃれの幅もぐんと広がります。アウターはツイード地が華やかなテーラード。そでぐり、ラペル幅が細身のため、着てみると想像以上にスマート。カジュアルを目指すなら、小物をメンズライクにまとめるのがこなれるコツ。

ネイビーとのハンサム配色で知的スタイルを新鮮に!

コート (ADORE)、ジャケット(エリオポール代官山〈ラスパイユ〉)、ニット(トラデュイール)、パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ピアス(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、グローブ(アルタクラッセカプリガンティ 六本木ヒルズ店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート (ADORE)、ジャケット(エリオポール代官山〈ラスパイユ〉)、ニット(トラデュイール)、パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ピアス(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、グローブ(アルタクラッセカプリガンティ 六本木ヒルズ店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

仕事シーンのきちんとスタイルを更新するなら、メンズでおなじみの洗練配色に注目。チョコブラウンのチェスターコートとダークネイビーのテーラードジャケット、辛口端正なアイテムを穏やかに調和させているのがふたつの色を含むチェック柄パンツ。正統派スタイルを意識した流行の取り入れ方が、知的なおしゃれ意識を感じさせて。

スニーカーやTシャツで清潔感のある「白」を投入し、黒ジャケットにメリハリを

靴『エース』・ジャケット・カットソー・パンツ・ネックレス・バッグ(グッチジャパン) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious6月号』小学館、2020年
靴『エース』・ジャケット・カットソー・パンツ・ネックレス・バッグ(グッチジャパン) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious6月号』小学館、2020年

フォーマルなシーンでも通用するテーラードジャケットに、「白スニーカー」やTシャツを合わせて着くずすことで、余裕のあるおしゃれが完成。ホワイトレザーのサイドに、パンチングでシグネチャーの「インターロッキングG」を表現したスニーカーは、かかと部分のタブに施したライトグレーのレザーディテールがさりげないポイントに。

リッチなベージュゴールドで清潔感のある白に大人の余裕を漂わせて

ジャケット・トップス・パンツ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年
ジャケット・トップス・パンツ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

爽やかな季節を感じる一枚仕立ての白ジャケットは、ごくシンプルなテーラードデザイン。そこに肌に近いヌーディなベージュゴールドのパンツを合わせただけで、大人の余裕が漂うリッチなカジュアルに。パンツよりワントーン深みのあるベージュのバッグと靴を加えれば、コーディネートが引き締まり、ニュアンスある奥行きが生まれる。

白ジャケット×ブラウス×白パンツ×ベージュパンプス

ジャケット ・パンツ ・ブラウス(カオス表参道〈カオス〉)、ウノアエレシルバーコレクションのピアス・ウノアエレのペンダント・ワンエーアールバイウノアエレのバングル(ウノアエレ ジャパン)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2020年
ジャケット ・パンツ ・ブラウス(カオス表参道〈カオス〉)、ウノアエレシルバーコレクションのピアス・ウノアエレのペンダント・ワンエーアールバイウノアエレのバングル(ウノアエレ ジャパン)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2020年

さまざまなインナーと相性よく着こなせる、ノーカラーのVネックジャケットが主役のセットアップ。ボトムは程よくフレアにしたクロップド丈のハイウエストパンツです。墨黒のリネン生地により、ビジネスの場に必要なきちんと感を備えつつ、肩ひじ張らないムードを演出できます。

正統の香り漂う、上質スーツの洗練の美シルエットを堪能

ジャケット・パンツ(キートン)、ブラウス(カオス横浜〈カオス〉)、ピアス・バングル(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、ネックレス(ホワイトオフィス〈ジジ〉)、エレメのバッグ・ペリーコの靴(アマン) 撮影/黒沼 諭 BY:『Precious2月号』小学館、2021年
ジャケット・パンツ(キートン)、ブラウス(カオス横浜〈カオス〉)、ピアス・バングル(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、ネックレス(ホワイトオフィス〈ジジ〉)、エレメのバッグ・ペリーコの靴(アマン) 撮影/黒沼 諭 BY:『Precious2月号』小学館、2021年

ナポリのサルトリアの伝統を受け継ぐ、端正なテーラードジャケットとテーパードパンツで、颯爽としたビジネススタイルに。ウールベースの上品なクリームベージュは、同系色コーディネートが映える。

足首見せ&まろやか配色で上品にトーンアップした春のキャリアスタイル

パンツ(Theory)、ジャケット(キートン)、ドゥロワーのニット・ワンドラーのバッグ(ドゥロワー六本木店)、ネックレス・ブレスレット(TASAKI〈M/G TASAKI〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious3月号』小学館、2020年
パンツ(Theory)、ジャケット(キートン)、ドゥロワーのニット・ワンドラーのバッグ(ドゥロワー六本木店)、ネックレス・ブレスレット(TASAKI〈M/G TASAKI〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/生田昌士(hannnah) BY:『Precious3月号』小学館、2020年

足首見せ&白とベージュのまろやか配色で上品にトーンアップした、春のキャリアスタイル。今年らしいやや深めの股上に、ひざ下をやや絞ったストレート寄りのテーパードラインが美脚メイクする9分丈パンツは、正統派のテーラードジャケットともバランスよく決まります。アーモンドトウの細身レザーローファーを合わせて、きれいめに仕上げて。

【スカート】コーデ


甘いチュールスカートをブラック&ホワイトのクリーン配色で小気味よく

カットソー(スローン)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ネックレス・リング(TASAKI)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
カットソー(スローン)、スカート(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・ネックレス・リング(TASAKI)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

黒いテーラードジャケットに合わせる白のノースリーブカットソーは、フロントインですっきりとした着こなしに。ボトムのチュールスカートがフェミニン感満載なので、白のレザースニーカーでカジュアルに緩和するのがポイント。体の中央にくるバッグも白にすると、全体のバランス感が整います。

遊びのあるシルエットが新鮮!繊細な美しさが香るグレンチェック

ジャケット・スカート(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、ブラウス(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ(エイチ アイ ティー〈ロウナー ロンドン〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年
ジャケット・スカート(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、ブラウス(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ(エイチ アイ ティー〈ロウナー ロンドン〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

ブルーのラインが入ったグレンチェックは、遠目からは無地に見えるほど細かい、フランスの老舗メーカーの美しいウール素材。テーラードジャケットに抜け感を加えるベルスリーブ風のそでや、スカートにたっぷりあしらわれたドレープが、新しい印象に導きます。

ボリューム感を引き締めるベルトテクニックが鍵

ジャケット(チェルキ〈ステファノ〉)、ブラウス(三喜商事〈ストラネス〉)スカート(MOGA)、ベルト(wb)、バッグ・靴(JI MMY CHOO)、バングル(ポアレ ジャポン〈オーレリー ビデルマン〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(チェルキ〈ステファノ〉)、ブラウス(三喜商事〈ストラネス〉)スカート(MOGA)、ベルト(wb)、バッグ・靴(JI MMY CHOO)、バングル(ポアレ ジャポン〈オーレリー ビデルマン〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

本格的なメンズを思わせるていねいな仕立てと端正なチャコールグレーが魅力のテーラードジャケットを主役にした、いい女に見えるベーシックコーディネートです。

「ソックスブーツ」はボリュームスカートに合わせ足元にメリハリをプラス

ジャケット・ブラウス・スカート・バッグ・靴(フェンディジャパン) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年
ジャケット・ブラウス・スカート・バッグ・靴(フェンディジャパン) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

このブーツの大きな魅力はソックスのように見えるストレッチ素材によって、きゅっと引き締められた足首。その繊細さを際立たせるために、ボトムには思いきりボリュームのあるフレアを!そして、トップスはシャープなテーラードできりっと引き締めます。黒と白を交互に配し、メリハリのリズムを強調するのもポイントです

モダンなバランス感でまとう正統派のトラッドスタイル

カシミアフランネルのジャケット・ブラウス・キュロットスカート・スカーフ・ベルト・ブーツ/すべて予定価格(セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
カシミアフランネルのジャケット・ブラウス・キュロットスカート・スカーフ・ベルト・ブーツ/すべて予定価格(セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

一見すると正統派トラッドだけれど、圧倒的にモダンなバランスで着るのが2019年の秋ムード。たとえばテーラードジャケットは今の気分を反映して、やや長め丈で肩幅のあるデザインを男っぽくはおって。

旬テイストの迫力小物をちりばめた趣味のよさが光る辛口フェミニンな着こなし

ジャケット(ebure GINZA SIX店)ブラウス(三喜商事〈マレーラ〉)、パンツ(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、サングラス(アイヴァン PR〈アイヴァン〉)、ピアス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO)、 撮影/黒沼 諭 BY:『Precious12月号』小学館、2020年
ジャケット(ebure GINZA SIX店)ブラウス(三喜商事〈マレーラ〉)、パンツ(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、サングラス(アイヴァン PR〈アイヴァン〉)、ピアス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO)、 撮影/黒沼 諭 BY:『Precious12月号』小学館、2020年

●ジャケットは…肌色をきれいに見せる深みのあるネイビーのウール素材。ドライな風合いの生地にマットゴールドのボタンが、上品な華やぎを添えて。高めの位置で程よくシェイプされたシルエットで、スタイルアップするのも優秀。●着こなしは…美シルエットのジャケットにフリルブラウスとチェック柄のパンツを合わせて、クラシカルモードに。

ライトグレージャケット×白フリルブラウス×グレースカート

ジャケット・スカート(サン・フレール〈エルマンノ シェルヴィーノ〉)、ブラウス(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ピアス・リング(ブルガリジャパン)、眼鏡(プロポデザイン〈propo〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2020年
ジャケット・スカート(サン・フレール〈エルマンノ シェルヴィーノ〉)、ブラウス(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ピアス・リング(ブルガリジャパン)、眼鏡(プロポデザイン〈propo〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2020年

打ち合わせが続く日はテーラード&スカートのセットアップできちんと感を重視。アウターを脱いでも様になる、フリルディテールのブラウスが活躍します。

デザインはあくまでもベーシック色でほんの少し遊びを取り入れて

ジャケット・ブラウス(インドゥエリス)、スカート(和光〈サポート サーフェス〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
ジャケット・ブラウス(インドゥエリス)、スカート(和光〈サポート サーフェス〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

オフ白のかっちりとしたテーラードジャケットに、華やかなプリントのブラウスでつないで、なじみのよいブルーのタイトスカートを合わせたスタイリング。靴やバッグはお仕事モードでしっかりかっちりと。優雅なシルエットを描くボウのアクセントが、媚びない女らしさを演出します。

【ワンピース】コーデ


素材やレングスで鮮度を与えたトラッドアイテムを凛としたダークネイビーで

ジャケット・ワンピース(ebureGINZA SIX店)、ピアス・バングル(ヒロタカ 表参道ヒルズ〈Hirotaka〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーククロス〉)、靴(ブラミンク〈フラテッリ ジャコメッティ〉) 撮影/生田昌士 BY:『Precious4月号』小学館、2021年
ジャケット・ワンピース(ebureGINZA SIX店)、ピアス・バングル(ヒロタカ 表参道ヒルズ〈Hirotaka〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーククロス〉)、靴(ブラミンク〈フラテッリ ジャコメッティ〉) 撮影/生田昌士 BY:『Precious4月号』小学館、2021年

「イタリア製のリネンツイル地は、自然な艶やかさのある私好みの黒寄りネイビー。長めの丈や断ち切りのエッジなどで旬のムードを授けたテーラードジャケットとノースリーブワンピースは、今風のゆるっとしたストイック感が魅力。ネイビーならシックに決まります」

「グレーのフランネル」というクラシックこそモードの力で最旬に!

ジャケット・ワンピース・バッグ『カサンドラ』(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年
ジャケット・ワンピース・バッグ『カサンドラ』(サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2019年

上品で、女性にもなじみ深いグレーのフランネルのテーラードジャケット。紳士服の背広をベースにしたデザインながら、控えめなピークドラペルや繊細なカッティングに女らしさが香り立つ。黒のリトルブラックドレスなどに合わせると、絶妙な甘辛バランスが実現します。

カーディガン感覚で女性らしさを極めたい

ジャケット(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ワンピース(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ベルト(MOGA)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(コール ハーン ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ワンピース(ストラスブルゴ〈ストラスブルゴ〉)、ベルト(MOGA)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(コール ハーン ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

主役のジャケットはイタリア発のジャケットも今季はボックス風シルエットに。小さめのラペルは着る人を選ばない。ミディ丈のワンピースとのマッチングは、クラシカルなロングブーツで、ニュートラ風に決めるのがポイント。さらっとはおった黒に近いネイビーのジャケットが、大胆なプリントを引き締めて、マチュアな知性を感じさせる。

黒テーラードジャケット×黒花柄ワンピース×パンプス×ショルダーバッグ

ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、ワンピース(Vince 表参道店)、ネックレス(エスケーパーズ〈リジー フォルトゥナート〉)バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、ワンピース(Vince 表参道店)、ネックレス(エスケーパーズ〈リジー フォルトゥナート〉)バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/戸田嘉昭・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2019年

テーラードジャケット×プリンとワンピースという定番スタイルに、ジュエリーを添える感覚でグリッターパンプスの輝きとナチュラルなロングネックレスを添えたスタイリング。パンプスは大人の女性に人気を誇るポインテッドトウパンプスが得意なジミー チュウから久々に登場した新しいモデル『ラブ』。ノーズ長めの尖ったトウに、今どきのエレガンスが集約されています。

ドット柄のワンピースを、異素材ジャケットで凛と着こなす

ワンピース(トラディショナル ウェザーウェア 二子玉川ライズ店)、ジャケット(J&M デヴィッドソン 青山店)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈モンブラン〉)、バッグ(八木通商ZANCHETT〈I ザンケッティ〉)、靴(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious10月号』小学館、2020年
ワンピース(トラディショナル ウェザーウェア 二子玉川ライズ店)、ジャケット(J&M デヴィッドソン 青山店)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈モンブラン〉)、バッグ(八木通商ZANCHETT〈I ザンケッティ〉)、靴(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious10月号』小学館、2020年

ロング丈のワンピースに、ハンサムなジャケットを合わせたバランスが旬。ラペル部分にネイビーのベルベット素材を用いたテーラードジャケットをはおり、切れ味よく仕上げて。