スペインのバスク地方は、美食エリアとして世界的に有名な地域です。

そんなバスクの西側の街、ビルバオ郊外にあり、最近注目を集めているのがガストロノミーレストラン「アスルメンディ」。オーナーシェフ、エネコ・アチャ・アスルメンディ氏は、故郷に対する強い思いからバスク料理にこだわり、バスク地方だけで修業を続け、2005年に27歳という若さで自分の店を構えると、瞬く間に世界中からゲストが訪れ、さまざまな賞を受賞。2013年版のミシュランガイドでは、3ツ星を獲得し、スペインを代表とするシェフとなりました。

そんなエネコ・アチャ氏が監修するレストラン「エネコ東京」が、2017年9月に東京の中心、六本木にオープン。オープン1周年を記念し、2018年9月4日(火)~7日(金)に、本国からエネコ・アチャシェフが来日します(予約受付中)。

太陽の陽がふり注ぐパティオから、グリーンハウスと呼ばれる緑あふれるスペース、ダイニングを携えた広く贅沢な空間で味わう、最先端ともいえるガストロミーの数々。写真映えも間違いなしなので、実際に足を運んで、料理とその演出方法を、同時に楽しんでみてください。

写真映え抜群な「エネコ東京」のクリエイティブな料理とは?

まずは愛らしいフィンガーフードをピクニックスタイルで

左上の赤いボンボンは、バスクの白ワイン、チャコリが使われています(コースによって内容は変わります)。

ランチ、ディナーともにすべてのコースに共通しているのが、ピクニック。パティオの奥にあるグリーンハウスにてピクニックがスタート。バスクの白ワイン、チャコリとともに登場する籐のバスケットを開けると、ひと口でいただける小さなフィンガーフードが。

レストランの席に着く前に、だれもが笑顔になりリラックスできる、エネコ流のおもてなしだそうです。

シェフのスペシャリテは「トリュフ入りの卵」!

口の中で素材を合わせるのではなく、トリュフを卵黄に直接注入することで、混ざった状態で口の中で一気に爆発させるという仕掛けに。

スプーンの上にのっている新鮮な卵黄。シェフが登場し、卵の卵黄を少し抜き、そこにトリュフの香りを抽出した液体を注入します。スプーンをそのまま口に入れると、卵黄が弾けて、トリュフの香りが口の中いっぱいに広がります。

注射器のような器具でシェフが目の前でパフォーマンスを。トリュフの液体を注入した途端に、手前のスプーンのように卵がぷっくりと膨れていきます。

動画の方がその様子をよりよくおわかりいただけると思います。Instagramに投稿した動画をご覧ください。

 

肉料理とは思えない盛り付けの美しさもビジュアル映え十分

奥に添えてあるのはレバーをお菓子仕立てに仕上げたパルフェ。

鳩の胸肉をきれいなロゼに焼き上げた一品。低温調理した後皮を香ばしく焼くデリケートな火入れは、正確な温度と時間の管理が重要だそう。これでやわらかくミルキーな味に仕上がります。

食事の最後を締めくくるのはデザートの宝石箱

お腹がいっぱいでも、ひと口でパクッと食べられて、手仕事がすばらしいスイーツについ手が伸びてしまいます。

スイーツがびっしりとつまったボックスは圧巻。引き出しを開けると次々にお菓子が顔を覗かせます。串に刺されたヨーグルトとバジルのボンボン、ラズベリーマカロン、ベリーのゼリーなど、すべてがビジュアル映えして女性のハートに響きます。

個室も充実していて大人数の会食にも対応できる

個室なら小さなお子様連れでも利用できます。(利用料はひと部屋¥10,000)

全40席あるモダンな雰囲気のレストランに加え、3室の個室(8席、10席、10席)も完備。スペインから取り寄せたという家具もスタイリッシュ。地下1Fには披露宴や宴会ができるバンケットも。憧れの美食ウェディングから新作商品の発表会など、さまざまなイベントに対応できます。

つい先日も、ティファニーの新作ジュエリーコレクション「ペーパーフラワー」のイベントが開催され、多くのメディア関係者やセレブリティが集まっていました。

グランシェフ、エネコ・アチャ・アスルメンディ氏がなんとスクリーンに!

2018年9月22日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開予定。2016年/75分/原題:SOUL/スペイン/配給:アンプラグド/cCopyright Festimania Pictures Nasa Producciones,All Rights Reserved.

ご紹介してきた、スペイン史上最年少でミシュラン3ツ星を獲得した天才料理人と称されるエネコ・アチャ氏。

彼が追い続ける理想の料理とは?というテーマの映画『世界が愛した料理人』も、この9月に公開されます。シェフが最高の料理に必要なもの、料理に込めるべき魂は何かを求めるため、東京・銀座の「すきやばし次郎」の主人、小野二郎に会いに行く旅に出た…サンパウ、ジョエル・ロブションなど、世界的な名店の創作の秘密を紐解きながら、アスルメンディ氏が目ざす料理の姿が明らかになります。

バスクへの深く強い想いが込められたエネコ・アチャ氏がつくるひと皿には、視覚的な美しさ、個性のある仕掛け、食べた人を幸せにする、味わいのすべてが込められています。本国はもちろんですが、まずは東京のレストランに足を運んでアスルメンディワールドを堪能してみてください。

問い合わせ先

  • エネコ東京 
  • 営業時間/ランチ12:00~15:00(L.O.14:00)、ディナー18:00~22:30(L.O.20:00)
    • 定休日/年末年始、月・土・日・祝日は要問合せ
    • 料金/ランチ:ピクニック3品+料理4品¥5,000、+料理5品¥7,000、
    •          ディナー:ピクニック3品+テラス3品+料理5品¥9,500、+料理8品¥13,000、+料理11品¥20,000(すべて、税・サービス料10%抜き)
  • TEL:03-3475-4122
  • 住所/東京都港区西麻布3-16-28 TOKI-ON西麻布

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EDIT&WRITING :
佐野有紀