ファーコートはこれ一着でいい!? 変幻自在なアレンジ力で愛らしさが加速する
フェンディのファーコートといえば、往年の女優やファッションセレブが愛した伝説的なラグジュアリーアイテム。「デイリーに着るなんて…」と敬遠していませんか?
「トラベル ミンク」は、「旅に着ていくファー」がコンセプト。フェンディのこだわりである軽くてやわらか、艶のある毛質のメスのミンクだけを使用し、高度な専門技術を駆使して裏のレザーも傷や色ムラがない完璧な仕上がりに。それにとどまらず、着こなすシーンや気分に合わせてさまざまに着回せる「仕掛け」を施しているのが、「トラベル ミンク」の楽しさです。
![コート[素材:ミンク×ラムレザー、コートをたたんで収納できるスエード素材のトートバッグとレザーベルト付き]¥3,673,000(フェンディ ジャパン) [Precious2018年10月号84ページ]](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/f/9/720mw/img_f9e131da2d1eb04369c3f14839e77c9d76433.jpg)
グレー×ホワイトのこの一着、その基本形は、コクーンシルエットのフーデッドコート。表面は毛並みで隠れていますが、実は、フードや身ごろの上下は、ファスナーでつないでいます。爪を傷めたり、毛足を噛んだりしない高品質ファスナーなので、ノーストレスで変幻自在!
カラーオーダーで永遠に愛しい一着を手に入れて
ファーアトリエのアドバイスを受けながら、自分だけの一着を手に入れられる「mto(メイド・トゥ・オーダー)」システムがあるのも、フェンディならでは。今回ご紹介したコートの場合、2色の組み合わせだけでなく、1色で仕立てることも可能です。カラー展開はシーズンごとに異なりますが、今季はミンク19色、ベルト革14色を用意。膨大な組み合わせで、限りなく唯一無二のラグジュアリーが手に入る…おしゃれの夢にときめきます。
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今季は、コート2型、ジレ2型のカラーオーダーができます。価格は、商品と同じ。(今回ご紹介したコートなら¥3,673,000)※納品までに約半年間
抜群の活躍度の秘密はディテールにあり!
スマートに脱ぎ着できるスナップ、フードの着脱や着丈のチェンジを簡単にできるファスナー使い…と、機能的なディテールを解説します。
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ファーに合わせてレザーでくるんだスナップの色を使い分け。留めると、ハイネック風に表情一新!
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ファーの毛並みに隠れたウエストの切り替え部分は、ファスナー仕様。着丈を手軽にチェンジできます。
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ファーとなじむグレーのレザーベルト付き。ブランドの頭文字Fが逆になったバックルは新作の特徴です。
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コートの収納用トートは、「ペカン」柄のスエード×「セレリアレザー」とアイコニックな素材コンビ。
組み合わせ次第で幾通りにも変化します!
「これが一枚のコート?」と驚くほど個性豊かなアレンジ9例をでお見せします!
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これが基本
ホワイト×グレーの繊細配色がラグジュアリー感を高める、ミンクファーのフーデッドコート。
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ノーカラーファーに
ファスナー仕様のフードを外し、付属のベルトでウエストマークすればエレガントコートに!
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ファージャケットに
フードとボトム部分を外すと、はおりもの感覚で着られるショート丈のファージャケットに。
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レザーコートに
裏返して着るとファーとファスナーがアクセントになったリッチ&スポーティなコートに一新。
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ファー襟付きに
取り外したボトム部を襟元に巻き、スナップで留めると優雅なビッグカラー風にアレンジ可能。
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フーデッドファーに
フードを取り付けると、大人カジュアルの仕上げになるラグジュアリーなパーカー風に変身!
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レザーブルゾンに
接続部のファスナーを開いてフードとボトム部分を外すと軽快なノーカラーレザーブルゾンに。
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スヌードとして
ボトム部のファーは、単独でスヌードとしても活躍。巻き方でさまざまな表情を楽しめます。
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フーデッドブルゾンに
上の状態で裏返して着ると、ファーがアクセントになったスポーティーなレザーブルゾンにも。
※掲載した商品の価格は税抜です。
問い合わせ先
- PHOTO :
- 戸田嘉昭・小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー)