青山でロンドンの日常を体験できるヴァルカナイズ・カフェ
陽光が入るモダンな空間
日本で本物のイギリスを再現することは難しい。日本にある洋館が「洋風」でしかないのは、いろいろな国や年代の様式が混在しているからだ。ただの粗悪なコピーにしか見えないものも多い。そんな、「○○村」的な土産物屋になってしまうのだけは、残念でしかない。店内のは、フォートナム&メイソンのようなクラシカルなティーショップではなく、あえてオーガニックカフェに。「今」のロンドンを表現。
イギリスでは、紅茶は最もポピュラーな飲み物であるが、それをマグカップで飲む感覚というのであろうか。そんな、ロンドンのありふれた日常を表現している。
伝統的なものはすばらしい。だがヴァージンアトランティック航空のヒースロー空港ラウンジのように、不思議なフワフワとした浮遊感を味わえる、そんな場所がこのカフェである。
ここは東京であって、本当はロンドンではない。でもロンドンであって、東京でもない空間…。本当
かどうか? それは、ぜひご自身でお試しあれ。
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※2011年夏号取材時の情報です。
- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
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