【目次】

「グレー」のバッグが合うコーディネート


知的でクールなイメージがある「グレー」。黒同様、装いをエレガントにするダークカラーですが、黒より主張が控え目で、どんな色とも合わせやすいのが魅力です。

【×モノトーン】
たとえば定番のモノトーンコーデ。黒や白のバッグを合わせたくなるところを、一段優しい「グレー」にすると、女性らしい柔らかな雰囲気を演出できます。

【×ダークカラー】
たとえば黒一色など、ダークカラーを基調としたコーデにも、グレーのバッグが差し色としてマッチします。その効果を最も発揮するのが、「ライトグレー」のバッグ。白やビビットカラーより主張控えめで、コーデに自然と馴染みます。

【×グレー】
グレーが主役の服装に、グレーのバッグを重ねて。「グレー」の持つ知的な印象が、より強まる組み合わせです。マニッシュなスタイルはよりハンサムに。フェミニンな装いは、甘すぎず落ち着いた雰囲気に仕上がります。

【×ワントーン】
グレー・白・ベージュを、グラデーションのように組み合わせるワントーンコーデ。一見難しそうなこの組み合わせには「グレージュ」のバッグが、つなぎ色として活躍します。

【×パステルカラー】
どんな色にも合うグレーは、パステルカラーとも好相性。きれい色コーデに、落ち着いたグレーのバッグを合わせて…。これだけでもう、甘すぎない大人フェミニンの完成です。

【ミドルグレー】見本7選


一口にグレーと言っても、ダークカラーからライトグレーまで幅があり、それぞれ異なるニュアンスを楽しめます。そこでこの記事ではバッグの色ごとに分け、おすすめのコーディネートをご紹介。まずピックアップするのは、ごく標準的な「ミドルグレー」。どんな装いにも馴染み、コーデをシックに仕上げてくれます。

【×モノトーン】

風格すら漂う美しい風合い&色が華やかな気品をもたらして

ジャケット・パンツ・シャツ(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキ ョウ)、ネックレス(ボン マジック サロン〈ボン マジック〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年
ジャケット・パンツ・シャツ(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、サングラス(アイヴァン 7285 トウキ ョウ)、ネックレス(ボン マジック サロン〈ボン マジック〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

極上のシルクとウールを高密度で織ることで生まれた、艶やかな素材が特別。たっぷりしたパンツが横から見るとすっきり映るのも、この素材が生み出す構築的なシルエットの賜物です。

膨張色の白ジャケットはボトムとのバランスでスタイルアップを狙う!

ジャケット(三喜商事〈イレブンティ〉)、インナー(三喜商事〈イレブンティ〉)、スカート(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、和光のポケットチーフ・ネックレス・メゾン ルーバスのバングル(和光)、バッグ(ビームス ハウス 丸の内〈エマニュエラ ペトロガリ〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious5月号』小学館、2017年
ジャケット(三喜商事〈イレブンティ〉)、インナー(三喜商事〈イレブンティ〉)、スカート(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、和光のポケットチーフ・ネックレス・メゾン ルーバスのバングル(和光)、バッグ(ビームス ハウス 丸の内〈エマニュエラ ペトロガリ〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

メンズのテーラリング技術を取り入れた着心地、控えめなディテールと素材選びに定評あり。写真は、織り模様で表情豊かに仕上げたコットン素材。

「サイドジップブーツ」はカジュアルなローゲージニットで肩の力の抜けたかっこよさを!

コート・ニット・スカート・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローランバイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年
コート・ニット・スカート・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローランバイアンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

このブーツを象徴するのは、斜めに走るシルバーのジップ。それにリンクするように、中央に大きめの引き手が付いたジップタイトを合わせます。ドレープを描きつつ体にフィットする細身のラインをカバーするように、トップスはローゲージのタートルニットを。カジュアルな抜け感とクールフェミニンな足元が、今らしいバランスを生み出します。

【×グレー】

グレートーンでまとめて、澄んだエレガンスを演出

ジャケット/右とじ。ワンピース(ebure)、ピアス・バングル(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
ジャケット/右とじ。ワンピース(ebure)、ピアス・バングル(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

グレイッシュなレースを贅沢に使った、ノースリーブのティアードロングワンピース。きちんと感のあるダブルジャケットがワンピースの甘さとふくらみを程よく抑え、クールエレガンスが香る着こなしに仕上がります。

デコルテからのぞく白が爽快さを演出

Tシャツ(ジェームス パース 青山店)、ジャケット(ウィム ガゼット 青山店〈トネッロ〉)、アリクアムのパンツ・ソフィー ブハ
イのバングル(ストラスブルゴ)、バッグ(プレインピープル丸の内〈マウロ・ゴヴェルナ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2017年
Tシャツ(ジェームス パース 青山店)、ジャケット(ウィム ガゼット 青山店〈トネッロ〉)、アリクアムのパンツ・ソフィー ブハ イのバングル(ストラスブルゴ)、バッグ(プレインピープル丸の内〈マウロ・ゴヴェルナ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

ジャケット着用時こそ、涼やかに凛とありたいもの。背抜きのジャケットのインには、風通しのよい薄手の一枚
が好相性。

ドライな色使いや辛口な小物選びであくまでかっこよく!

ブラウス(ブラミンク〈ブラミンク〉)、スカート(レキップ)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ネックレス・時計(ショーメ)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ジージーアール ジャパン〈ジャンヴィト ロッシ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年
ブラウス(ブラミンク〈ブラミンク〉)、スカート(レキップ)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ネックレス・時計(ショーメ)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ジージーアール ジャパン〈ジャンヴィト ロッシ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

ブラウスとフレアスカートでつくる、好感度の高いオンスタイル。グレーとダークグリーンのシックな色合わせや、ハンサムな小物使いで、辛口に仕上げると、センスよく見える。

【×パステルカラー】

着慣れない色で冒険をしても、デザインがベーシックだから安心

ジャケット・インナー・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ネックレス・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
ジャケット・インナー・パンツ・バッグ・靴(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ネックレス・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

とろみのあるグレージュのパンツに同系色の小物を重ねて、流行のワントーンの着こなしが完成。白いコットンパンツやスニーカーを合わせれば休日にも活用でき、一枚でいくつもの顔が楽しめる万能さがウリです。

【ライトグレー】見本9選


標準的なグレーより明るい「ライトグレー」。たとえばいつもなら白のバッグにするところを、敢えて「ライトグレー」のバッグに変えてみて。主張を抑えたニュアンス色なので、よりコーデに馴染みやすく、同時に女性らしい柔らかな雰囲気も演出できます。装いをトーンアップする効果があるので、ダーク色に偏りがちな、冬コーデの差し色にも。 

【×モノトーン】

シーンレスで楽しめる、モノトーンに徹したクールな着こなしが新鮮

ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、カットソー・パンツ(マディソンブルー)、ネックレス (TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年
ジャケット(カオス丸の内〈カオス〉)、カットソー・パンツ(マディソンブルー)、ネックレス (TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2019年

チャコールグレーのタックパンツと、黒のスモーキングジャケットでスタイリッシュに決めて。都会に映えるモダンな配色を楽しむように、靴も黒のエナメルスリッポンでシャープに。重たい印象にならないよう、マディソンブルーの白のロゴTやパールネックレスで、清潔感を添えるのも忘れずに。

ネイビージャケットの万能さを発揮するコーディネートを披露

インナー(Theory)、パンツ(Theory luxe)、シルクのスカーフ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店)、ジャケット/ジョルジオ アルマーニ私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年
インナー(Theory)、パンツ(Theory luxe)、シルクのスカーフ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店)、ジャケット/ジョルジオ アルマーニ私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

ジャケットネイビーという色を生かし、センタープレスのパンツや端正なローファーで、凛としたエッセンスを加えたビジネスカジュアルコーデ。バッグはライトグレーで装いに溶け込ませ、軽やかさを演出。

【×ダークカラー】

アイスグレーのムートンで軽やかなラグジュアリー感を

コート(HAUNT代官山/ゲストリスト〈イネス&マーシャル〉)、ニット(エイトン 青山)、スカート(コロネット〈エアロン〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、ネックレス・リング(ポメラートブティック 銀座店)、バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、靴(クリスチャン ルブタン ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年
コート(HAUNT代官山/ゲストリスト〈イネス&マーシャル〉)、ニット(エイトン 青山)、スカート(コロネット〈エアロン〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、ネックレス・リング(ポメラートブティック 銀座店)、バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、靴(クリスチャン ルブタン ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2020年

アイスグレーのムートンコートで、軽やかなラグジュアリー感を。寂しくなりがちなビターチョコ色のシンプルな着こなしを、アイスグレーのムートンコートでボリュームアップ。透明感のある華やぎが好印象の決め手に。

ブランケット感覚の暖かさと存在感で冬ならではの着映えを堪能

コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ストール(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ストール(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ニット(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

インナーは縦のラインを強調するネイビーで統一。グレージュとのメリハリを効かせる配色ワザで、キリッと辛口なカジュアルが完成。さらにミドルグレーのニットストールを広げて肩がけすれば、色使いに奥行きが生まれ、ぐっとこなれた印象に。

【×グレー】

ほんの少しきちんと感が欲しいときは白シャツの力を借りて

ニット・靴(イレブンティ)、カシミアストール・パンツ(ブルネロ クチネリ)、シャツ(ジル サンダー)、サングラス(ロンハーマン)、バッグ(エルメス)、ファーベスト(オーダー品) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2018年
ニット・靴(イレブンティ)、カシミアストール・パンツ(ブルネロ クチネリ)、シャツ(ジル サンダー)、サングラス(ロンハーマン)、バッグ(エルメス)、ファーベスト(オーダー品) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

グレージュ×グレーの微妙なグラデーションに白シャツを効かせることで、全体がくすまず、きちんと感もアップ。

カーディガンのボタンでウエスト位置をマークし、気負わずスタイルアップ

アリュードのカーディガン・ステファノ モルタリのカットソー(三喜商事)、スカート(VINCE 表参道店)、ネックレス・リング(TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年
アリュードのカーディガン・ステファノ モルタリのカットソー(三喜商事)、スカート(VINCE 表参道店)、ネックレス・リング(TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

ベルトマークはウエスト周りが目立ちそうで苦手…。そんな人にもおすすめなのが、ひとつボタンのカーディガンを使ったXシルエットづくり。すそがひらりと揺れるミディ丈のスカートと合わせれば、気になる部分をカバーしつつ、バランスのよい着こなしへと仕上がる。

爽やかで知的。好印象を約束するコーディネートを今っぽく

カーディガン(クルチアーニ銀座店)、ストラネスのワンピース・ボルボネーゼのバッグ(三喜商事)、サングラス(イー・ヴィ・アイ PR〈レジャー ソサエティー〉)、Kong qi for Theoryluxeのネックレス・Maison Boinetのブレスレット(Theory luxe)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2017年
カーディガン(クルチアーニ銀座店)、ストラネスのワンピース・ボルボネーゼのバッグ(三喜商事)、サングラス(イー・ヴィ・アイ PR〈レジャー ソサエティー〉)、Kong qi for Theoryluxeのネックレス・Maison Boinetのブレスレット(Theory luxe)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2017年

優しい風合いのカシミアシルクのロングカーディガンが、コットンワンピースにラグジュアリーなムードをもたらして。

ワンピース(TOMORROWLAND〈BODICESTUDIO〉)、眼鏡( サンライズエージェント〈カトラー アンド グロス〉)、ピアス・ペンダント( ウールン商会〈ジェントリーポルトフィーノ〉)、ベルト(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、バッグ( ヴァレクストラ・ジャパン)、靴( ジャンヴィト ロッシ ジャパン)、カーディガン(トラデュイール) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年
ワンピース(TOMORROWLAND〈BODICESTUDIO〉)、眼鏡( サンライズエージェント〈カトラー アンド グロス〉)、ピアス・ペンダント( ウールン商会〈ジェントリーポルトフィーノ〉)、ベルト(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、バッグ( ヴァレクストラ・ジャパン)、靴( ジャンヴィト ロッシ ジャパン)、カーディガン(トラデュイール) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious7月号』小学館、2020年

インドの職人技術を取り入れた、グレーデニムに白のパイピングを施したワンピース。広めのネックラインがスタイリッシュな表情をもたらします。全体を濃淡グレーでまとめながら、足元はクリア素材のヒール靴で涼感を演出して。

【×ワントーン】

白~エクリュ~グレージュでつくる上品グラデーション

コート(ヘルノ プレスルーム)、ニット(ブラミンク〈ブラミンク〉)、パンツ(キッチン&カンパニー〈ボルボネーゼ〉)、バッグ(三喜商事〈バンフォード〉)、サングラス(ミラリジャパン〈マイケル・コース〉)、靴(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年
コート(ヘルノ プレスルーム)、ニット(ブラミンク〈ブラミンク〉)、パンツ(キッチン&カンパニー〈ボルボネーゼ〉)、バッグ(三喜商事〈バンフォード〉)、サングラス(ミラリジャパン〈マイケル・コース〉)、靴(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

スマートなシルエットを描くコンパクトサイズのトレンチ。スエードのガウチョパンツ、レース素材のスニーカーで軽快な足元に。

【×パステルカラー】

ピンク色を加えたら女力も洗練度もアップして断然、エレガント!

コート(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ニット(スローン)、パンツ(ストラスブルゴ〈インコテックス〉)、ネックレス(カオス丸の内〈アフター シェイブ クラブ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年
コート(ストラスブルゴ〈ラルディーニ〉)、ニット(スローン)、パンツ(ストラスブルゴ〈インコテックス〉)、ネックレス(カオス丸の内〈アフター シェイブ クラブ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

マニッシュなジャケットコートに、爽やかなオフホワイトのスティックパンツで、すっきりとした縦シルエットを強調。トップスには、顔周りを華やかに彩るピンクのニットを選んで、好感度アップを図りたい。

【ダークグレー】見本2選


黒のように使えて、黒より女性らしさを感じる「ダークグレー」。装いに馴染みやすく、程よく辛口なエッセンスを加えてくれます。

【×ダークカラー】

ジャケット(ロンハーマン〈ロンハーマン〉)、ブラウス(チェルキ〈ソフィエ〉)、スカート(サード マガジン)、ピアス(showroomSESSION〈モダン ウィーヴィング〉)、ネックレス/チェーン・メダイ・クロス(ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン) 靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年
ジャケット(ロンハーマン〈ロンハーマン〉)、ブラウス(チェルキ〈ソフィエ〉)、スカート(サード マガジン)、ピアス(showroomSESSION〈モダン ウィーヴィング〉)、ネックレス/チェーン・メダイ・クロス(ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン) 靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2020年

アクティブなサファリジャケットを女性らしく着こなす最旬スタイル。風にふわりと舞うレーススカートなら、理想的な甘辛バランスが実現します。小物はやさしいグレイッシュトーンでなじませるのが正解です。

【×グレー】

パンツ・ブラウス(ebure)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ピアス・リング(TASAKI〈 M/G TASAKI〉)、ファーストール(ADORE)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年
パンツ・ブラウス(ebure)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ピアス・リング(TASAKI〈 M/G TASAKI〉)、ファーストール(ADORE)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

シルクのボウタイシャツは、さらりとひと結びして、クリーンな着こなしを。知的なグレーのワントーンでまとめたら、パールジュエリーとパンプスで、煌きを添えて。

【グレージュ】見本6選


「グレージュ」のバッグは、装いに自然と溶け込み、コーデ全体をシックな表情に仕上げてくれます。ベージュ交じりのニュアンス色で、ワントーンコーデをつなげる役割も。グレー特有の冷たさがなく、冬にもおすすめのカラーです。

【×モノトーン】

パンツ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)、カーディガン・ニット(スローン)、ネックレス(ボン マジック)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(アマン〈イルサンダロ オブ カプリ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2018年
パンツ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)、カーディガン・ニット(スローン)、ネックレス(ボン マジック)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(アマン〈イルサンダロ オブ カプリ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2018年

「甘×辛ミックス」の最もシンプルな方法は、装いに品格を加える黒のアンサンブルニットと、颯爽としたムードを添える白のスティックパンツを合わせること。さらに小物で端正なハンドバッグと華やかなトングサンダルを合わせたら、きちんと感も抜け感もある着こなしが完成します。

コート(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、トップス(三喜商事〈バンフォード〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ストール・バッグ(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、靴(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年
コート(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、トップス(三喜商事〈バンフォード〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ストール・バッグ(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、靴(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

ベージュを重ねたシックトーン配色で大人っぽく。サイドライン入りパンツやスリッポンで仕上げたスポーティな着こなしも、艶やかなブラックサテンのコートがあれば、カジュアルになりすぎず品よくまとまる。

【×ダークカラー】

ヨーロッパマダムが好むシックな配色に徹して洗練されたカジュアルを完成

パンツ(マディソンブルー)、シャツ(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ベルト(エストネーション〈メゾン ボワネ〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、バングル(ホアキン・ベラオ)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(アパルトモン 青山店〈ブレンタ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2020年
パンツ¥66,000(トッズ・ジャパン)、ブラウス¥75,000(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ストール¥31,000(三喜商事〈イレブンティ〉)、ピアス¥52,000(アパルトモン 青山店〈アグメス〉)、バングル¥21,000(HAUNT代官山/ゲストリスト〈フィリップ オーディベール〉)、バッグ¥132,000(J&Mデヴィッドソン 青山店)、靴¥66,000(トッズ・ジャパン)

サファリムードが漂う、ベージュのハーフパンツはストレッチのきいたハリのあるコットン混素材で着心地も良好。ともすればラフになりがちなハーフパンツだからこそ、マホガニー色のハイネックブラウスやグレージュ小物でシックな雰囲気に。切り替えのないミニマルな先細トウで、肌になじむベージュスエード素材のスリッポンが、ひざ下を長く見せるポイントです。

ニット(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、パンツ(Theory)、イヤーマフ・ミトン(showroom SESSION〈カール ドノヒュー〉)、バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、靴(シシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年
ニット(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、パンツ(Theory)、イヤーマフ・ミトン(showroom SESSION〈カール ドノヒュー〉)、バッグ(モワナ メゾンGINZA SIX)、靴(シシ) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious2月号』小学館、2019年

フェアアイル柄のニット&フランネルのテーパードクロップドパンツというワンツーフィニッシュの着こなしに、小物使いでしっかり防寒。ともすると幼く見えがちなミトンやイヤーマフは、カール ドノヒューのグレーの上質なトスカーナラムのものを合わせて、大人っぽくシックに。

フェミニンさを象徴するワンピースに「洗練グレージュ」をワンポイントで!

撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年
撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

シンプルな黒のワンピに、ゴールドの小物使いでリュクスな表情を。大ぶりバッグもグレージュなら、ゴージャスなファー付きポンチョと合わせても、黒ライダースに合わせても、着映え効果は抜群です。

【×ワントーン】

パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、トップス(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ネックレス(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、ストール・靴(キートン)、バッグ(八木通商〈ジェローム ドレフュス〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年
パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、トップス(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ネックレス(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、ストール・靴(キートン)、バッグ(八木通商〈ジェローム ドレフュス〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

秋を意識した、晩夏のお出かけスタイル。白に合わせるニュアンスカラーも、初夏に活躍したライトベージュから、落ち着きのあるグレージュへとシフト。小物のこっくりとしたグレージュが、あいまいな色合いを引き締めて。エレガントなボディラインがかなうガウチョパンツは、ヒールではなくフラットサンダルを合わせることで、旬のボトムバランスへと近づいて。

辛口カラーを重ねて仕上げる知的モードなパンツスタイル

カーディガン(スローン)、トップス(コロネット〈アバティ〉)、パンツ(ウールン商会〈ジェントリーポルトフィーノ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年
カーディガン(スローン)、トップス(コロネット〈アバティ〉)、パンツ(ウールン商会〈ジェントリーポルトフィーノ〉)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2019年

品のあるバッグを、白のノースリーブトップスとベージュのパンツのコーデに投入。グレイッシュカーキの辛口のニュアンスが、淡色配色に深みと自然なメリハリを生み出し、洗練された印象に導きます。カーディガンの前を開けてはおると、白のボタンが縦ラインを強調してすっきりスタイルアップできます! 

グレー、オフ白、グレージュ…美しいトーンをカジュアルで小粋に

ASAUCE MELERのストール・Theory luxeのニット・パンツ・ベルト(Theory luxe)、バッグ(八木通商ZANCHETTI事業部〈ザンケッティ〉)、バングル(チャン ルー ジャパン ショールーム)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年
ASAUCE MELERのストール・Theory luxeのニット・パンツ・ベルト(Theory luxe)、バッグ(八木通商ZANCHETTI事業部〈ザンケッティ〉)、バングル(チャン ルー ジャパン ショールーム)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2020年

モカベージュのフリンジ付きストールが、グレーグラデーションの装いをリズミカルに見せる立役者。グレージュのバッグやベルト、ブロンズ系の靴も小粋なアクセントに。

ふんわり甘いスカートには、丸みのあるノーカラーコートが好相性

コート(レキップ)ブラウス(サン・フレール〈レ・コパン〉)、スカート(ウィムガゼット 青山店〈ウィム ガゼット〉)、ストール(CHIE IMAI)、バッグ(三喜商事〈マレーラ〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年
コート(レキップ)ブラウス(サン・フレール〈レ・コパン〉)、スカート(ウィムガゼット 青山店〈ウィム ガゼット〉)、ストール(CHIE IMAI)、バッグ(三喜商事〈マレーラ〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2020年

上品なライトベージュが魅力のノーカラーコートは、わずかにコクーンシルエットを描くウール×ナイロン混紡の一枚仕立て。ベージュのレース素材が温かみのある華やかさを醸し出すスカートの女性らしさを、程よく引き立てます。ファーストールでリッチなアクセントも添えて。

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。