冬に大活躍の大判ストールをファッション誌「Precious(プレシャス)」よりピックアップ。人気ブランドのストール、無地、チェック柄の巻き方やコーディネートなど、一挙にご紹介します。寒い冬の着こなしの参考にしてください。

【目次】

冬にぴったりの大判ストール


【1】ベグ アンド コーのベージュ系大判ストール

カシミア独特のさざ波のように美しい表情をもつ『Arran』
ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉) 撮影/戸田嘉昭・小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

スコットランド生まれのストールブランドベグ アンド コー。ほんのわずかしかとれないホワイトカシミヤを使用した『Arran』コレクションは、贅沢な光沢感とふっくらとした温もりが魅力です。このストールのほか、ショールやマフラーなど4サイズ、さらに33色とカラー展開も豊富。

【2】ベグ アンド コーのグレー系大判ストール

スコットランドが誇る美しい艶感とソフトな風合い
ストール(和光〈ベグ アンド コー〉) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

創業150年を超えるスコットランドの老舗ブランドのベストセラーともいえるカシミヤストール。美しい色味、やわらかな肌触り、防寒性も十分で、真冬に向けて大活躍間違いなしの逸品です。

ブランドの大判ストールの巻き方


【1】フェンディのベージュ大判ストール×黒ムートンベスト

月2回のペースで通うなじみのネイルサロンで今年最後のメンテナンス
ストール・ジレ・ニット・パンツ・バッグ・チャーム・靴(フェンディ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

『トラベルミンク』のジレは、フードと身ごろのネイビーパーツを外して、ショート丈にアレンジ。ぐるぐる巻きにした、FFロゴの大判ニットストールが「こなれポイント」です。

【2】フェンディの大判ファーストール×黒ニット

ラグジュアリーな巻き物ひとつで冬のシンプルスタイルがパッと華やいで!
ストール・ニットワンピース(フェンディ ジャパン)、ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

冬旅でのドレスアップに重宝するのが、黒のリブニットワンピース。存在感のある大判のファーストールがひとつあれば、こんなにも華やかに仕上がります。ストールはウールカシミヤ地に毛足の長いファーがあしらわれ、先端に大きなポケット型のロゴ入りフォックスファーを合わせたもの。至福の温もりが楽しめる逸品です。

無地の大判ストールの巻き方


【1】ライトグレー大判ストール×ベージュコート

ブランケット感覚の暖かさと存在感で冬ならではの着映えを堪能
ストール(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、コート・パンツ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ニット¥120,000(サン・フレール〈レ・コパン〉)、パンツ(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉)、靴(トッズ・ジャパン)撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

インナーは縦のラインを強調するネイビーで統一。グレージュとのメリハリを効かせる配色ワザで、キリッと辛口なカジュアルが完成します。さらにミドルグレーのニットストールを広げて肩がけすれば、色使いに奥行きが生まれ、ぐっとこなれた印象に。

【2】プラムカラー大判ストール×キャメルコート

温もりのある美しさと幸せ感を高めるキャメル×プラム
マフラー(チェルキ〈ピノロッソ〉)、コート(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、ニット(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、パンツ(ロンシャン・ジャパン)、グローブ(東レインターナショナル〈セルモネータ・グローブス〉)、バッグ(ピエールアルディ 東京)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

ベルベットパンツやカシミヤストールなど上質素材のプラムカラーのアイテムは、キャメルコートがもつ温かな美しさを引き出してくれるので、相性抜群です! ブラウンのバッグでソフトに引き締めると、こなれた印象に仕上がります。

【3】ライトグレー大判ストール×ライトグレーニット

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ストール・フーデッドジレ・リブニット・パンツ・グローブ(三喜商事〈アニオナ〉)、バッグ(八木通商〈ダニエル&ボブ〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/崇髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

濃淡のグレーのカシミヤニットを贅沢に重ねたレイヤードスタイルは、おしゃれを熟知したプレシャス世代の真骨頂。さりげなくちりばめたミンクファーも心憎いばかり。あえて目立つ色は入れずに、ワントーンで仕上げましょう。グローブとおそろいの大判のカシミヤニットストールは、ミンクファーをライン状に編み込んだデリケートなデザインです。

【4】ベージュ大判ストール×グリーンコート

さっとはおるだけで絵になるグリーンのコートでたくさん歩く日も美しく
ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、コート(Vince 表参道店)、パンツ(HAUNT代官山〈HAUNT〉)、ピアス(カドー伊勢丹新宿店)、バッグ(トッズ・ジャパン) 靴(リエート〈サントニーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious1月号』小学館、2019年

たくさん歩き日は、温もりたっぷりの深いグリーンのコートと大判ストールを主役に。軽快な白スニーカーを合わせても、シックな印象に仕上げてくれます。

【5】GALERIE VIEのグレージュ大判ストール×黒ワンピース

まろやかなトーンのカシミアストールが優しい女らしさを導く
ストール(GALERIE VIE 丸の内店〈GALERIE VIE〉)、ワンピース(グルッポタナカ〈アプンティ〉)、Tシャツ(サザビーリーグ〈ベアフット ドリームズ〉)、ペンダント(マックスマーラ ジャパン〈ウィークエンド マックスマーラ〉)、ピアス・バングル(ジョージ ジェンセン ジャパン)、バッグ(ドゥロワー日本橋店〈シモネッタ・ラヴィツア〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

ネイビーのワンピースに、Tシャツと大判ストールで濃淡グレージュを重ね、休日気分を高めて。

【6】ベグ アンド コーのボルドー大判ストール×ブラウンタイトスカート

色香漂うバーガンディは小物で女らしさを引き算して、かっこよく
ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、トップス(アオイ〈マントゥ〉)、スカート・グローブ(キートン)、ペンダント・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2018年

色そのものが女性らしいバーガンディ。華やかな大判ストールやタイトスカートなど、エレガントな合わせで楽しむときは、バッグや靴でかちっと端正な印象を加味すると、都会的な大人の装いに仕上がります。

【7】バフジェイズの黒大判ストール×デニムタイトスカート

ダークトーンの装いにパールで明るさを添えて
ストール(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 表参道店〈バフジェイズ〉)、ジャケット(三喜商事〈アルト〉)、カットソー(VINCE 表参道店〈VINCE.〉)、スカート(GALERIE VIE丸の内店〈GALERIE VIE〉)、バッグ(ストラスブルゴ〈ニナ リッチ〉)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉)、ピアス・リング(ボンマジック サロン〈ボン マジック〉) 撮影/唐澤光也・宗高聡子(パイルドライバー) BY:『Precious1月号』小学館、2018年

黒の大判ストールをはおって、ブリティッシュ系のトラッドカジュアルにこなれ感をプラス。小物は黒で統一して引き締めつつ、パールの優しい彩りを添えましょう。

チェック柄の大判ストールの巻き方


【1】チェック柄大判ストール×ベージュコート

トラッドを意識してオフスタイルをハンサムに着こなすのも大人の選択
ストール(エストネーション〈ジョンストンズ〉)、コート(カオス丸の内〈カオス〉)、ワンピース(ブラミンク)、ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

真冬の休日にぴったりな、品のあるリラックス感をカジュアルに求めるなら、ニットのロングワンピースを選択。コートはトレンドのマキシ丈だから、最良バランスが実現できるのも魅力です。さらにコンビローファーや大判のチェック柄ストールと、ほんのり英国調カントリー気分が香る小物を合わせ、大人かわいいトラッドスタイルを意識しましょう。

【2】チェック柄の厚手大判ストール×白タートルネックニット

今年らしい英国調チェックの大判ストール一枚でリラックス
アルパカウール混のストール[ベルト付き]・カシミヤのニット・パンツ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、シルバーバングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious1月号』小学館、2019年

暖房のきいた暖かな室内では、素敵な大判ストールが一枚あれば、一日スエットパンツで過ごしてもゆったりすタイツが様になります。ラメが煌めくチェックのストールは赤を基調に、パッと明るい雰囲気に。スエットパンツもウールカシミヤ入りで贅沢な温もりが感じられます。

柄入りの大判ストールの巻き方

【1】柄入りの大判ストール×ネイビーコート

アドーアのセットアップコート
ストール(エルメスジャポン)、コート(トラデュイール)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)バッグ・ストラップ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

大人の上質な日常服を提案するトラデュイールのつくるチェスターコートは、ドロップショルダーやコクーンシルエットのモダンな味付けが魅力。カシミヤの薄軽ダブルフェース生地だから、はおりもの感覚で着こなせます。オレンジが目を引くストールをフロントに垂らして、品格あるスタイルに。