CELINE(セリーヌ)のアーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターに就任したエディ・スリマン。彼が初めて手がけたバッグは、世界中の女性たちの話題の的。今回は、彼による新作バッグを4スタイルご紹介します。
気になるデザインは、エッジがきいた表現を得意とするエディ・スリマンならではのシャープな魅力を放ちつつ、ブランドのアーカイブに敬意を払った非常にエレガントな仕上がり。大人の女性に似合う、品格のあるバッグがそろいます。
セリーヌの伝統が薫る、エレガントな新作バッグ4選
![左から/CELINE(セリーヌ)の新作「C(セー) チャーム」、「C(セー)」、「16(セーズ)」、「TRIOMPHE(トリオンフ)」](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/2/720mw/img_b2361775e7e88b98e7c999c8b67eed2e545042.jpg)
エディ・スリマンが就任初日にデザインしたという新定番バッグ「16(セーズ)」をはじめ、彼が手がけた2019年春夏コレクションのバッグは、いずれもセリーヌというブランドの伝統と美意識を反映させたデザイン。アーカイブから着想を得たフォルムやディテールをいかしながら、シャープでモダンなツイストをきかせているのが特徴です。
■1:セリーヌバッグの「新しい顔」、新定番の「16(セーズ)」に注目!
![バッグ「16(セーズ) サテンカーフスキン ミディアム」【縦23.5×横32×マチ13cm】¥510,000(税抜)](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/0/9/720mw/img_092968f9008f61998e2a5658c903c3ac595793.jpg)
エディ・スリマンの友人でもあるレディー・ガガがいち早くインスタグラムでお披露目したことでも話題になった「16(セーズ)」。就任した初日にデザインを始め、最終的に形になるまで半年以上を費やしたという、セリーヌの伝統を凝縮した新定番バッグです。
バッグをデザインするにあたってセリーヌのアーカイブを研究したエディ。なかでも、「16(セーズ)」の着想源となったのが'60年代のバッグ。特徴的なクロップドフラップや丸みを帯びたサイドのライン、上品なメタルパーツ使いなどに「B.C.B.G.」(フランスの上流階級によるシックで品のよい暮らし)を象徴する存在とされたセリーヌのエスプリが薫ります。
ジップポケットで仕切られたふたつのコンパートメントを備え、高い機能性を誇る点にも注目を。エレガンスと実用性が共存する、新定番にふさわしい名品の誕生です。
仕様メモ
・ガセットコンパートメント2
・インナージップポケット1
・インナーフラットポケット2
※ハンドルに付いたパドロックはインナージップポケットを留めるために使用可能
※取り外し可能なストラップ付き
■2: ドレスアップにシャープな表情を添える「C(セー)」
![バッグ「C(セー) バイカラーキルテッドカーフスキン ミディアム」【縦15×横21.5×マチ7cm】¥365,000(税抜)](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/c/8/720mw/img_c82408ec5f5fc9ea968a187db12a6ca3718004.jpg)
「C」の金具は’70年代のアーカイブ、キルテッドの「タブレット」パターンとスクエアなフォルムは'80年代のアーカイブからと、ブランドの歴史を詰め込んだ「C(セー)」。グラフィカルでモダンなエンベロープ(封筒)フォルムのフラップやダイヤモンドカットを施した太めのチェーンが、コーディネートにシャープな表情を添えてくれます。
3つのコンパートメントからなる、小物を整理しやすいつくりも特筆。スマートフォンもコスメも「C(セー)」におまかせ。持ち物をひとつにまとめることができ、ストレスフリーなドレスアップがかなうバッグです。
仕様メモ
・ガセットコンパートメント 3
・インナージップポケット 1
・インナーフラットポケット 1
■3: セリーヌ伝統のシンボルが映える「TRIOMPHE(トリオンフ)」
![バッグ「TRIOMPHE(トリオンフ) シャイニーカーフスキン ミディアム」【縦16.5×横22×マチ7cm】¥430,000(税抜)](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/4/1/720mw/img_41c02a39a0a770302650e88880804c39477957.jpg)
上質なカーフスキンにあしらわれた大ぶりの留め具が印象的な「TRIOMPHE(トリオンフ)」。この留め具は、バッグと同じ名前の「トリオンフ」ロゴをかたどったもの。'70年代にセリーヌのエンブレムとして使用された、ふたつの「C」をもとにしたデザインです。このロゴは1972年に創業者のセリーヌ・ヴィピアナが凱旋門を囲むチェーンから着想を得て考案したそう。シンプルでエターナルなデザインに、セリーヌの伝統とパリの美意識が光ります。
3つのコンパートメントとポケットがすっきりまとまったコンパクトなボディーは使いやすさも抜群。合わせるコーディネートを選ばない色とデザインなので、さまざまなシーンに活躍すること間違いなしです。
仕様メモ
・ガセットコンパートメント3
・インナージップポケット1
・インナーフラットポケット1
■4: カジュアルに持ちたい、キルティングの「C(セー) チャーム」
![バッグ「C(セー) チャーム カメラバッグ キルテッドカーフスキン スモール」【縦14.5×横14×マチ4.5cm】¥140,000(税抜)](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/2/8/720mw/img_28e2df3c88a7b2d77937e0e220c14b75673351.jpg)
セリーヌを代表するキルテッドの「タブレット」パターンをいかした「C(セー) チャーム」は、より気軽でカジュアルに持ちたい、遊び心のあるデザイン。ウォレットからバックパックまでさまざまなアイテムがそろうなか、今回フォーカスするのは小型のカメラバッグ。コンパクトで軽量なボディーに「C」のペンダントをあしらったゴールドのチェーンが映えます。写真のレッドのほか、ブラック、ホワイトの全3色。すべて集めたくなるプライスにも注目を!
仕様メモ
・アウタージップポケット1
・インナーカードスロット2
2019年春夏コレクションから、エディ・スリマンによる新バッグ4シリーズをご紹介しました。ブランドの歴史に敬意を払いながら、モダンな表情と現代女性が求める機能性を共存させたデザインには脱帽! 実際に手に取って、その魅力を体感してみてください。
問い合わせ先
関連記事
- やっぱり「シャネルのチェーンバッグ」が欲しい!心躍る素材使いの新作バッグ6選
- 軽くて使いやすい!オフに活躍させたい「エルメスのキャンバスバッグ」の魅力にフォーカス
- ルイ・ヴィトンから「キャリア女性の新相棒バッグ」が登場
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Youjin Lee(aosora)
- EDIT :
- 石原あや乃
- EDIT&WRITING :
- 門前直子