Precious.jpの連載記事「エディターJのファッション徒然草【152cmの着こなし】」は、ファッションエディターJが普段から実際に着ているコーディネートをご紹介する、人気コンテンツです。2017年より続いている長期連載で、これを楽しみにしているという方も多いのではないでしょうか?

このエディターJの連載に頻出しているのが、イタリアのパンツ専門ブランド「インコテックス(INCOTEX)」のパンツです。おしゃれなビジネスマンから高い評価を受け、男性ファッション誌に多数登場、ファンも多いブランドですが、身長152cmの女性にとって、何かはきやすい秘密が隠されているのでしょうか?

そこで今回は、2019年秋冬のインコテックスの新着パンツを、エディターJがシーン別にどう着こなすのか?をご紹介します。さらにパンツをはきこなしているからこそわかる、デザインや生地についての魅力や、隠れたポイントなど、その「秘密」を取材しました。

最高水準のクオリティのパンツに定評がある「インコテックス(INCOTEX)」とは?

エディターJも愛用するインコテックスは、1951年からイタリアでパンツのみを専門とするブランド。メンズ、レディスともに展開し、確かな素材、巧みな裁断縫製技術、細部までのこだわりあるデザインを特徴とし、アメリカ、日本、ヨーロッパなど、世界中のラグジュアリーな商品を扱うショップで取り扱われています。

そこで今回、まずはインコテックスの新作パンツが豊富にそろうショールームへ、エディターJとともに訪問。今季はきこなしたいアイテムをセレクトしてみました。

エディターJ、インコテックスのパンツを8年前からリピート中!

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ショールームで新作パンツを選ぶエディターJ。この日も、以前より愛用している、インコテックスの細身スティックパンツで登場。

インコテックスのパンツを、8年前から愛用しているエディターJ。どうして毎年、リピートするようになったのか?を聞いてみると…。

「152cmの私でも似合うパンツを見つけたい、と思っていたところ、メンズでも定評のあるこのブランドを見つけました。確かストラスブルゴでショッピングしていたとき、だったと思います。

裾に向かったテーパードラインは自然と脚長に見え、センタープレスは縦のIラインを強調してくれるだけでなく、生地の落ち感もよくしている。さらに後ろから振り返ってみると、ヒップラインが上がって見えていたんです。これはとても優秀!と思い、白、黒2色買いしました。

それ以来、好きな型はもちろん、新しいシルエットを試してみては、ずっと愛用しています」と、熱く語ってくれました。

というわけで「これをはいてみたい」とショールームで選んだ新作パンツを使って、ON、OFF2パターンに着回したコーディネートをお見せします。

人気素材の美脚パンツ「FIONA」を着回します!

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秋冬の定番ウールのダブルフェース生地を使った「J70741 FIONA」。¥33,000(スローウエアジャパン<インコテックス>)

人気の「FIONA」は毎シーズン、人気のウール素材を使った細身のストレートモデル。ポリウレタンが入っているので、縦横2WAYに伸縮性があり、動きやすさは抜群。サイドジップとバックにゴム入りで、気になるウエスト周りもすっきり。写真のチャコールグレーのほか、もう少し薄いミドルグレー、ネイビー、ブラウン、ブラックというベーシックなカラー展開。

■1:ファーベストをすっきり仕上げる細身のパンツで、きちんと感とラグジュアリーさが光るONスタイルに

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パンツ「J70741 FIONA」¥33,000(スローウエアジャパン<インコテックス>)その他/私物

ハイウエストでフロント部分がきれいなので、薄手のリブニットをインしてもすっきりと見え、脚長シルエットをつくり出してくれます。シャリ感があり、ストレッチするウールは、足さばきがよく動きやすいのがいい。落ち着いたトーンのグレーのパンツに黒を合わせているから、印象的なゴールドのネックレスをプラスして、華やぎを加味しました」(エディターJ)

■2:OFFには大判のチェックストールをまとい、リラックス感十分なきれいめパンツの装いを

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パンツ/■1と同じ その他/私物

「郊外までドライブや行くなど、休日を想定したコーディネートです。パンツのグレーをチェックの1色とリンクさせて、全身を統一感あるイメージにまとめました。ふっくら感のあるタートルニットは、ウエストアウトしますが、ベルト部分があってもウエストの見え方はすっきり。くるぶし丈なので、ONのときはヒールブーティ、OFFではフラットなスリッポンと、足元をさまざまにチェンジできて重宝します」(エディターJ)

どちらも自然体でリラックス感がありながら、ラグジュアリーに見えていますよね!

続いて、「これもワードローブに取り入れたい」とエディターJがピックアップした新作パンツ2本を、私物コーディネートでお見せします。

黒×ネイビーのモード配色で、「セミワイドパンツ」をセンスよく今どきの印象に

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インコテックスのパンツ「J71561 CHIARA」¥33,000・ザノーネのブルゾン¥67,000・Tシャツ¥20,500(スローウエアジャパン)その他/私物

先ほどの「FIONA」と同素材を使ったセミワイドパンツ。小柄なタイプにもはきこなしやすい9分丈で、色展開は、ネイビーのほか、キャメル、ミディアムグレー、チャコールグレーも。

「街歩きするときのコーディネートを、黒×ネイビーの今季らしい、辛口配色で考えました。152cmの私でもバランスよくはける、適度なワイドさと9分丈、さらにセンタープレス入りなので、着こなしに自然とIラインをつくり出してくれます。

ブークレーのもこもこ感が、リッチさをアピールしながら、スポーティーさも漂うブルゾンのインには白Tを。Tシャツの白をバッグでリピートし、仕上げにミラーサングラスをプラスして、さらに軽快さを高めます」

冬のリッチカジュアルは、フランネル素材の「白のドロストパンツ」を主役に抜擢

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インコテックスのパンツ「J72483 GILDA」¥32,000・ザノーネのニット¥39,000(スローウエアジャパン)その他/私物

弾力性と保温性が高い上質なフランネル素材は、艶やかな光沢とソフトな手触りが楽しめます。タック入り、ドローストリングのデザインとカジュアルな仕上がりに。色展開は、白のほか、キャメル、ネイビー、ライトグレー、チャコールグレーと幅広いラインナップ。

「タックによって腰周りはゆったり、今っぽいテーパードシルエットが楽しめるパンツです。ドローストリングのデザインはリラックスした印象にはけますが、きれいめなフランネル素材なので、カジュアルすぎないところがいいですね。ざっくりめのオフタートルニット×斜めがけバッグ×スニーカーをコーディネートしました。旅に最適なアクティブさが感じられながら、大人っぽいリッチさも演出できます」

インコテックスは「ベーシックの核になる、着回し力抜群のパンツです」

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インコテックスのパンツの魅力を語るエディターJ。

「自身の基本ワードローブを考えたとき、マストな存在となるのが、きれいなシルエットのパンツです。特にセンタープレスが入って、ウエストがすっきりした細身のパンツは、足元を変えることによって、シーンを選ばず万能にはけるから欠かせません。

小柄な私にも、ぴったりとフィットするサイズがあるとわかっている安心感から、インコテックスのパンツは手放せない存在。また上質な素材が使われているため、2~3年はいても、へたらないところもこのブランドを愛用する理由のひとつです。

肉厚の素材はひざが出にくく、体のラインをひろわないところもいい。そのときどきの旬テイストを程よく取り入れながらも、きちんとベーシックはキープできることが、最大の魅力ですね。

私のように小柄な方はもちろん、普通体型の方でも、一度はくと、そのはきやすさやシルエットの美しさ、上品さを実感していただけるはず」(エディターJ)

アイテム選びに並々ならぬこだわりと情熱をもつ、エディターJが愛用し続けているインコテックスのパンツ。名品とは知っていても、トライするきっかけがなかった方も、ぜひ一度お試ししてみては? 

商品問い合わせ先

スローウエア ジャパン

TEL:03-5467-5358


この企画に登場した3本のパンツをプレゼントします!

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左から「J70741 FIONA」¥33,000・「J72483 GILDA」¥32,000・「J71561 CHIARA」¥33,000(スローウエアジャパン<インコテックス>)

なんと、今回の企画で使用した3本のパンツ、「FIONA」「GILDA」「CHIARA」(イタリアサイズ40、9号・Mサイズ相当)を、スローウエアジャパンさんのご厚意により、抽選で各1名にプレゼントします。

まさに理想の美脚シルエットを叶えてくれる「FIONA」、リラックスムードがありながらきちんとした印象をもたらす「GILDA」、切れのいいモードなコーディネートならおまかせの「CHIARA」。

大人のおしゃれを知り尽くしたエディターJが「これをはきたい」と太鼓判を押す3本をプレゼント! 実際に愛用して、インコテックスの細部までこだわったデザインのよさを実感してみてくださいね。応募締め切りは2019年12月20日(金)です。

プレゼントの応募はこちら!

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
前田 晃(人物)、大槻誠一(静物、取材)
HAIR MAKE :
太田瑛絵(nude.)
MODEL :
エディターJ
EDIT&WRITING :
佐野有紀、安念美和子