DIOR(ディオール)の新作バッグのなかでも特に注目したいのは、ランウェイでもひときわ目を引いた万華鏡風のフローラルモチーフ、「KaleiDiorscopic」をあしらったデザイン。クラフツマンシップがいきる繊細なモチーフが、人気のアイコンバッグに新たな表情と魅力をもたらしました。
コレクションでも話題を呼んだ、繊細な「KaleiDiorscopic」柄をまとったディオールの新作バッグ3選
■1: デニムに描かれた幻想的なグラデーション【レディ ディオール】
「カナージュ」(格子柄)モチーフのステッチ、丸みを帯びた優美なハンドル、クラシックなシェイプ、「D.i.o.r」チャーム……。メゾンのコードを凝縮したバッグ「レディ ディオール」に、今季はデニム素材が仲間入りしました。カジュアルな印象が強いデニムも、水彩を無数に重ねた「KaleiDiorscopic」モチーフによって、繊細で幻想的な魅力を放ちます。
2019年春夏コレクションのテーマ「ダンス」に基づいて誕生した「KaleiDiorscopic」モチーフ。19世紀末から20世紀初頭にかけて発生した視覚美術、アヴァンギャルドや、同じ頃に活躍した「モダンダンスの母」ロイ・フラーによる照明技術と大きな布が織りなす光の効果などに着想を得たものです。花柄を抽象的な形になるまで組み合わせた「万華鏡」は、ディオールの美意識と職人技のたまものといえるでしょう。
仕様メモ
・インナーフラットポケット1
・インナージップポケット1
※取り外し可能なストラップ付き
■2: 人気爆発中のトートが新たな魅力を携えて【ブック トート】
ミニトリップにも対応できそうな大容量で、人気爆発中の「ブック トート」。ロゴを組み合わせた「ディオール オブリーク」がおなじみですが、春夏はドラマティックな「KaleiDiorscopic」モチーフを総ジャカード織で表現した新作が登場しました。
ジャカード織の総柄は存在感たっぷり。ブルーの濃淡が人気のアイコンバッグに豊かな表情を与えます。
■3: カムバックした人気バッグの勢いが止まらない!【サドル】
2000年、当時アーティスティック ディレクターを務めていたジョン・ガリアーノがうみ、大ヒットした「サドル」バッグ。名前の通り馬のサドル(鞍)から着想を得た身体に寄り添うフォルムと、「D」の金具が特徴です。
現在のアーティスティック ディレクター、マリア・グラツィア・キウリが昨年の秋冬コレクションで装い新たに発表して以来、こぞって世界のセレブリティやファッショニスタが愛用。当時に勝るとも劣らないムーブメントを起こしているこの「サドル」バッグにも、「KaleiDiorscopic」モチーフが登場!
「レディ ディオール」と同じくデニムにプリントしたタイプで、無地感覚で合わせることができるのもポイント。幅広いコーディネートにマッチします。「DIOR」ロゴが入った幅広のストラップ(別売り)も新鮮。「サドル」バッグの勢いはまだまだ加速しそうです。
仕様メモ
・アウターポケット1
・インナージップポケット1
今回は「KaleiDiorscopic」モチーフによってさらに魅力を増したディオールのアイコンバッグたちをご紹介しました。色み自体は落ち着いた単色なので、合わせ方次第で着こなしの主役にも名脇役にもなる優れもの。すでにそれぞれのバッグをお持ちの方も検討する価値大です!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Youjin Lee(aosora)
- EDIT :
- 石原あや乃
- EDIT&WRITING :
- 門前直子