バレンタインデーに、愛する人へとチョコレートを贈る習慣は、さまざまな由来があるといわれています。なかでも、日本で初めてバレンタイン向けのチョコレートを発売したブランドが、モロゾフ。
そんなモロゾフの2019年のバレンタインラインナップは、なんと20種類以上!
今回は、いけばな三大流派の草月流やフォルクスワーゲンとのコラボ、ラグジュアリーラインなど、自分のためにも手に入れたいチョコレートブランドをお届けします。
モロゾフが「元祖バレンタイン」といわれる理由は?
モロゾフは「元祖バレンタイン」といわれる菓子ブランド。なぜそのようにいわれているのでしょうか。モロゾフの担当者の方に伺いました。
「モロゾフが生まれたのは1931年(昭和6年)8月。 西洋文化の洗礼を受けた港町神戸で、お洒落でハイカラなチョコレートの製造販売をはじめました。そして『欧米では2月14日に愛する人に贈りものをする』という習慣を米国人の友人から聞き知った創業者が、この素晴らしい贈りもの文化を日本でも広めたいと考えたことがきっかけで、翌1932年、日本で初めて“バレンタインデーにチョコレートを贈る”というスタイルを紹介しました。
当時のカタログには、ハート形のチョコレート容器にファンシーチョコレートを入れた『スイートハート』、バスケットに花束のようなチョコレートを詰めた『ブーケダムール』が掲載されています」(モロゾフ担当者)
2019年のバレンタインは20以上!全体のテーマは?
バレンタインを極めているモロゾフ。今年2019年のバレンタインはどんな様相なのでしょうか?
「全体のテーマは『愛を包む。』です。1年のうち、大切な人との時間をどのくらいつくることができているでしょうか。おいしく、上品なチョコレートギフトで、お相手も自分自身も温かな気持ちになってほしい。そんな想いを込めました。スタイリッシュなもの、かわいいもの、クールなもの、ベーシックなもの、男性にも女性にも、お子さまにもご年配の方にもお贈りいただきやすいよう20以上のブランドをご用意しています」(モロゾフ担当者)
20以上もの豊富なラインナップのなかから、大人の女性が大切な相手や自分自身へと“愛を包む”のにふさわしい、3つのブランドをご紹介します。
■1:いけばなの草月流とのコラボ「Foi D'amour by SOGETSU」
担当者さんいわく、特に大人女性におすすめなのが、新ブランド「Foi D'amour(フォアダムール) by SOGETSU」だといいます。
「いけばな三大流派のひとつである『草月流』とのコラボレーションブランドです。形式にとらわれず、自由であることを大切にした、いけばな『草月』。その大胆で斬新な発想から生まれたのがこの『Foi D'amour by SOGETSU』です。愛しい花を生けるように愛の心をこめて、『花』『実』『枝』それぞれに見立てたチョコレートが、ひと箱ごとに愛の証(=Foi D'amour)を感性豊かに表現します。バレンタインはひと箱の“美”を感じる時代へ。大切な方と温かな時間をお過ごしいただければと思います」(モロゾフ担当者)
■2:ラグジュアリーラインの「VERGEURE(ヴェルジュール)」
そして、多数のブランドのなかには、ラグジュアリーなブランドも。「贅沢を知る大人のためのハイクラスなブランド」として「VERGEURE(ヴェルジュール)」が展開されています。
洋酒、コーヒー、ナッツ、フルーツなどのさまざまな素材とチョコレートが組み合わせられており、そこからラグジュアリーなショコラの世界が広がっています。
中には、金粉があしらわれた贅沢な装いのチョコレートも。
■3:男性が喜ぶ!フォルクスワーゲンコラボ「Beetle(ビートル)」
大人の女性は、自分の好みよりも、お相手の好みを優先させたいと思うかもしれません。そんな方には、男性目線のフォルクスワーゲンとのコラボ商品もおすすめです。
「フォルクスワーゲン販売店の来場記念品の供給をきっかけにコラボレーションをしています。今年で66年目を迎える、フォルクスワーゲン社を代表するモデル『Beetle(ビートル)』をモチーフにしたさまざまな商品を毎年企画しています」(モロゾフ担当者)
ビートルは、洗練された愛らしさで、初代から約半世紀以上経た今も、男女問わず高い人気を集めているモデル。
ビートルファンはもちろんのこと、車好きな男性はきっと胸躍るチョコレート!
2019年は「ツールキット」と「ジオラマビートル」が新しく加わっています。
元祖バレンタインのさすがのラインナップで展開される、今年のモロゾフのバレンタインチョコレート。これらのラインナップなら、大切な大人のお相手はもちろんのこと、友人や家族、自分用にも、大人女性のセンス光るチョイスができそうです。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 石原亜香利