お互いのインスタグラムで婚約を発表した歌手のケイティ・ペリーと俳優のオーランド・ブルーム。まさに幸せの絶頂にいる大スターカップル、結婚式の様子がどんなものになるのか？待ち望まれますね。
その個性的で奇抜なファッションや、チャーミングかつ過激な言動で、注目を集め続けているケイティ・ペリーとは、本当はどんな人なのでしょうか？
Precious.jpの「今月の占い」で毎月の運勢を占っていただいている、フォーチュンカウンセラー・深層心理セラピストの斎木サヤカ先生に、ケイティ・ペリーの魅力を数秘術で占っていただきました。
■ケイティ・ペリーの持って生まれた「気質や性格」とは？
編集部：アメリカのカリフォルニア州サンタバーバラ出身のケイティ・ペリー。牧師の親を持ち、敬虔なクリスチャンとしてゴスペルに親しんで育った彼女は、15歳の時にロックバンド、クイーンの名曲『キラー・クイーン』に衝撃を受け、シンガーソングライターになることを決意します。実は、現在のケイティ・ペリーになる前の2001年には、本名のケイティ・ハドソン名義でゴスペルのアルバムを発表していた彼女。しかし、そのアルバムの商業的ヒットは果たせませんでした。
また「プリンセス・オブ・ポップ」の愛称で呼ばれるようになる前のケイティ・ペリーは、決して垢ぬけているとは言えず、大人しい平凡な女の子に見えていたのだそうです。彼女の持って生まれた気質や性格や、その当時の心境は、どのようなものなのでしょうか？
遊び心や好奇心旺盛さ、表現力の豊かさを持ち合わせたケイティ・ペリー
数秘術での誕生数は「3」、運命数は「1」、ソウルナンバーは「8」
斎木先生：ケイティ・ペリー（Katy Perry）、本名キャサリン・エリザベス・ハドソン（Katheryn Elizabeth Hudson）は、1984年10月25日生まれ。
ケイティーの誕生数は「3」。名前から導き出す運命数とソウルナンバーについては、まず本名のナンバーから見てゆきますね。本名の運命数は「1」、ソウルナンバーは「8」です。
誕生数の3は、彼女が、遊び心や好奇心旺盛さ、表現力の豊かさといったセンスの持ち主であること示しています。これは、現在の彼女の見たままのイメージかもしれませんね。
幼いころから、さまざまなことをおもしろがって試してみたり、探検したり、冒険したり。ダメだと言われると、返ってやりたくなってしまうような、そんないたずらっ子な少女だったかもしれません。
ターゲットを決めると、とてもパワフルになれるケイティ・ペリー
運命数とソウルナンバーからは、ポリシーや感情傾向がわかりますが、1も8も、とても一途で情熱的なナンバー。チャレンジ精神旺盛で、目標を立てたら、結果を出すまであきらめないような。夢中になれるものが見つからなかったり、指すものがはっきりしないうちは、とても穏やかなのですが、これ、というターゲットを決めると、とてもパワフルです。
ケイティ・ペリーは、影響を受けた対象には従順で素直な面も
若い頃の彼女は、目指す方向性が曖昧だったのかもしれません。実はソウルナンバーの8というのは、愛するものや尊敬するものに対して、依存的になる傾向もあるんです。「依存」というと、ちょっと誤解される場合もあるのですが、要するに、影響を受けた対象に対して従順で素直、ということなのですね。きっと、本当に信心深い方なのではないでしょうか。
若い頃は、ただひたすら先をゆく人を追いかけていたのかもしれませんね。親や教会やゴスペルやクイーン…などの後を。とことん影響を受けていたので、それがすべてになっていたんだと思います。その従順さゆえに、誰かを倣うような表現になったりして、自己主調の少ない、おとなしい平凡な女の子に見えていたのかもしれません。
幼いうちは特に、尊敬している人が、やめなさいと言えばやめる、そうしたほうがいいといえばそうする…といった真面目さがあったことでしょう。遊び心と、この真面目さは、いつも葛藤していたはず。けれど、他の表現方法が見つからなかったのではないでしょうか。
■ケイティ・ペリーがスターとなったのは、定められた運命？
編集部：ケイティ・ペリーとして初の全米シングルチャート1位『キス・ア・ガール』を含むデビューアルバム『ワン・オブ・ザ・ボーイズ（2008年）』の世界累計売上は500万枚/ダウンロード、世界累計シングル売上は3500万枚/ダウンロード、たった1枚のデビューアルバムで、グラミーを含む世界中の音楽賞で60回以上ノミネート、うち13回の受賞を果たした彼女。また、その奇抜なファッションやヘアメイクは、若い女性を中心に、クレイジーで新しいトレンドを生み出します。
さらに、2010年には、英MAXIM誌「今年最もHOTな女性」1位、米People誌「今年最も美しい人」に選ばれ、現在のプリンセス・オブ・ポップまで登り詰めました。垢ぬけなかった少女が、大胆なキャラ変を経て、ケイティ・ペリーになっていくまでの道のりには、どのような思惑や覚悟があったのでしょうか？
才能を大きく開花させることにつながったケイティ・ペリーへの改名
アーティストネームの運命数は「3」、パーソナリティー・ナンバーは「7」
斎木先生：彼女のアーティストネームの運命数は「3」。そう、誕生数と同じナンバーなんです。無意識ながらに選んだ名前なのかもしれませんが、先ほどお話した、遊び心と真面目さとの葛藤は、「ケイティ・ペリー」としての活動することで、彼女の中でかなり解消されたのではないでしょうか。これは、アーティストとしての才能を大きく開花させることにつながったと思います。
きっと、彼女自身、自分自身の真面目な気質を、窮屈に感じている部分もあって。シンガーソングライターとして大きくなるには、このままじゃいけない、と思っていたことでしょう。さまざまな影響下から脱皮して、オリジナリティのある表現を追求したい…。そんな思いが、現在のクリエイティビティにあふれた、表現力で魅せるケイティ・ペリーの誕生につながったのですね。
持って生まれたものを発揮したには違いありませんが、アーティスト名のネーミングが成功した、素晴らしい例だとも言えるかもしれません。
「女性ならではの感性」を活かした作品作りは、戦略としてのセルフプロデュース
また、社会的な活動は「パーソナリティー・ナンバー」も関わってきますが、ケイティ・ペリーのナンバーは「7」。このナンバーは、とても個性的な独特な空気感をまとうナンバーなんです。そのように見せようとセルフプロデュースしている、とも言えるでしょう。また、「女性であること」「女性ならではの感性」を大切にして作品作りをしているようにお見受けしますが、それは、彼女ならではの戦略ですよね。
自分にできること、自分らしい表現を模索するなかで、自分の中の、良くも悪くも女性的なところ、感情的になったり、甘えたい気持ちや依存したくなる気持ち、執着したり、嫉妬したり、引きずったり…といったところにフォーカスしたのではないでしょうか。その女性の「性（さが）」というか、そういったものを丸ごと慈しむような表現は、同じ女性の心に刺さるものとなっていったのではないでしょうか。
女性へのメッセージは、ケイティ・ペリーの素晴らしい功績のひとつ
戦略ではあるけれど、計算高いわけではなくて。「歌の上手な人はいっぱいいるし、素晴らしい曲を書く人もいっぱいいる」という世界の中で、どう自分を表現したらいいかを探りに探って、もう…あれこれ考えずにとにかく感じたことを書いてみようと考え、生み出された曲が、多くの人々の共感を呼んだのではないでしょうか。
ケイティーのメッセージに触れた女性たちは、自分の女性ならではの感性に、今一度、フォーカスし直したはず。「あ、わたしにもこんな素晴らしい感性があるんだ、女性であることって素敵なことなんだ」って。それは、彼女の素晴らしい功績のひとつだと思うのです。
周囲の影響を受けていた彼女が、今度は、多くの人々に影響を与える側になった…。これは、ある意味、とても自然なことなのかもしれません。そういう存在になることを、目指していたはずですから。
■ケイティ・ペリーがオーランド・ブルームと結婚を決断した理由とは？
編集部：2019年バレンタインデーに婚約をしたケイティ・ペリー。お相手は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』でスターダムに駆け上がったイギリス人の人気俳優、オーランド・ブルーム。婚約までの道のりには、お互いのスポークスマンから、公式に破局の発表があったりなど、世間をドキドキさせた2人ですが、彼らが惹かれ合った部分や、婚約を決断した理由とは？ また、結婚したらどんな夫婦になりそう？
オーランド・ブルームとは、「離れられない」と言ってもいいくらいの相性
数秘術での運命数は「2」、誕生数は「3」、ソウルナンバーは「8」
斎木先生：オーランド・ジョナサン・ブランチャード・ブルーム（英: Orlando Jonathan Blanchard Bloom, 1977年1月13日 - ）オーランド・ブルーム（Orlando Bloom）、本名オーランド・ジョナサン・ブランチャード・ブルーム（Orlando Jonathan Blanchard Bloom）は、1977年1月13日生まれ。
オーランド・ブルーム氏の誕生数は「2」、運命数は「3」、感情傾向を示すソウルナンバーは「8」です。
そう、おふたりはソウルナンバーが同じ。なるほど、と思いました。気の合うふたりであるのは間違いないですね。一緒にいることをごく自然に感じられる相性です。
ソウルナンバーが同じだと、一度、惹かれ合うと、離れにくいんです。しかも、「8」というナンバーは特に強い結びつきになる傾向にあって、「離れられない」と言ってもいいくらい。他の相手とは得られない一体感が生まれる相性なんです。一度、別れたからこそ、お互いに、相手の存在がかけがえのないものだと、実感できたのではないでしょうか。婚約したのもうなづけることですよね。
ケイティ・ペリーへの表現者としてリスペクトと、「守ってあげたい」想い
また、オーランド・ブルーム氏からすると、彼女のパフォーマンスや表現の自由な感じは、とても魅力的に見えたことでしょう。彼としては、自分の欲しい感性や才能を、彼女が持っているように思えたかもしれません。
彼の運命数と、彼女の誕生数が同じ「3」なのですが、これは、まさに補い合える相性。必要な存在と実感しやすい組み合わせなんです。彼は、彼女に対して、女性として魅力を感じると同時に、同じ表現者としてリスペクトしていることでしょう。
でもその一方で、ひとりの女性としての彼女の素顔は、不器用なくらいにまっすぐだったり、従順だったり、素直だったりして。彼はきっと、放っておけない、守ってあげたい…。そんなふうにも思ったかもしれませんね。不器用なくらいにまじめだったりするところも、ふたりが共感し合ったポイントでしょう。
ケイティ・ペリーには素顔を見せられるオーランド・ブルーム
オーランド・ブルーム氏は、あまり感情を表に出したがらないタイプ。彼が自分の本当の素顔を見せられる人は少ないはずで、おそらく、彼女はその貴重な存在。この人にしかわかってもらえない、この人としかわかり合えない、この人ならわかり合える…。ふたりの間には、そんな深い信頼、安心感が横たわっている感じがします。
おふたりとも、お仕事に入ると、のめり込んでしまうタイプだと思うのです。それをご自分でもわかっているはずですから、結婚したら、ある一定期間、家庭を最優先する時期を、あえてつくるのではないでしょうか。いつも一緒にいられるような、仕事のスタイルに変えていくかもしれませんね。
■ケイティ・ペリーの今後の展望とは？
編集部：シンガーソングライターだけではなく、ファッションブランドを立ち上げたりなど、実業家としても活躍しているケイティ・ペリー。また、ユニセフ親善大使に就任したり、銃規制法案に賛同し、銃による暴力への関心を呼びかけたりなど、社会的な取り組みにも熱心な彼女。中でも、2011年の東日本大震災の際には、来日をキャンセルする海外アーティストが多い中、日本ツアーを決行して、私たちに力強いメッセージを伝えてくれたことも記憶に新しいですね。ケイティ・ペリーは今後、アーティストとして、ひとりの女性として、どのような人生を歩んでいくのでしょうか？
ケイティ・ペリーは「世界を変えたい」くらいの願望を潜在的に抱いている？
斎木先生：運命数に「1」を持つ人には、なんらかの形でリーダーとしての役割を担う傾向にあって、人生上、どこかのタイミングで、そのようなポジションに導かれていきます。彼女は、これからも時代を引っ張っていくリーダーを担っていくことでしょう。彼女のメッセージは、今やとても大きな影響力を持ちますよね。もしかすると、メッセージに影響力を持たせるために、今までの彼女の活動があった、とも言えるのかもしれません。本当は「世界を変えたい」くらいの願望を、潜在的に抱いている人なんだと思います。
2019年は、ケイティ・ペリーにとって「新たな始まり」のサイクル
これからは、スピリチュアルな感性を開いていったり、地球や宇宙全体を意識したような作品作りをしたり。伝えたいことや伝えたい対象が、大きく広がっていくように感じます。
音楽は続けていくと思われますが、ビジネスにも適性があるのは、あのセルフプロデュース力を見ても明らかですよね。ファッションにとどまらず、他分野にもその商才が広がっていく可能性はありますね。ちなみに、今年、2019年は、ケイティにとっては「新たな始まり」のサイクル。また新しいことを何かやってくれそうですね。喜びも多い年になりそうです。
■ケイティ・ペリーから学ぶべきこと、お手本すべきところは？
編集部：わたしたちにとって、ケイティ・ペリーに学ぶべきところはどんなところでしょうか？ アーティストとしての実力と才能を兼ね備え、パンチのあるファッションやキュートなキャラクターで世界中に愛されるケイティ・ペリーのお手本にすべきところがあれば、教えてください。
ケイティ・ペリーは、うまくいかないときの感情を上手に扱っているはず
斎木先生：誰にでも、イライラすることや不満に思っていることって、何かしらあると思うのです。悲しいときも辛いときもあると思います。ですが、それに対して、どう振る舞うか、は人それぞれ。溜め込んだり、愚痴を言ったり、別のことで発散したり、こらえきれずぶちまけたり…。自分ではどうしていいかわからなくなるくらい、この感情のエネルギーって、すごいパワフルですよね。
このエネルギー、ケイティはとても上手に扱っていると思うのです。作品づくりに活かしているのはもちろんなのですが。幸せいっぱいでなんの不満もないときより、何か足りないくらいのほうが、「もっとこうしたい、こうしたらどうだろう、こうしたほうがいいんじゃないか…」と、願望やアイデアが膨らんでいく…。そのプロセスを彼女は楽しんでいるように感じます。
傷つく体験などがあっても、作品づくりや人生の栄養になるって、心の深いところで信頼しているのかもしれません。
ネガティブなエネルギーを明日への力にしていくマインドを磨いたなら、あなたも無敵に！
アーティストのような「作品づくり」をしない私たちであっても、足りない感覚やネガティブな気持ちを、仕事や関係性やライフスタイルを、よりよくするためのエネルギーに変換することはできるはず。このままで終わらない、あきらめない、という、いい意味でのしつこさ。これは、人生を好転させる、起死回生のパワーそのものなんです。
うまくいかないことが多く感じるとき、不平不満が心に広がったり、心がフツフツしてしまうとき…。あきらめるでもなく、抑えるでもなく、ぶちまけるでもなく。明日への力にしていくマインドを磨いたなら、無敵になると思いませんか？
気持ちのやり場がないときには、文章や絵を書いたり、歌を歌ったり、踊ったり。そんなふうに表現することに進んでみるのはおすすめです。そこからきっと、あなたらしいクリエイションが生まれていくはずです。
■斎木先生が数秘術で占う「4月の運勢」をチェック！
あなたや占いたい人の生年月日から導かれる誕生数で、今月の運勢を見てみましょう。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
