おすすめのシャンプーブラシアイテムと、ブラシを使うことで得られるメリット、注意点、またシャンプー前に行うと効果的なヘアブラシを使った頭皮マッサージ方法をまとめました。お顔の肌と同じように、頭皮のケアもぜひ積極的に取り入れてみてください。
【目次】
若々しい頭皮のために!おすすめの電動シャンプーブラシアイテム
■頭皮マッサージツール4選
1:マッサージもクレンジングも!「リファグレイス ヘッドスパ」
【左上】頭皮を連続的につまみ上げ、髪や肌、そして表情の美しさを引き出してくれます。シャンプーしながら使うクレンジング用と、もみほぐすマッサージに特化した2種類のブラシ付き。力強い刺激、心地よい刺激と選べます。
2:いつでも使えるローラー式かっさ「ハホニコプロ トルマリンローラー かっさ」
【左下】360度回転するステンレスボールを頭皮に当てるローラー型のかっさです。場所を選ばず、コロコロするだけでツボを心地よく刺激しながら血流を促進してくれます。本体にマイナスイオンを放電するトルマリンを配合しているのもうれしいポイント。
3:人気セラピストの技術を再現!「セレブリフト」
【右上】深頭筋ヘッドセラピストで美容施術家・山本幸恵さんの繊細な手の動きを計測し、開発に3年の歳月をかけた名器です。呼吸に合わせてスピードが選べるようになっているのも優秀。グッとつかんでもみほぐす感覚は圧巻です!
4:シャンプーしながらヘッドスパ!「頭皮エステ<サロンタッチタイプ>」
【右下】シャンプーしながら使うタイプのツールです。ソフトで心地よい刺激のブラシと力強くもみほぐすかっさブラシ付き。この2種類のアタッチメントを使い分け、その日の気分に合ったケアをすることが可能です。
■頭皮ケア&リフトアップケアも叶えるマッサージブラシ
頭皮と顔の皮膚は1枚でつながっているので、顔の疲れやもたつきはもしかしたら凝り固まった頭皮が原因とも言えます。
顔のもたつきが気になったら、ヘッドスパサロンの「つかみもみ」「つまみ上げ」の2つの技術がひとつでかなう「アセチノヘッドスパリフト」がおすすめ。
ヘッドスパ用アタッチメントは、48本のシリコンブラシが頭皮にしっかり密着して、毎分約57,600回も頭皮を刺激。プロのハンドテクニックのように立体的に頭皮を揉み上げる感触はクセになるほど。
アタッチメントを装着してLOモードを選び、生え際から頭頂部に引き上げ、頭頂部から襟足に向かってすべらせるように動かすだけ。防水仕様なのでシャンプーをしながらもOK。
・人の指を再現したフェイス用アタッチメント付き
フェイスアタッチメントを装着してスピードを選び、フェイスラインに沿って引き上げるように動かすことで、肌を引き締めます。顔のほか、デコルテや首、こめかみなどにも使用可能。
頭皮ケアから顔のリフトアップケアまでこれ1台で!
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シャンプーブラシを使うことで得られるメリット
■【メリット】ブラッシングは頭皮の血行改善になる
きれいな白髪に移行するために、先述の生活習慣に加えて、マッサージが効果的です。シャンプー時に、指の腹やシャンプーブラシで頭皮を揉みほぐすだけでも頭皮の血行改善に役立ちます。シャンプーの時に、毛先だけが泡立っていればOK!と思っている方も意外に多いんです。頭の筋肉はとても少なく、勝手には動きません。手でほぐしてあげないと、どんどん凝り固まって血行が悪くなり、健康的な髪が生えにくくなる。という悪循環になってしまうんです。
シャンプー前のブラッシングもおすすめです。ブラッシングとお湯の予洗いで、汚れの約8割が落ちると言われています。ほぐす、という意味に加えて、負担のかかる強い洗浄力のシャンプーを使わなくてもちゃんと汚れをオフすることができると思います。( uka 丸の内KITTE店 ヘッドスパスペシャリスト・金井あゆみさん)
プロに教わる「40代の白髪対策」。夏こそ最新のヘアケアで「美しい頭皮」に!
■【メリット】頭皮の健康はフェイスラインも若返る
栁田さん:健康な髪を作る絶対条件というのが、(1)毛穴のつまりや乾燥といった頭皮の炎症を予防すること (2)頭皮のやわらかさを保つこと (3)髪を作る毛母細胞の活性化 の3つです。
(2)の状態を保つには、頭皮に栄養が届きやすくするために、血流やリンパの流れをスムーズにすることが大事です。(3)の毛母細胞の活性化は、食事や睡眠といった生活習慣も影響します。これら3つのうちひとつでも欠けてしまうと、髪が細くなったり、抜け毛が増えたり、と健康的な髪は育ちにくくなります。
栁田さん:頭皮に厚みが出ることで、髪以外にお顔のリフトアップ効果も期待できます。頭皮が下がると、目尻は3mm下がるともいわれています。逆に頭皮がきちんと保湿され、健康的な状態であれば、頭皮は全体的に厚みが出ます。そうすることで、筋肉の上にある頭皮が持ち上がり、お顔のたるみ改善につながってくるんです。頭皮のお手入れ状況によって、頭皮の厚さは、2mm〜6mmにも変わってきます。
栁田さん:もともと頭皮は厚みがあり、体の中でも重力の影響を受けやすいパーツです。乾燥が進むと、頭皮の水分が少なくスカスカな状態になるため、さらに頭皮が下がる原因になります。
頭皮と顔は皮一枚で繋がっていますから、フェイスラインのたるみ、ほうれい線も頭皮が下がることによりどんどん加速します。また、重力によって押しつぶされた頭皮は、硬く薄くなり、血行不良を起こします。そうなると当然、細毛や白髪も増えていきます。
頭皮の保湿ケア次第で、お顔のシワやたるみは大きく変化し、健康で美しい髪を育てることができます。うるおいのある頭皮は、指で触ると跳ね返すような弾力があるんですよ。
栁田さん:ふっくらとした健康的な頭皮のためにまずは日々のシャンプーが大切。髪に合うからと、なんとなくずっと同じシャンプーを使っている方も多いと思うんですが、季節と今のご自身の肌に合ったものかどうかという点で見直すことも大切です。
そして、お風呂上がりに頭皮用の化粧水や美容液を使うことも保湿には欠かせません。毎日使うものだからこそ自分に合ったアイテムを選び、頭皮も保湿をする習慣をつけてくださいね。
栁田さん:頭皮マッサージを日常に取り入れている女性は、摩擦と揉みほぐし過ぎないことに気をつけたいですね。パドルブラシやシャンプーブラシでガシガシとブラッシングしてしまうと、毛が抜けたり、肌のバリア機能を弱めてしまったりすることも。手で頭皮をマッサージするときもやはり、「こすらない」ことです。髪の上からマッサージをして、擦れるような音がしていたらそれは、やりすぎです。
また、頭皮をたくさん動かしてしまうと揉み返しを招くことも。指の腹でゆっくり体重をかけるように指圧しながらじっくりほぐすことを心がけてくださいね。特に凝っているときは、表面を揉みほぐすよりツボ押しをしてあげる方が効果を感じられるかもしれません。
若々しさの鍵は「頭皮の厚さ」だった!乾燥する冬こそ心がけたい頭皮の保湿
シャンプー前のヘアブラシも効果的!ヘアブラシを使った頭皮マッサージ
■ヘアブラシを使った簡単マッサージ方法
1:ブラシの先端で全体をブラッシング
毛先をブラッシングした後、適当な圧をかけて頭皮にブラシが触れるようにしながら、上から下へ頭皮全体をブラッシングしていきます。髪が動くと頭皮も連動して動くため、無理に力をかける必要はありません。
2:ブラシの横側で血行促進!
百会という頭頂部のツボに向かって、全体的に下から上へととかし上げる。全方向に毛穴を動かすことで、血行が促進されます。また、いつも毛穴が同じ方向を向いていると汚れがたまるので、下から上へと毛穴を動かすことも重要なポイントです。
3:ブラシの全面でこめかみの老廃物を流す
耳の前のこめかみあたりに、ブラシ面をグリグリと押し当てる。逆側も同様に行った後、今度は耳の後ろ側にグリグリと押し当てて、コリをほぐしてリンパを流れやすくし、たまっている老廃物を流しましょう。
4:ブラシの全面で頭の中央部分をツボ押し
眼精疲労に効くツボのある頭の中央部分を額側から後頭部に向かって、ギュッギュッとゆっくりブラシを押し当てていく。その後、位置を左右に少しずつずらしながら、同じように押し当て、計5列行い、頭皮をほぐしていきます。
5:ブラシの全面で後頭部のリンパ流し
最後に、頭全体、特に後頭部を重点的に、ポンポンとリズミカルに軽くたたいていく。リンパの流れがよくなり、頭がすっきりと軽くなるのが実感できるはずです。
「顔のたるみ」に効く!最新ヘアブラシを使った頭皮マッサージ簡単5ステップ
- TEXT :
- Precious.jp編集部