引き上がった「丸いお尻」をキープするのに重要な働きをしているのが、お尻にある大きくて厚みのある筋肉=大臀筋。
例えば、長時間座りっぱなしでいると、この大臀筋が硬く凝り固まり、柔軟性を失うことで長く垂れ下がった状態に…。するとお尻の肉を支えることができず、お尻が下がり、太ももとの境目がなくなってしまう…。
なので村木さんのメソッドでは、硬くなった大臀筋をほぐして柔軟にするのが目的。座りっぱなしで凝り固まったお尻がほぐれるし、溜まった老廃物も流れやすくなるから、もたつきがなくなり、スッキリとした丸みのあるヒップに変わっていきます。
垂れたお尻がキュッと引き上がるセルフマッサージメソッド
■Step1:まずは手の形を確認
親指と4本の指で物をつかむ形に。これでお尻の脂肪がついているところ、硬く凝った部分をぐっとつかんで挟み、強くつまみます。
■Step2:気になるところをつかみ、お尻をフリフリと揺らす
楽な姿勢で立ち、同じ側の手でお尻の気になる部分をぐっとつかみます。そのまま「右・左、右・左」とお尻をフリフリ揺らし、これを10回行う。位置を変えながら、気になるところを3か所ずつ。反対側も同様に行って。
■Step3:お尻をつかんだまま、膝を引き寄せてキックを
片手を壁につき、反対の手でお尻と太ももの境目あたりをしっかりとつかむ。下腹を軽く凹ませ、そのまま同じ側の膝を引き寄せたら、かかとを突き出すように後ろへキックする。5回繰り返したら、反対側も同様に行って。
【まとめ|垂れたお尻がキュッと引き上がるマッサージメソッドのポイント 4か条】
1.長時間座りっぱなしでいると大臀筋が使われず、硬くなるのをお尻が下がる原因。
2.大臀筋の柔軟さがなくなると、お尻の丸みをキープしにくいのでまずはほぐすのが先決。
3.お尻と太ももの境目あたりをつかんで、揺らすと大臀筋がほぐれて柔軟になる。
4.脚を蹴り出す動きで、筋肉の反応を引き出すとお尻がキュッと引き上がる。
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以上、垂れたお尻がキュッと引き上がるマッサージメソッドを教えていただきました。
セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
5月のテーマも引き続きたるみが気になる人必見の「リフトアップ」で、次回は5月4日の更新です。お楽しみに!
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子