40代女性のための黒髪メイクをまとめました。黒髪に取り入れたい赤リップのメイク方法や、美人眉に仕上げるための眉の整え方をご紹介します。透明感のある雰囲気を演出するメイク方法、ぜひチェックしてみてください。

【目次】

黒髪に似合う40代の赤リップメイク


■赤リップはカジュアルにラフに塗る!

リップを塗った完成図
リップを塗った完成図

悲しいかな、年を重ねるごとに肌はくすみ、フェースラインも崩れてきます。そんなときに助けてくれるのが赤リップ。なかでも茶色みを帯びたブラウンレッドのリップは、ひと塗りで、鮮やかに発色して、肌をパッと明るく華やかに見せてくれます。

赤といえば、パーティやイベントなど、「キメ色」のイメージがあるけれど、大人はあえてカジュアルに、デイリーに使うのがおすすめです。ラフに塗ることで、いかにも塗っています、という感じにならず、むしろ「肌きれい」「女らしく見える」と言われること間違いなし。

まだチャレンジしていない人は、自分の肌で「赤の効果」を確かめて!

おすすめの赤リップと塗り方

ひと言で「赤リップ」と言っても、色や質感などさまざま。40代に似合う赤は、ボルドー、バイオレッド、カシス、ブラウンなどが入った深み系のレッド。一見、重めに感じますが、明度の高い赤よりも肌なじみがよく、肌色をきれいに見せてくれます。

質感はクリーミィタイプを。艶がありすぎるギトギトしてしまうし、かといってマットだとクールになりすぎる。クリーミィな質感で、潤いのあるまろやかな唇を目指しましょう。

(左から)青みがかったカシスレッド。クレヨンタイプなので塗りやすい。シャネル ル ルージュ クレイヨン ドゥ クルール №8 ¥3,900、夕闇にともるランタンの紅色がイメージ。ふっくら艶やかな唇に。クレ・ド・ポー ボーテ ルージュアレーブルn 8 ¥6,000、ベリー系の赤は、肌に透明感を与えてくれる。クリニーク クリニーク ポップ 15 ¥3,200、チェストナッツブラウンは肌なじみがいいので、赤が苦手な人にもおすすめ。イプサ リップスティック C01 ¥3,200、温かみのあるブラウンレッド。バームのようにまろやかなテクスチャー。SUQQU モイスチャー リッチ リップスティック 10 ¥5,000(使用色)
(左から)青みがかったカシスレッド。クレヨンタイプなので塗りやすい。シャネル ル ルージュ クレイヨン ドゥ クルール №8 ¥3,900、夕闇にともるランタンの紅色がイメージ。ふっくら艶やかな唇に。クレ・ド・ポー ボーテ ルージュアレーブルn 8 ¥6,000、ベリー系の赤は、肌に透明感を与えてくれる。クリニーク クリニーク ポップ 15 ¥3,200、チェストナッツブラウンは肌なじみがいいので、赤が苦手な人にもおすすめ。イプサ リップスティック C01 ¥3,200、温かみのあるブラウンレッド。バームのようにまろやかなテクスチャー。SUQQU モイスチャー リッチ リップスティック 10 ¥5,000(使用色)
1:リップは直塗りで。山を取ってから、唇全体を塗っていく
唇の山はしっかり取る
唇の山はしっかり取る

流行のブラウンレッドをつけているのに、老けて見えるのは、唇の形がはっきり出てしまっているから。赤リップ(SUQQU)を塗るときは、ブラシやリップペンシルなどは使わずに直塗りで。

そのとき、上唇の山がつぶれてしまうと、唇がぼやけてしまうので、山はしっかり取りましょう。山を取ったら、あとはリップをするすると滑らせて、唇全体を塗っていきます。

2:上下唇を「うんぱっ」と合わせて、色をなじませる
うんぱっ
うんぱっ

唇全体に色はのせたいけれど、色が均一になりすぎるのも老けて見えてしまう原因です。リップは何度も重ね塗りせず、上下唇を合わせて、軽くなじませるだけでOK。

3:綿棒をくるくる回しながら、輪郭をぼかす
輪郭を綿棒でぼかす
輪郭を綿棒でぼかす

唇の輪郭を綿棒でぼかします。唇と肌の境目を曖昧にすることで、多少ガタついても自然な印象に仕上がります。赤リップを塗ってみて、派手だな、合わないな、と思ったら、輪郭をぼかしてみると、印象がやわらかなります。

4:最後に下唇の中央にリップを重ねて、立体感アップ!
下唇に色を重ねて、立体感を出す
下唇に色を重ねて、立体感を出す

最後に下唇の中央にリップを重ねます。下唇に色を重ねることで、ふっくらやわらかに見えるのはもちろん、立体感が出ることで縦ジワをカモフラージュする効果も。

くすみが目立ち始めた40代、「赤リップ」さえあれば、顔立ちまで華やかに!

■赤リップを使いこなすメイクテクニック

赤リップにゴールド系リップグロスを重ねると色浮きを防止してくれる!

ゴールド系グロスを唇の中央のみに塗ると、ふっくら感を演出できる
ゴールド系グロスを唇の中央のみに塗ると、ふっくら感を演出できる

ゴールドの輝きは肌なじみをよくし、艶もプラスしてくれるため、レイヤリング発想のゴールド系リップグロスが1本あると便利です。赤リップに挑戦したくても、浮いて見えそうなのが気になる……というときに、重ねてみるとよいでしょう。

上下の唇の中央にのせるだけで、赤リップの色浮きを抑えるだけでなく、光の効果で薄い唇がふっくらボリュームアップして、口角上げの錯覚効果も。さらに、ラグジュアリーな輝きが若さや生命感を印象づけ、夕方の疲れた印象を一気に吹き飛ばしてくれるメリットもあります。

ただし大粒ラメのタイプは唇の縦ジワを目立たせ、下品に映るので避けたいもの。ギラギラしすぎず、品のいい艶を与える、超微粒子のゴールドラメのものがお勧めです。

また、輝きが強いぶん、唇全体にのせるとギラギラしすぎてしまいます。のせるのは中央のみでOKです。中央に光が集まり、唇がふっくら立体的に見える効果も。

赤リップを使うときのチークは、自然な血色を生む「コーラル系を控えめ」に入れる

起点は頬骨の高い位置。ブラシを往復させて塗ります
起点は頬骨の高い位置。ブラシを往復させて塗ります

こっくりとした赤の「会食リップ」をつけたときは、チークは目立たせず、発色は控えめにしたほうがバランスがGOOD。いつものベージュリップに合わせる発色抜群のピンクやオレンジでは、トゥーマッチになり、厚化粧に見えてしまいます。肌なじみがよく、自然な血色を生む淡いコーラル系を選びましょう。

そして重要なのは、チークをブラシにつけるときの動作。チークにブラシをゴシゴシとこすりつけてしまうと、とりすぎてしまいます。ブラシの先端から半分の面積に2回なでつけるように色をとれば十分。つけるのは片面のみで大丈夫です。両面にまんべんなくつけると濃くつきすぎるかもしれないので、少ないかも?と思うくらいでよいでしょう。

チークをのせる範囲は頬骨に沿って、頬骨の高い位置からこめかみ手前まで幅広に。ブラシで優しくなでるように2往復させます。

正しいブラシ塗りで「キリッと引き上がった口元」に

大人はスティックでもリキッドでも、直塗りではなくブラシで塗るとよいでしょう。なぜなら加齢とともに唇の色素が後退し、上唇が薄くなる、左右の厚みが変わってくる、口角が下がって見える、というときにも失われた輪郭の修正が簡単だからです。

リップブラシにリップをとる量は「たっぷり」が基本。下唇の中心から外に押し広げるように塗ってから、輪郭を整えます。輪郭から塗り始めると、端にリップがたまり品のない口元になるので要注意です。

上唇は、下唇と同様に唇全体に塗ってから輪郭を描きます。このときに口角にブラシを差し込んで端まできちっと塗ることで「口角上げ」効果が生まれます。

(1)リップベースを塗る
リップベースで縦ジワを埋めるように縦塗りする
リップベースで縦ジワを埋めるように縦塗りする

左右に滑らせて塗るとシワの溝が埋まりにくいため、縦ジワの凹みを埋めるように溝に沿って「縦塗り」します。

(2)リップは下唇の中央にのせる
下唇の中央にのせてから上唇に移してのばす
下唇の中央にのせてから上唇に移してのばす

リップは初めに、下唇の中央にのせます。それから「んーっ」として上唇に移してのばします。さらに下唇全体を塗ってから、上唇をアバウトに塗っていきます。

(3)輪郭を補正する
上唇の山は鋭角的でなく丸みのあるなだらかな山に
上唇の山は鋭角的でなく丸みのあるなだらかな山に

上唇全体を塗ったあとに輪郭を補正します。上唇の山は色素が後退して曖昧になっているので、鋭角的ではなく、丸みのあるなだらかな山で立体感を強調しましょう。

(4)上唇の口角から山にかけて1mmはみ出す
上唇の口角から山にかけて1mmはみ出しふっくら感を
上唇の口角から山にかけて1mmはみ出しふっくら感を

上唇の口角から山にかけては、1mmはみ出しふっくら感をプラス。唇がやせてしまった貧相な唇をふくよかに見せるワザです。これをするのとしないのとでは、見た目印象の若々しさに差が出ます。

コンシーラーはくすみを消して「口角を引き上げ」

明るくするのは口角下のみ。錯覚効果で”への字”を解消
明るくするのは口角下のみ。錯覚効果で「への字」を解消

口周りは乾きやすいため、くすみが起こりやすい部位。さらに口角下はたるみでできてしまったマリオネットラインが影をつくり、いっそう口元を暗く、口角も下がって見え不満顔に……。これでは「会食リップ」の肌映え効果は半減してしまいます。

解決策は、自分の肌色よりも一段明るめのコンシーラーを、口角下にサッと塗ること。のせた後に指でなじませます。のせたのかどうかわからないくらい、ほんのり明るくなるだけで十分です。くすみやたるみの影が消えるハイライト効果で、口角がキュッと上がって見える、うれしい錯覚作用が生まれます。

特に会食に出かける夕方、リタッチのときこのコンシーラー技が効果的。疲れで下がった口角が一瞬でキリッと引き上がり、「会食リップ」が映える美しい口元に変わります。

浮かない・落ちない・厚化粧にならない!流行の赤リップやチークを使いこなすコツ

黒髪に似合う眉メイク


■「眉頭」「眉山」「眉尻」美人眉の描き方

3タイプ別残念眉の直しどころ

1:眉山が外側すぎて、顔の横幅が広がって見えるタイプ
眉頭を内側に描き足して、顔のたるみによるズレを修正
眉頭を内側に描き足して、顔のたるみによるズレを修正

【BEFORE】顔のたるみや表情筋のゆるみで眉が外側にズレているのに、そのままの形で眉を描いているため、眉山の位置が外側すぎるパターンです。さらに眉間も広がっているから、小顔でも大きな顔に見えてしまいます。

[美人太眉にするには]眉頭を描き足して広がった眉間を狭め、眉山を中央に寄せることで引き締まった存在感のある目元に

【AFTER】顔の横幅が広く見えた原因は眉間があきすぎて、眉山が外にズレていたから。これを眉メイクで矯正したら、求心力が生まれて中高い小顔に変化。眉尻の長さも出たことで横顔も引き締まりました。

2:眉下のラインがえぐれた「かっくん眉」で、きつい印象になってしまうタイプ
弓形の印象を和らげるには、眉下を描き足してなだらかな眉に
弓形の印象を和らげるには、眉下を描き足してなだらかな眉に

【BEFORE】眉は弓形に描く、という思い込みが強く出てしまったパターンです。若いころに抜きすぎて、眉が生えてこなくなったタイプに多く見られます。かっくん眉はきつい印象を与え、さらに、目との距離が離れているためハレまぶた&目が小さく見えるという弊害も。

[美人太眉にするには]えぐれた眉下を太くまっすぐに仕上げることで、目と眉の間隔が狭まり若々しい表情に!

【AFTER】眉下を抜きすぎた弓形の眉は、間延び顔の原因でもあります。解消するには、眉下を太らせる以外に手立てはありません。眉下を描き足すことで、ハレぼったく小さかった目が、くっきりと大きく強い印象に変わりました。

3:眉尻が短い直線眉が、かえってたるみを目立たせているタイプ
眉尻を伸ばし、顔全体にメリハリを。眉山の位置には注意して!
眉尻を伸ばし、顔全体にメリハリを。眉山の位置には注意して!

【BEFORE】眉山を描けていないストレートラインだし、眉尻が短いのも残念です。目元を引き上げたい一心で眉尻まで上げてしまった例ですが、目尻ラインと離れることで、ますます下がり目尻を強調し、たるんだような印象……。

[美人太眉にするには]眉尻をのばし、眉山をグッと内側に描きます。正面と横顔の境界をはっきりさせることで、ゆるんだ顔が締まりシャープな小顔に変身!

【AFTER】眉尻がなく、眉山の位置が定まらないのが原因だから、眉山を正しい位置につくり、眉尻を正しい長さに描くだけでグッとメリハリ感が出ます。たるんだ頬までもリフトアップしたような錯覚効果が得られます。

グンと美人眉になれる、「眉頭」「眉山」「眉尻」の描き方テクニック

美人太眉のコツがわかったところで、次は眉のウイークポイント克服テクを部分別にご紹介。せっかく時間をかけて描いた眉メイクで損をしないためには、知的でだれからも好感が持たれる美人太眉をマスターすること、これに尽きます。

そこで、「眉頭」「眉山」「眉尻」にポイントを絞り、それぞれ4ステップで描き方をマスター。自分の眉の「ココが足りない」を補って、キュッと引き締まったシャープな小顔を手に入れましょう。

1:「眉頭」は毛並みを強調し、メリハリを与えるのが正解
スカスカになった「眉頭」を描き足して毛並みを強調し、メリハリ美人顔に。写真右から順に
スカスカになった「眉頭」を描き足して毛並みを強調し、メリハリ美人顔に。写真右から順に

1:小鼻の付け根の延長とノーズシャドウの上辺が交わったところが眉頭の先端。そして、眉毛の合流点とは、上と下から毛流れが合わさっている部分。そこに、まずは底辺を描きます。

2:1と同様、眉頭の上辺も眉の合流点が起点。色を足さずに、そのまま描くと薄づきになって失敗しません。描いたら鏡でチェックして、足りなければ色を足すくらいでOK。

3:眉頭の下から鼻の付け根へとさっと指でぼかして。ノーズシャドウはメリハリづくりに効果的ですが〝のせている〟ことがわかっては作為的に映り、おかしな厚化粧顔に。色がほとんどわからないくらいでちょうどいいのです。

4:眉頭の毛を眉マスカラで起こして、ふさふさ感の演出を。眉の上辺から勢いよくはみ出すくらい、しっかり立ち上げます。

【POINT】美人太眉では、眉頭の縦幅を眉の真ん中の縦幅と同じくらいに仕上げるのがポイント。また、「眉頭」の毛を眉マスカラでぐいっと立ち上げて強調すると、まるで眉全体までもがふさっとして見える効果あり。目元のメリハリ感、若々しさが断然違ってきます。

2:「眉山」は思いきって内側に描いて小顔効果を!
「眉山」は、一見「そんなに内側にしていいの?」と思うくらい内側で正解。たるみで横に広がった正面顔がキュッと引き締まるのを実感できるはず
「眉山」は、一見「そんなに内側にしていいの?」と思うくらい内側で正解。たるみで横に広がった正面顔がキュッと引き締まるのを実感できるはず

1:鏡を見ながら、黒目の外側の延長線上に眉山の位置を確認。太め眉の場合、ちょっと内側の方が顔の横幅が狭まって引き締め効果アップ!

2:アイブロウペンシルで眉山を厚めに描き足します。太さを出したいからと眉の上側をはみ出して描くと不自然になるので注意!

3:眉山の頂点にペンシルを置き、眉尻方向に描いていきます。眉山が鋭角的になったら、綿棒でなじませましょう。

4:寝ている毛を起こし、眉山方向へと毛を立ち上げます。ペンシルよりも眉マスカラで立体感を強調するほうが自然な仕上がりに。

【POINT】なるべく自眉の上辺の高さに合わせ、ゆるやかに仕上げます。最初は鋭角的になってもいいので眉山を正しい位置に描くことだけに集中し、描いたあとに綿棒で「眉山ライン」を修正すれば、失敗なくキレイに仕上がります。

3:「眉尻」眉下は太くまっすぐ。眉尻を上げればリフトアップ効果も!
「眉尻」は下げすぎ、短すぎに注意。“眉頭の底辺より少し上”がベストポイント
「眉尻」は下げすぎ、短すぎに注意。「眉頭の底辺より少し上」がベストポイント

1:毛が密集している「眉毛の合流点」を起点に、ブラシを眉に対して縦に持って描きます。横置きで描くよりも幅が太くなり、一気に描けます。

2:眉尻の「止め」は、眉頭の高さより少し上に。眉尻が長すぎるとたるみや目尻の下がりを強調してNG。眉尻ラインはなだらかに下げて、生え際ラインと平行になるように仕上げます。

3:1の下のパウダーアイブロウを使って、眉頭の底辺から眉山の下=眉下ゾーンを描き足します。ここはいくら太くしても不自然にならない唯一の場所なので、えぐれた範囲を埋めるように、パウダーをのせて。

4:最後は眉マスカラで整えます。太さを出したいからと眉マスカラを多く塗りすぎると、毛束ができて不自然な印象になるので要注意。あくまでも毛だけにつくように、軽いタッチで塗布すると失敗しません。

【POINT】重要なのが、眉尻の止め位置。小鼻と目尻を結んだ延長線、眉頭の底辺の位置より少し上にすると、自然に目尻が上がり、目が大きくなります。美人太眉の要である「太さ」は眉下のみに出すこと。

ここでいう眉下とは、眉頭から1cm外側から眉山あたりまでの底辺のこと。ここを太くまっすぐに埋めることで、眉と目の間隔が狭くなり、目力が生まれ、まるで彫りの深い顔になったかのような錯覚効果が得られます。

眉メイクひとつで劇的に若返る!残念な眉の直し方&美人眉の描き方


※掲載した商品はすべて税抜です。
この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。