【目次】

黒髪に似合う「眉メイク」


ダークカラーを使った今どき眉メイク

長井かおりさん
ヘア&メイクアップアーティスト
多くの女優やモデルからの指名を受ける人気ヘア&メイクアップアーティスト。雑誌や広告など第一線で活躍する傍ら、メイクレッスン講師としても活躍。ひとりひとりの個性や魅力を引き出す、上品なメイクテクニックにファン多数。Precious.jpでは、大人のリアルな肌や骨格の悩みをメイクだけで見事解決。
明るくのっぺりとした、いかにも描きました感のある眉が残念なセルフメイクから、立体感とナチュラルさのある今どき大人眉が上品な長井メイクへ。
明るくのっぺりとした、いかにも描きました感のある眉が残念なセルフメイクから、立体感とナチュラルさのある今どき大人眉が上品な長井メイクへ。

「茶髪ブームのときに『眉は髪よりワントーン明るく』と言われていましたが、その名残なのか、髪色は落ち着いた今でも明るめ眉をキープしているアラフォー世代の方をよくお見かけします。

髪のトーンに合わせて、眉の色もトーンダウンさせるのが正解です。自眉と同じグレーもしくはダークブラウンのペンシルで、足りない部分を描き足してから、明るいパウダーを重ねてほんのり明るさを出すのが鍵。色を重ねることで、眉に自然な立体感と抜け感も加味されます」(ヘア&メイクアップアーティスト・長井かおりさん)

【今どきダーク眉にシフトさせるアイブロウアイテム&メイクプロセス】

左から/軽やかな描き心地で思いどおりのナチュラルな眉が描ける。角度しだいで、全体の形づくりも1本1本描き足すのもどちらも可能。カネボウ化粧品 ルナソル スタイリングアイブロウペンシル(フラット)01 ¥3,500、長井さんコラボのミネラルカラーパウダー。アイホールにのせたオレンジを眉にもほんのり効かせて。ヤーマン オンリーミネラル N by ONLY MINERALS ミネラルピグメント 01 ¥2,300、ハイライトカラーからアイラインとしても使えるダークカラーまで5色を1パレットに。アイシャドウとして使用できるのもうれしい。カネボウ化粧品 ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクト 01 ¥4,200
左から/軽やかな描き心地で思いどおりのナチュラルな眉が描ける。角度しだいで、全体の形づくりも1本1本描き足すのもどちらも可能。カネボウ化粧品 ルナソル スタイリングアイブロウペンシル(フラット)01 ¥3,850、長井さんコラボのミネラルカラーパウダー。アイホールにのせたオレンジを眉にもほんのり効かせて。ヤーマン オンリーミネラル N by ONLY MINERALS ミネラルピグメント 01 ¥2,530、ハイライトカラーからアイラインとしても使えるダークカラーまで5色を1パレットに。アイシャドウとして使用できるのもうれしい。カネボウ化粧品 ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクト 01 ¥4,620
<STEP.1>足りない部分に眉を描き足す

・アイブロウペンシル(ルナソル)のスクリューブラシで眉の毛流れを整えから、欠けた部分や足りない部分をペンシルで描き足していきます。

眉頭〜眉山は斜め上向きに、眉山〜眉尻は床と平行気味にブラシを動かすと整いやすい。
眉頭〜眉山は斜め上向きに、眉山〜眉尻は床と平行気味にブラシを動かすと整いやすい。
アウトラインをとるのではなく、1本ずつ植毛するように毛流れに沿って描き足していくのがポイント。
アウトラインをとるのではなく、1本ずつ植毛するように毛流れに沿って描き足していくのがポイント。
<STEP.2>左右交互に整えていく

・どちらか片方を仕上げて、もう片方を描き始めるのはNGです。
・同時進行で、左右交互に描き進めていくのが、左右対象に仕上げる秘訣。
・ペンシルで描き終えたら、再度スクリューブラシでとかし、眉をぼかしながら肌に定着させます。

左右の眉を見比べて低い方は上側を、高い方は下側を描き足していくと左右対象に。
左右の眉を見比べて低い方は上側を、高い方は下側を描き足していくと左右対象に。
軽く肌をこするようにブラシを入れると、描いた眉が定着しやすく。
軽く肌をこするようにブラシを入れると、描いた眉が定着しやすく。
<STEP.3>パウダーをのせる

・アイブロウパウダー(ルナソル)の右2色に、アイホールにも使用したオレンジのミネラルパウダー(オンリーミネラル )を混ぜてアイブロウブラシにとり、眉にふんわり重ねます。
・まぶたの色を眉にもほんのり感じさせることで目元が締まり、抜け感もアップ。

まぶたに使用したアイシャドをアイブロウと混ぜて使用するテクニックをぜひ取り入れて。
まぶたに使用したアイシャドをアイブロウと混ぜて使用するテクニックをぜひ取り入れて。
肌を染めるような感覚で、ブラシを軽く肌に押し付けるのがコツ。
肌を染めるような感覚で、ブラシを軽く肌に押し付けるのがコツ。

【BEFORE→AFTER】

明るいブラウンだけを使用した眉は、描き足した部分に目立つばかりかのっぺりとして見える。ダークトーンで整えた上に明るいパウダーを重ねると、ナチュラルに仕上がり立体感も生まれる。
明るいブラウンだけを使用した眉は、描き足した部分に目立つばかりかのっぺりとして見える。ダークトーンで整えた上に明るいパウダーを重ねると、ナチュラルに仕上がり立体感も生まれる。

【ナチュラルで抜け感のある今どき立体眉の完成】

自眉のようにナチュラルに仕上がった今どき眉でこなれた印象に。
自眉のようにナチュラルに仕上がった今どき眉でこなれた印象に。

脱・明るめ眉!「暗めの立体眉」が今どき大人眉の正解です

アイブロウパウダーは髪色に合わせて

 
尾花 ケイコさん
ヘア&メイクアップアーティスト
(おばな けいこ)雑誌『Precious』をはじめ、数多くの女性誌やTVなどで活躍。清潔感のある美しさを引き出すメイクテクニックで業界人からも信頼が厚い。特に眉メイクの美しさには定評あり。美眉師としての認知度も高く、眉コスメの開発も手がける。

薄づきのカーキブラウン。きつく見えない絶妙カラー

眉_2,アイブロウ_1,パウダー_1
カーキ、チャコールブラウン、イエローホワイトセットで、ダークな髪色の人向き。いちばん右のイエローホワイトをノーズシャドウ位置に塗布して光効果でメリハリ感を演出する。SUQQU 3D コントロール アイブロウ 01 ¥7,150

 眉全体を染め上げるアイブロウパウダーの色は眉色に合わせるのか、髪色に合わせるのか迷うところですが、客観的に引いた状態で見たときの全体のバランスを考えると、髪色に合わせるのがいいでしょう。

「黒髪やダークな髪色の人はグレーではなく、自然な影色といわれる緑ニュアンスのカーキブラウンが正解色。メリハリの効いた上品で知的なシャープ顔になりますよ」(尾花さん)

自分に合う「眉アイテム」の選び方と使いこなし術3選|美眉師・尾花ケイコさんが徹底解説

黒髪に似合う40代の「赤リップメイク」【2選】


【1】カジュアル・ラフに塗る赤リップ

リップを塗った完成図
リップを塗った完成図

悲しいかな、年を重ねるごとに肌はくすみ、フェースラインも崩れてきます。そんなときに助けてくれるのが赤リップ。なかでも茶色みを帯びたブラウンレッドのリップは、ひと塗りで、鮮やかに発色して、肌をパッと明るく華やかに見せてくれます。

赤といえば、パーティやイベントなど、「キメ色」のイメージがあるけれど、大人はあえてカジュアルに、デイリーに使うのがおすすめです。ラフに塗ることで、いかにも塗っています、という感じにならず、むしろ「肌きれい」「女らしく見える」と言われること間違いなし。

まだチャレンジしていない人は、自分の肌で「赤の効果」を確かめて!

【おすすめの赤リップ&メイクプロセス】

ひと言で「赤リップ」と言っても、色や質感などさまざま。40代に似合う赤は、ボルドー、バイオレッド、カシス、ブラウンなどが入った深み系のレッド。一見、重めに感じますが、明度の高い赤よりも肌なじみがよく、肌色をきれいに見せてくれます。

質感はクリーミィタイプを。艶がありすぎるギトギトしてしまうし、かといってマットだとクールになりすぎる。クリーミィな質感で、潤いのあるまろやかな唇を目指しましょう。

<STEP.1>リップは直塗りで。山を取ってから、唇全体を塗っていく

流行のブラウンレッドをつけているのに、老けて見えるのは、唇の形がはっきり出てしまっているから。赤リップを塗るときは、ブラシやリップペンシルなどは使わずに直塗りで。

そのとき、上唇の山がつぶれてしまうと、唇がぼやけてしまうので、山はしっかり取りましょう。山を取ったら、あとはリップをするすると滑らせて、唇全体を塗っていきます。

唇の山はしっかり取る
唇の山はしっかり取る
<STEP.2>上下唇を「うんぱっ」と合わせて、色をなじませる

唇全体に色はのせたいけれど、色が均一になりすぎるのも老けて見えてしまう原因です。リップは何度も重ね塗りせず、上下唇を合わせて、軽くなじませるだけでOK。

うんぱっ
うんぱっ
<STEP.3>綿棒をくるくる回しながら、輪郭をぼかす

唇の輪郭を綿棒でぼかします。唇と肌の境目を曖昧にすることで、多少ガタついても自然な印象に仕上がります。赤リップを塗ってみて、派手だな、合わないな、と思ったら、輪郭をぼかしてみると、印象がやわらかなります。

輪郭を綿棒でぼかす
輪郭を綿棒でぼかす
<STEP.4>最後に下唇の中央にリップを重ねて、立体感アップ!

最後に下唇の中央にリップを重ねます。下唇に色を重ねることで、ふっくらやわらかに見えるのはもちろん、立体感が出ることで縦ジワをカモフラージュする効果も。

下唇に色を重ねて、立体感を出す
下唇に色を重ねて、立体感を出す

くすみが目立ち始めた40代、「赤リップ」さえあれば、顔立ちまで華やかに!

【2】キリッとした口元に魅せる!ブラシで塗る赤リップ

大人はスティックでもリキッドでも、直塗りではなくブラシで塗るとよいでしょう。なぜなら加齢とともに唇の色素が後退し、上唇が薄くなる、左右の厚みが変わってくる、口角が下がって見える、というときにも失われた輪郭の修正が簡単だからです。

リップブラシにリップをとる量は「たっぷり」が基本。下唇の中心から外に押し広げるように塗ってから、輪郭を整えます。輪郭から塗り始めると、端にリップがたまり品のない口元になるので要注意です。

上唇は、下唇と同様に唇全体に塗ってから輪郭を描きます。このときに口角にブラシを差し込んで端まできちっと塗ることで「口角上げ」効果が生まれます。

【ブラシで塗る赤リップのメイクプロセス】

<STEP.1>リップベースを塗る

左右に滑らせて塗るとシワの溝が埋まりにくいため、縦ジワの凹みを埋めるように溝に沿って「縦塗り」します。

リップベースで縦ジワを埋めるように縦塗りする
リップベースで縦ジワを埋めるように縦塗りする
<STEP.2>リップは下唇の中央にのせる

リップは初めに、下唇の中央にのせます。それから「んーっ」として上唇に移してのばします。さらに下唇全体を塗ってから、上唇をアバウトに塗っていきます。

下唇の中央にのせてから上唇に移してのばす
下唇の中央にのせてから上唇に移してのばす
<STEP.3>輪郭を補正する

上唇全体を塗ったあとに輪郭を補正します。上唇の山は色素が後退して曖昧になっているので、鋭角的ではなく、丸みのあるなだらかな山で立体感を強調しましょう。

上唇の山は鋭角的でなく丸みのあるなだらかな山に
上唇の山は鋭角的でなく丸みのあるなだらかな山に
<STEP.4>上唇の口角から山にかけて1mmはみ出す

上唇の口角から山にかけては、1mmはみ出しふっくら感をプラス。唇がやせてしまった貧相な唇をふくよかに見せるワザです。これをするのとしないのとでは、見た目印象の若々しさに差が出ます。

上唇の口角から山にかけて1mmはみ出しふっくら感を
上唇の口角から山にかけて1mmはみ出しふっくら感を

\コンシーラーはくすみを消して「口角を引き上げ」/

明るくするのは口角下のみ。錯覚効果で”への字”を解消
明るくするのは口角下のみ。錯覚効果で「への字」を解消

口周りは乾きやすいため、くすみが起こりやすい部位。さらに口角下はたるみでできてしまったマリオネットラインが影をつくり、いっそう口元を暗く、口角も下がって見え不満顔に……。これでは「会食リップ」の肌映え効果は半減してしまいます。

解決策は、自分の肌色よりも一段明るめのコンシーラーを、口角下にサッと塗ること。のせた後に指でなじませます。のせたのかどうかわからないくらい、ほんのり明るくなるだけで十分です。くすみやたるみの影が消えるハイライト効果で、口角がキュッと上がって見える、うれしい錯覚作用が生まれます。

特に会食に出かける夕方、リタッチのときこのコンシーラー技が効果的。疲れで下がった口角が一瞬でキリッと引き上がり、「会食リップ」が映える美しい口元に変わります。

赤リップを使いこなすメイクテクニック【2選】

【1】「ゴールド系リップグロス」を重ねて、色浮きを防止!

ゴールド系グロスを唇の中央のみに塗ると、ふっくら感を演出できる
ゴールド系グロスを唇の中央のみに塗ると、ふっくら感を演出できる

ゴールドの輝きは肌なじみをよくし、艶もプラスしてくれるため、レイヤリング発想のゴールド系リップグロスが1本あると便利です。赤リップに挑戦したくても、浮いて見えそうなのが気になる……というときに、重ねてみるとよいでしょう。

上下の唇の中央にのせるだけで、赤リップの色浮きを抑えるだけでなく、光の効果で薄い唇がふっくらボリュームアップして、口角上げの錯覚効果も。さらに、ラグジュアリーな輝きが若さや生命感を印象づけ、夕方の疲れた印象を一気に吹き飛ばしてくれるメリットもあります。

ただし大粒ラメのタイプは唇の縦ジワを目立たせ、下品に映るので避けたいもの。ギラギラしすぎず、品のいい艶を与える、超微粒子のゴールドラメのものがお勧めです。

また、輝きが強いぶん、唇全体にのせるとギラギラしすぎてしまいます。のせるのは中央のみでOKです。中央に光が集まり、唇がふっくら立体的に見える効果も。

【2】チークは「自然な血色を生むコーラル系」を控えめに入れる

起点は頬骨の高い位置。ブラシを往復させて塗ります
起点は頬骨の高い位置。ブラシを往復させて塗ります

こっくりとした赤の「会食リップ」をつけたときは、チークは目立たせず、発色は控えめにしたほうがバランスがGOOD。いつものベージュリップに合わせる発色抜群のピンクやオレンジでは、トゥーマッチになり、厚化粧に見えてしまいます。肌なじみがよく、自然な血色を生む淡いコーラル系を選びましょう。

そして重要なのは、チークをブラシにつけるときの動作。チークにブラシをゴシゴシとこすりつけてしまうと、とりすぎてしまいます。ブラシの先端から半分の面積に2回なでつけるように色をとれば十分。つけるのは片面のみで大丈夫です。両面にまんべんなくつけると濃くつきすぎるかもしれないので、少ないかも?と思うくらいでよいでしょう。

チークをのせる範囲は頬骨に沿って、頬骨の高い位置からこめかみ手前まで幅広に。ブラシで優しくなでるように2往復させます。

浮かない・落ちない・厚化粧にならない!流行の赤リップやチークを使いこなすコツ


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