正解例は…

不道徳 狡猾 不心得 Badな ダーティーな 抜け目ない 感心しない そういうことに限って頭が回る

などです。

ほかにも良い例を思いつかれた方、ぜひ編集部に教えてくださいませ!(笑)。

「姑息」という言葉に関しては、辞書にも「現代で多い誤用例」が載ってしまうほどなので、現実的な会話でどう扱うか、慎重にならなければいけないところ。

職場の方や取引先が誤用されている際には、わざわざ指摘するのは野暮、とスルーするのが賢明かと思われます。しかし「誤用」と知ってしまうと、自分が使用する際には、わざわざグレーゾーンの表現を選ぶのはためらわれますよね?

「一時しのぎ」はそのまま代用できるとして、「卑怯」という他者を貶める意味のほうでは、苛烈すぎず、怒りの感情を乗せられる上記のような言葉をストックしておくと、いざという時に品位を保ちつついられそうです。

大人の会話に【問題2】の正解例をぜひ、ご活用くださいね。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:文化庁「国語に関する世論調査」(平成22年 ) 参考文献:『デジタル大辞泉』小学館 / 『大辞林』三省堂
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ILLUSTRATION :
小出 真朱