正解は… 3:片方だけが常用漢字である。 です!

「怖い」は常用漢字で、「恐い」は常用漢字ではありません。

「怖い」だけ常用漢字なのです。
「怖い」だけ常用漢字なのです。

違いはその一点のみで、意味はまったく同じ「恐怖を感じる」です。

「恐い」という表記も日常的に使われてはいますが、常用漢字なのは「怖い」のほうですので、どちらを使うか迷った場合は「怖い」を選択しておくと無難かもしれません。

しかし「怖」と「恐」、漢字一文字の意味となると、少々違ってきます。

どちらの漢字も「こわい=危険を感じて不安になる」という意味は持っていますが、「恐」のほうだけ「つつしむ。かしこまる」という意味も併せ持っているのです。「恐縮する」「恐れ多い」という表現がありますよね?

日本語はとても奥が深いですね。大人の女性として、うっかり間違えると怖い(笑)ですよ!

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Precious.jp編集部 
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参考資料:文化庁「国語に関する世論調査」(平成28年)/ 参考文献:『日本国語大辞典 第2版』小学館
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小出 真朱