リゾートといえばビーチであるが、それと同じぐらいに存在感があるのが「フォーシーズンズリゾート フアラライ」のプールだ。太平洋のすぐそばという地形を生かしたプールが7つ用意されている。海を利用したプールであったり、熱帯魚と泳げるプールであったりと、とにかくスケールが違うのだ。景色やデザインどれをとっても、日本では決して体験することのできない極上のプールを紹介する。
ハワイならではの楽しみ方ができる「フォーシーズンズリゾート フアラライ」のプール
太平洋と一体になれる天然のプール|オーシャンプール
プールと呼んで良いのだろうか。浅瀬を囲んだ溶岩の壁が防波堤の役割を果たす天然のプールが「オーシャンプール」だ。
波にたゆたいながら、足元にはもちろん砂浜のシャリシャリとした感触もある。遊泳範囲の水深は最深部で1.5mと安全性を確保しながら、カメなどの生物と触れ合うチャンスもある。
プライベートビーチを持つ「フォーシーズンズリゾート フアラライ」ならではの自然が生んだプールと言えるだろう。
オーシャン・プール
- 営業時間:毎日日の出~日没
ランチサービスもあるメインプール|ビーチツリープール
同リゾートのメインダイニングのひとつである「ビーチツリー」の隣にあるプール。目の前に太平洋が広がるロケーションは、何ものにも代えがたい贅沢さがある。
四方にはプライベート性があるキャノビーや、開放感を感じられるパラソルが並び、プールサイドでもゆったりとした時間をすごすことができる。
浮き輪などの道具は持ち込み不可で、静かに泳げるのも魅力。
インフィニティプールではないが、太平洋に溶け込みそうなスタイリッシュなプールで泳ぐのは格別なひと時だろう。ランチサービスも実施している。
ビーチツリープール
- 営業時間:毎日 ※日の出~日没(ランチサービス11:00〜16:30)
21歳以下は立ち入り禁止! |パームグローブプール
21歳以下は立ち入り禁止なのが、ガーデニアとプルメリアの花に囲まれ、かぐわしいアロマが香る「パームグローブプール」だ。
玄武岩に囲まれたプールの太平洋に面した先端部分は、弧を描いた優雅なフォルム。プールサイドにはシェーズロング24脚、デイベッド4台、ハンモック2つが用意され、1時間ごとにプールサイドアメニティーが提供される。
さらにスイムアップバーやベンチでは、特製シェイブアイスや自然をテーマにしたカクテルを楽しめる。
パームグローブプール
- 営業時間:毎日日の出~日没(スタッフサービスは9:00〜日没、ランチサービス11:30〜16:00、バーカウンター11:00〜17:00)
4000匹の熱帯魚と泳ぐ「キングス・ポンド」
4つめは「フォーシーズンズ リゾート フアラライ」ならではの変わり種だ。
「キングス・ポンド」は溶岩を切り出した680万Lの巨大な海水プール。マダラトビエイをはじめとする98種以上、4000匹もの熱帯魚が暮らす天然の水族館で一緒に泳ぐことができる。
海洋生物学者に海洋生物の生態を教えてもらいながらシュノーケリングできるプログラムもあり、ハワイの熱帯魚の魅力に迫ることができる。
キングス・ポンド
- 営業時間:毎日10:00~16:00
「フォーシーズンズリゾート フアラライ」のプールは、その時の気分に合わせて使い分けられるのもうれしい。ビーチでくつろぐのも楽しみではあるが、落ち着いたプールでリラックスするのも楽しみ方のひとつだろう。より充実したステイにするためにも、参考にしていただきたい。
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- TEXT :
- 津島千佳 ライター・エディター