大人気テレビ番組『ポツンと一軒家』とは?
日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報を元に、一軒家の実態を徹底調査。どうして人里離れた場所で暮らしているのか? など、一軒家住人の人生にも迫っていくことで人気のテレビ番組『ポツンと一軒家』(ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット放送中)。
一軒家が見つかるまでのハラハラする展開から、一軒家住人の人生エピソードが語られる展開まで、最初から最後まで見どころたっぷりな当番組。日曜の夜の楽しみにしているという方も、多くいらっしゃるのでは?
前回の放送(石川県にあるポツンと一軒家探し)では、2軒の一軒家が紹介されました。
1軒目の住人は、我谷盆(ワガタボン)と呼ばれるノミ一本で作られる、素朴な風合いが魅力のお盆を作っている男性でした。発祥の地である、我谷村の板屋根職人の冬場の仕事として、栄えた伝統工芸でしたが、村はダムに沈んでしまい、時代とともに我谷盆を作る人がいなくなり、“幻”と呼ばれるようになった我谷盆。
自身の作品に似ていると言われたことがきっかけで、自分で勉強し我谷盆を作るようになった男性。今では、伝承のため、30人もの塾生に我谷盆作りを教えているとのことで、その姿も紹介されました。
2軒目の一軒家には、実家とお墓を守るために、ポツンと一軒家に住んでいるという男性が紹介されました。なんと、4km先のスーパーまで、自転車で往復4時間という山奥での生活も公開され、驚いた方も多いのではないでしょうか?
地域の伝統や歴史について触れるきっかけにも!
前回の放送では、歴史を感じさせる石川県の工芸品が紹介されたこともあり、SNSにも「知らなかった」「勉強になった」などの声が上がり、地域の工芸品や歴史について知るきっかけになったと、いう方が多くいらしたようです。さらに「我谷盆、とても素敵」「我谷盆が欲しくなってしまった」などの声も集まっていました。
もちろん人生ストーリーが語られる展開にも多くの声が集まり反響が寄せられおり、2軒目の男性が、ポツンと一軒家に居続ける姿に「かっこいい」との声が上がっていました。
さて、次の放送ではどんな一軒家が紹介されるのでしょうか? 9月8日(日)放送分の見どころを、本記事でぜひ先取りしていただければと思います!
9月8日の放送は、春風亭一之輔さんと辻元舞さんが出演。茨城県と山形県のポツンと一軒家を大捜索!
9月8日放送のゲストは、ゲストは落語家の春風亭一之輔さんと、モデルの辻元 舞さん。人里離れたポツンと一軒家での暮らしについて一之輔さんは「せめて1日に1回は人と喋りたいですね。稽古はずっと壁に向かってしなくちゃいけないし、落語を発表する人もいないですしね」と、住むには厳しい環境だと考えているようです。
辻元さんは「京都の田舎が出身なので、私自身はどちらかというと都会への憧れが強かったんです。でも番組を観ていると心が豊かだなっていつも感じています」と、番組を通して、田舎暮しへの見方にも変化がある様子です。
■1:牛舎? 納豆工場? 茨城県にあるポツンと一軒家を予想
茨城県のほぼ中央部、深い深い山が広がるエリアに一列に整然と並んだ建物が発見されます! 衛星写真を見た所さんと林さんは、「これは山深いですねえ!」と驚くほどの山の真っ只中のようです。
一之輔さんは「牛舎のような感じもしますよね。乳牛は静かなところのほうがいいお乳は出るという話も聞きますし」と、ホントかどうか分からない情報とともに推察します。
辻元さんは「茨城県といえば納豆ですよね…納豆の工場かな?」と、山深さと大きな建物に予想もつかないようです。
濃霧の中を進む捜索隊! たどり着く一軒家とは?
実は、今回目的とする建物から1キロほど離れたところには、かつて番組で訪れたポツンと一軒家があったとのこと。
そこの一軒家住民に話を聞いた際に、「昔キャンプ場だったところを個人が購入したらしいんですが、住んでいるかどうかはわからないですね」という情報を聞いていた捜索隊。その情報を元に、最寄りの集落で地元の人に聞き込みをスタートします。すると、「ユースホステルがあったんですが、今は人が住んでいるらしい」と以前聞いていた情報とは微妙に違う情報を得ます!
その場所は山頂にあるとのことで、教えられた道を進む捜索隊ですが、やがて濃霧となり、あたりは真っ白に! 薄っすらとしか見えない視界の中、なんとか山頂へ向かう捜索隊。すると山頂付近から舗装された林道へと入る道を発見します。そこは、整備された道が建物まで続いていたようで…。
この不思議な風景に「何をされている人なのか…まったく想像がつかないですね」と話す捜索隊。そこに、こつ然と現れたのは個人宅にしてはあまりに大きな建物で…! 果たしてその建物とは一体どんな建物だったのでしょうか。そして、その建物を購入した個人はいったい、何をしている人なのか?も見どころです!
■2:芋煮イベント会場? さくらんぼ農園? 山形県にあるポツンと一軒家を予想
続いての一軒家は、山形県の東部、宮城県との県境の山の中にあるようです。青色の建物の周囲には田畑はなさそうですが、広いスペースが開けているようで、一之輔さんは「山形といえば芋煮でしょう。それぞれの芋煮を持ち寄って自慢し合うイベント…『芋煮コロシアム』を開催しているのでは?」とニヤリ。
辻元さんは「山形ですし、さくらんぼの果樹園では?」、林さんは「キャンプ場でしょうね」と、ふたりは素直に予測しますが…。
急な坂道の先には、美しい景色が見える一軒家が!
捜索隊はまず、最寄りの集落で地元の年配男性に話を聞きます。すると男性には、どうやら心当たりがあるようで、一軒家までの道のりを確認すると、地面に石で地図を書きながら、丁寧に説明をしてくれます。ただ「途中からややこしい道になる」と、もうひとつ先の集落で話を聞くようにすすめられる捜索隊。
教えてもらった集落へと着き、人を探しているとリンゴ農園で作業中の男性を発見! 衛星写真を確認してもらうと「行っても、今日いるかどうかわからないよ」と、目的の一軒家をよくご存知の様子。丁寧にその一軒家までの道のりを教えてもらった捜索隊は、不在の可能性があるものの、家まで行くことにします。
渓流沿いの急な坂道を進むとやがて、思わず息を呑むような絶景が眼下に!その先には山頂部分を切り開いて建てられた、美しい景色を見渡せる一軒家が建っていました。果たしてこの山頂の一軒家は、何のために建てられたのでしょうか?
今回も2軒の一軒家が紹介され、見どころだらけの一時間となりそうです。気になる詳細はぜひ9月8日の放送でチェックしていただければと思います。
番組詳細
- ポツンと一軒家
- 2019年9月8日(日)午後7:58~8:54放送予定
ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット放送中
※本記事の情報は2019.9.7時点のものです