正解は…1:あだに 2:むだに 3:いたずらに 4:ただに の4つです!
5:つれづれに は、「徒然に」と書くので、「然」がつかないとこう読めません。

それにしても、なんと4通りもの読み方があるとは。「徒に」、厄介な漢字ですね。
中でも注目したいのは3の「いたずらに」という読み方でしょう。
「いたずらに」は「悪戯に」と書くこともできますが、「徒(いたずら)」と「悪戯(いたずら)」では、微妙なニュアンスの違いがあります。
大人の会話で「いたずらに」と使いそうな例として、「会議でいいアイディアが出ず、いたずらに時間ばかり浪費してしまった」のような使い方がありますが、こちらの場合は「徒に」と言う表記が正解です。
「徒(いたずら)」の意味は、「役にたたない、無駄」や「物足りない、風情が無い」です。
「悪戯(いたずら)」の意味は、「悪ふざけ」または「いたずらっこ(人)」なので、「無益に浪費する」で「いたずらに」と表現する場合は「徒」が正解です。
このほかの正解の選択肢についても、解説します。
1の「徒(あだ)に」は、「仇に」とも表記できます。意味は「実を結ばずむなしいさま」または「うわついて、不誠実なさま」です。軽々しく扱うことを「あだやおろそか」という言い回しがありますが、「徒や疎か」と書きます。
2の「徒(むだ)に」は「無駄に」とも表記でき、「徒(ただ)」の意味も「無駄」と同じです。この読みは、常識的には「無駄」という表記されることが多いでしょうから、あまり気にしなくていいでしょう。
4:の「徒(ただ)に」の意味は「単に」です。冒頭に出た文章「単純に読み方がわからない」は、「徒(ただ)に読み方がわからない」と言い換えることもできます。しかし、こちらは古めかしい言い回しなので、常識的にはあまり留意しなくていいでしょう。
まとめると、「徒に」という表記は、現代では「徒(あだ)に」か、「徒(いたずら)に」と読むことが多そうです。このふたつの読み方と意味は、大人としておさえておきましょう。
さて、もう一問、「ト」と読む事が多い漢字に関するクイズです。
【問題2】
「三途」という日本語の読み方をお答えください。「さんと」ではありません。
※即答できない方は、スクロールしてヒントをご覧ください。

ヒント1:「途」の読み方がポイントです。
ヒント2:もともとは仏教用語ですが、日常会話にもオカルティックな表現として、まま登場します。
さて、正解は?
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱