「嗜む」「嗜み」…大人だったら読めるようにしておきたいけど、似た言葉に要注意!
難しい漢字ではあっても、これが読めないと、大人として赤面! …そんな漢字を、今回はおさらいします。
漢字そのものは音読みで、よく目にする機会が多く、かつ、言葉の意味合い的に、読めないとShame(残念な)女性になってしまいそうな日本語は…こちらです。
【問題1】
「嗜む」という日本語の読み方をお答えください。
※即答できないと方は、スクロールしてヒントをご覧ください。
ヒント1:「好み、趣味」「芸事などに関する心得」「節度」などの意味を持つ日本語です。
ヒント2:使用例:「茶道の嗜みがある、といっても、学生時代に茶道部で習った程度なのです」
さて、正解は?
正解は… 嗜(たしな)み です。
動詞形にすると「嗜(たしな)む」になります。
「嗜」という字は「嗜好品(しこうひん)」など、音読みの「嗜(シ)」と、
訓読みの「嗜(たしな)み」「嗜(たしな)む」の2通りの読み仮名しか持ちません。
いきなり「嗜み」と書いてあると、読み方がサッと思い出せない事もありそうですが、
なにしろ言葉そのものが「嗜み」なので、これが読めないと「漢字の嗜みの足りない人」「この程度の漢字は、大人の嗜み」などのイメージが想起され、恥ずかしい思いをしそうですよね?
直近の消費税制の改革に伴い、「嗜好品」という言葉をよく目にしただけに、「嗜み」「嗜む」もおさえておきたいところです。
…というところで、2問目も「嗜み」「嗜む」にちなんだクイズと参りましょう。
【問題2】
「窘める」という日本語の読み方をお答えください。
※即答できない方は、スクロールしてヒントをご覧ください。
ヒント1:【問題1】の「嗜み」「嗜む」と、何かが同じです。
ヒント2:「良くない点に対していましめる」などの意味を持つ日本語です。
さて、正解は?
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱