女性にとって永遠のテーマである”美しさ”。「もっときれいになりたい」「美しいボディーを維持したい」という願いは、いつの時代も女性共通の願いですよね。
とはいえ、何かを続けたり、挑戦したりするのは、多忙な日々を過ごす私たちには、なかなか難しいもの。
そんな現代に生きる私達が実践できる「美」のメソッドについて語られる、実用的なトークショーが開催されました。
参加したのは、ランジェリースタイリストのモニカ・ハリントンさんと、栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさん。本記事では、ふたりの美のカリスマが説く「美」のメソッドとは？についてまとめました。
下着も食事も内側から美しくなれる秘密の武器。自分に合った物を見極めることが美への近道
トークショーの舞台となったのは、東京都内最大級の広さを誇る、松屋銀座店6階のランジェリーフロア「ルランジェ」。
登壇したのは、ランジェリースタイリストとして30年のキャリアを持ち、ロンドン、ニューヨーク、ヨーロッパ各地で活躍するモニカ・ハリントンさんと、2004年から8年間、ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして、世界一の美女を食事で支えてきたエリカ・アンギャルさん。
Q１：ランジェリースタイリストのモニカ・ハリントンさんと栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが考える、美しくなるための秘訣は？
モニカ・ハリントンさん（以下、モニカ）：今まで世界中で何千人もの女性に下着をフィッティングしてきましたが、ブラジャーに対する悩みや不満はほとんど同じで、ストラップがずれることと、ワイヤーが食い込むこと。間違った下着選びはボディラインへの自信をなくさせ、洋服もゆったりしたシルエットのものを選びがちに。それが、ボディーに合った下着を選んで着けることで、姿勢が良くなり表情まで変わってきます。私はそのときに、下着が持つ力を強く感じます。
エリカ・アンギャルさん（以下、エリカ）：食事も同様で、間違った食生活を送っている人が本当に多いと思います。痩せているのが美しい、という思い込みは間違い。心と体は繋がっていますから、ストレスケアをして、自分に合った食生活を送れば、内側から美しくなれます。奥ゆかしさは日本人女性の美徳ではありますが、自信を持つことはとても大切。
そこで「背筋を伸ばして姿勢が整うとストレスホルモンも軽減し、美しさが増す」というエリカさんが毎日行うとよい簡単習慣をアドバイス。
手を腰に当てて足幅を少し広き、背筋を伸ばして胸をぐんとはり2分間キープ。
鏡の前で行えばさらに効果的。
この、自信たっぷりに見える、2分間の「スーパーマンポーズ」を1日2回行うことで、姿勢が良くなり美しさに導くといいます。
Q２：年齢と共に変化する自分の体と、どう向き合うべき？
モニカ：40代になると自信を持てなくなってしまうのは、多くの女性に共通すること。体型も変わってくるので、体に合っていないブラジャーをつけている人も少なくありません。そこでもう一度、ティーンエイジャーに戻った気持ちで、変化する自分の体と向き合ってみてはどうでしょうか？
自分の体に合った下着を選ぶことで、きっと自信を取り戻すことができますよ。私のクライアントには90代の方もいらっしゃいます。着けるブラジャーのタイプは変わりましたが、下着に対する愛情は変わらない。それは素晴らしいことです。
エリカ：確かに40歳を過ぎ、プレ更年期、更年期となってくると、体型も変わってきます。でも「痩せればきれいになれる」わけではありません。自分と自分に向いている物を知り、自分にとってのベストな状態をキープすることが大切です。
最後に、モニカさんがブラジャーを選ぶときのポイントをアドバイスしてくれました。
・ブラジャーのワイヤーとバストの輪郭が合っているか、ワイヤーの中にバストが収まっているか確認しましょう。
・横から見てブラジャーの底辺が真っ直ぐになっているか確認しましょう。後ろ下がりになっている事が多いので注意して。
・ストラップの長さは自分で調整しましょう。洗濯後はアジャスターが動いている場合があるので、毎回ちゃん合わせて。
大人の女性ふたりからのアドバイスは、愛があり、すぐに実践できそうな事ばかり。エリカさんの「下着も食べ物も、内側から美しくなれる秘密の武器」という言葉がとても印象的でした。年齢を重ねて変化していく心身と向き合い、健やかで美しくありたいですね。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- WRITING ：
- 川原好恵
- EDIT ：
- 石原あや乃
