「馴鹿」ってどんな動物? 冬に馴染みの深い動物の難読漢字クイズに挑戦!

この季節のスター・アニマルです。
この季節のスター・アニマルです。

冬に馴染みの深い動物というと、何でしょうか? 動物たち自身は、もちろん「私はこの季節に美しくなる動物よ」などという意識はないでしょうけれど(笑)、私たち人間は、季節感やイベントに合わせて、なんとなく「似合う動物」を連想してしまったりします。

ファッションやステーショナリー、インテリアなどの装飾に動物のモチーフを見つけると、その愛らしさに、思わず手に取ってしまう…ということも多いもの。

今回は、「冬の季節に馴染みの深い動物」の難読漢字をクイズにいたしました。

…というわけで、クイズです。

【問題1】

「馴鹿」という漢字で表記される動物は、なんでしょうか?

なんの動物?
なんの動物?

ヒント:12月の街で、一番目にする機会の多い動物モチーフは、これかもしれません!

…さて、正解は?

正解は… 馴鹿(トナカイ) です。

「馴れる鹿」と書いて「トナカイ」を指します。なぜこの字なの?
「馴れる鹿」と書いて「トナカイ」を指します。なぜこの字なの?

サンタクロースの素敵な相棒としてお馴染みの馴鹿(トナカイ)。この時期は、イルミネーションや窓のスノー・スプレイ、またクリスマス・オーナメントにも、たくさん登場していますよね?

「トナカイ」という日本での呼び名は、アイヌ語の呼称「トゥナッカイ」に由来します。英語では「reindeer」。日本では「馴鹿(じゅんろく)」という読み方もありますが、デジタル・ツールに「トナカイ」と入力して漢字変換すると、ほとんどのツールで「馴鹿」という漢字が出てきますので、読み方としても「トナカイ」のほうが定着度が高いようです。

「馴鹿」という漢字は、漢語の表記に由来するもので、「人に慣れた(家畜にすることが可能な)鹿」という意味です。アジアでも昔から「穏やかでフレンドリーな動物」という認識だったのですね。クリスマスのスーパー・スターにぴったりの性格、ということかも知れません。

…さて、2問目のクイズでは、複数の動物の漢字を出題いたします。

【問題2】

次にあげる漢字表記は、すべて動物の名前です。どんな動物か?お答えください。

1:羚羊

2:黒貂

3:鴛鴦

すべて、冬に関連の深い動物です。

あなた3つのうち、いくつ正解できましたか?

正解は… 1:羚羊(かもしか) or(れいよう)、2:黒貂(くろてん) 、3:鴛鴦(おしどり) です。

「羚羊」は、「かもしか」という読み仮名で、俳句の「冬の季語」に採用されています。また、デジタル・ツールで「かもしか」を漢字変換すると、ほとんど「羚羊」の字が出てきます。つまり、「羚羊(かもしか)」という読み方はかなり定着しているのですが…。

そのまま読む「れいよう…偶蹄目ウシ科の動物の総称」は、ヤギ亜科である「かもしか」とは別の動物である、という説も散見されます。

このあたりの物議もなかなか面白いトリビアなので、合わせてご紹介してみました。

「黒貂(くろてん)」は、いわゆる「セーブル」のこと。イタチ科の美しい毛皮を持つ動物です。最近では、まつげエクステンションに、カットされたセーブルの毛が使用されていますね。

黒豹(くろひょう)と読み間違えないよう、ご注意ください。

「鴛鴦(おしどり)」は、円満な夫婦の象徴的モチーフとして、和装の柄にも取り入れられている鳥です。俳句の季語としても「三冬(冬を通して使用できる)」の季語として分類されています。

今回は、この季節に馴染みの深い動物を表す漢字

・馴鹿(トナカイ、じゅんろく)

・羚羊(かもしか、れいよう)

・黒貂(くろてん)

・鴛鴦(おしどり)

をおさらいしました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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参考資料:現代俳句協会『現代俳句データベース』 / 2019.12.19 更新
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ILLUSTRATION :
小出 真朱