賑やかな駅前を抜けると、住宅に紛れショップやレストランが点在する、静かな通りへ。そこここに潜む洒落た店を見つけるのも、自由が丘を訪れる楽しみのひとつです。
散策を楽しんだあとは、満足感があるご飯ものが人気のレストランで、まったり落ち着いた時間を過ごしては?この記事では、自由が丘にある、ご飯ものがおすすめのレストランをピックアップ。プレステージなレストランの予約を得意とする『一休.comレストラン』で口コミ高評価のお店と、料理人の顔が見えるグルメ・レストランサイト『ヒトサラ』でシェフがオススメするお店の中から計5軒を厳選し、ご紹介します。
【目次】
ご飯ものがおいしいレストラン
【1】D'êtraison(デトレゾン)
喧騒から離れた住宅街に構える隠れ家ビストロ「D'êtraison(デトレゾン)」。迎えてくれるのは、木目で統一したモダンなダイニング。どこかホッとするのは、エントランスから店内に至るまで、和の要素が意識されているからなのでしょう。
また、席間がゆったり取られているので、周りを気にせず食事に没頭できるのもうれしいところです。プライベート感のあるテーブル席のほか、カウンター席も用意されており、キッチンの作業を眺めながら、のんびり一人時間を過ごせます。
たとえば、山梨県産朝採りとうもろこしやモンサンミッシェル産ムール貝など…国内外問わず、取り寄せられた旬食材を使い、フレンチの技法に則った、丁寧な料理を展開。内装同様、和のテイストを取り入れた料理はどこか安心する味で、美濃焼の食器やグラスもアクセントになっています。
「おまかせ」はもちろんのこと、アラカルトで自分仕立てのコースを組むのもおすすめ。メニュー数が多く、食材次第でメニューが変わるため、いつ訪れても新鮮な驚きがあります。料理の一例として、とうもろこしの甘味を感じられる季節の前菜「とうもろこしのババロア」や、原塩・砂糖・ハーブ・ハチミツでマリネしたサーモンを、皮はパリパリ・中はレアに焼き上げる「サーモントラウトのミ・キュイ」など。
〆にいただきたいのが、店のスペシャリテと言える「季節のリゾット」。たとえば「ムール貝のサフランリゾット」は、石川県産のイタリア米に、モンサンミッシェル産ムール貝のダシが効いた逸品。サフランの鮮やかな黄色も、インパクトを残します。
ソムリエセレクトのワインがグラスで常時、8種以上ラインナップされているので、四季折々の食材とのペアリングを気軽に楽しんで。和テイストを取り入れたフレンチには、ビールもよく合います。
問い合わせ先
- D'êtraison
- 営業時間/12:00~13:30(L.O.)※水土日、18:00~22:00(L.O.)
定休日/月曜日 ※月曜祝日の場合営業、翌日振替休日 その他、毎月第1・3火曜定休
予算/ランチ 3,000円、ディナー 8,000円
席数/30人(宴会・パーティー時立席:30人着席:16人)
喫煙可否/完全禁煙
TEL/03-6421-2386
住所/東京都目黒区自由が丘2-2-11-1F
【2】あえん 自由が丘店
里山の恵みを盛り込んだ、素朴な料理をいただける和食店「あえん」。その1号店は1999年、自由が丘に誕生。木製家具を置いた店内はナチュラルな雰囲気で、大きな窓からはすぐ隣の自由が丘公園が見えます。
たとえば野菜は、畑の土からこだわったものを使用。厳選食材を使った素材感のある和食は、栄養満点で食べ応えがあり、なんだかほっこり幸せな気分にしてくれます。
中でも自慢は、木製の箱にご飯と具材を詰め込み蒸し上げる、日本伝統の料理「わっぱめし」。千葉県産コシヒカリの玄米に、山海の幸をたっぷり合わせたそれは、まさに「里山の恵み」と呼ぶにふさわしい逸品です。
おすすめはランチプラン「1ドリンクサービス付!【ご予約限定】特選ランチコース 4,950円」。構成の一例として、「旬野菜五種盛り合わせ」、「季節の椀物」、「魚料理」、「野菜が主役の一品」、「秋田牛のグリル」、「季節のわっぱめし」、「デザート」など。1ドリンクのサービス付き。
問い合わせ先
- あえん 自由が丘店
- 営業時間/11:00~15:30、17:30~22:00 土日祝/11:00~15:30、17:00~22:00
定休日/毎週月曜日
予算/ランチ 3,000円~3,999円 、 ディナー 5,000円~5,999円
席数/40席
喫煙可否/全面禁煙
TEL/03-5731-8251
住所/東京都目黒区自由が丘2-8-20
夜ご飯におすすめ
【1】旬炉 あわい
居酒屋「旬炉 あわい」は、毎日25時半まで営業している、自由が丘には貴重な1軒。店名の「間(あわい)」は、「職場から自宅へ帰る“間”に立ち寄って疲れを癒してほしい」という思いから命名されたものだそう。仕事帰りの深夜帯、店に灯る明かりが、優しく疲れを労わってくれます。
木で設えた和モダンの空間は、ぬくもりあふれる気取らない雰囲気。テーブル席もありますが、深夜の一人飲みにおすすめしたいのが、ゆったりした広さのカウンター。気仙沼の漁師の家に生まれたという店主は魚の知識も豊富で、ご主人とする料理や食材の話も同店の魅力のひとつです。
店を包む和みの空気に、一日の疲れが癒されていきます。
メニューは豊富で、お酒のアテから〆まで幅広くラインナップ。三陸直送の「鮮魚の造り」や「炉端焼き」など食材を活かした和食が、お腹も心もしっかり満たしてくれます。
おすすめのひとつが、「土鍋炊き込みご飯」。宮城県登米市の契約農家から精米したての米を仕入れ、注文を受けてから炊き上げるという、こだわりの逸品です。定番人気は、「アサリと三ツ葉、ホタテバター風味」など。このほか、季節に応じたご飯も登場します。
アルコールも豊富で、フレッシュな生酒や新酒など、その時期しか出会えないお酒も。ホールスタッフ全員が利酒師の資格を持っており、料理にぴったりのお酒を提案してくれます。
問い合わせ先
- 旬炉 あわい
- 営業時間/17:00~1:30
定休日/水曜日 ※第3火曜日
予算/ディナー 5,000円
席数/39人(宴会・パーティー時着席:8人)
喫煙可否/分煙
TEL/03-6432-2888
住所/東京都世田谷区奥沢6-31-18 ロ・カーサ自由が丘1F
【2】星火
「星火」は、「旬を五感で感じる」をコンセプトにした、自由が丘の人気和食店。店内は和モダンの落ち着いた雰囲気で、カウンター、テーブル席のほか、個室も完備。カウンター席はキッチンとの間に仕切りのないフラットな造りになっており、料理を待つ間も調理風景を間近に楽しむことができます。
このオープンな構造には、「食を楽しんでほしい」というオーナーの想いが反映されているのでしょう。比較的遅い時間まで営業しているので、一人飲みにもおすすめです。
こちらでいただけるのは、当日仕入れる旬の魚・有機野菜などを使った、こだわりの和食。お一人様にうれしい「一人鍋」、「燻製料理」や「土鍋ごはん」等、バラエティ豊かなメニューを、コースやアラカルトで堪能できます。種類豊富ですがどれも味に妥協はなく、化学調味料を使用しない「無化調」のスープを使ったラーメンなども人気を集めています。
土鍋ごはんのラインナップは、「炊き込み 1,296円~」、「おこわ 1,620円~」、「りぞっと 1,620円~」、「出汁茶漬け(鮭・紀州梅)648円」。話題のラーメンに劣らぬ、定番人気の逸品です。ラーメンと合わせて注文し、贅沢に〆を2倍楽しんでみては?
「【席のみプラン】~お料理は当日ご注文ください~」などを利用して席を確保し、豊富なメニューから当日の気分でオーダーを。
問い合わせ先
- 星火
- 営業時間/11:30~14:30、18:00~23:30
定休日/なし
席数/56席(個室4室)
喫煙可否/分煙(カウンターは禁煙/テーブル席は喫煙可)
TEL/03-6421-4328
住所/東京都目黒区自由が丘1-21-4 J121ビル B1~1F
焼肉+ご飯もの
【1】べこ亭 自由が丘店
A5ランク国産和牛の焼肉と本格韓国料理を味わえる「べこ亭 自由が丘店」。木の重厚感漂う上質な内装は、会津地方の古き良き日本家屋をイメージしたものだそう。蔵を思わせるセラーには常時350本のお酒が眠り、飲み頃の状態で出番を待ちわびます。
外の通りに面したカウンターはひと際しっとりした雰囲気で、パートナーとゆっくり過ごしたい夜におすすめ。また個室は2~20名まで幅広く対応。接待や家族のイベントなど、各種集まりに重宝します。
こちらで楽しめるのは、上質なA5黒毛和牛の焼肉。それも牡より融点が低くとろけるような食感が特徴の、牝牛にこだわって厳選されています。旨みあふれる肉と白米は、まさにゴールデンコンビ。ワインやスパークリング、日本酒等、お酒もどんどん進みます。また、韓国料理のサイドメニューも豊富で、キムチなど付け合わせのほか、ビビンバをはじめとしたご飯類、麺類、スープなど、幅広いラインナップで飽きさせません。
「【席のみ予約】~お料理は当日ご注文下さい~」などのプランで席を確保し、お好みのメニューを楽しんで。
問い合わせ先
- べこ亭 自由が丘店
- 営業時間/11:30~14:30、17:00~23:00 土日祝/11:30~15:00、17:00~23:00
定休日/なし
予算/ランチ 2,000円~2,999円 、 ディナー 6,000円~7,999円
席数/58席(個室3室)
喫煙可否/分煙 ※土日祝は全面禁煙
TEL/03-3701-0029
住所/東京都世田谷区奥沢6-20-23
※本記事で紹介したプランの価格はすべて税込です。
※本記事は2020年1月3日(金)時点での情報をもとに作成しています。
- TEXT :
- Precious.jp編集部