もう何年もレコードの再生装置の新規購入を検討中だが、その指南役が親友のTくん。以下は彼の請け売りだ。たとえばアンプの理想のひとつが1950~1960年代のアメリカ製。
ただ眺めるだけでも旨い酒が飲めてしまう
1959年~’60年代初頭のマッキントッシュの真空管モノラルパワーアンプ『MC30』
まだ一般家庭の手の届かない高級品のみで、音に対するこだわりや情熱が強い。つくりも手仕事で、電気製品というより、むしろ楽器に近い。ゆえに古いレコードだけでなく、今日のCDも、この時代のアンプで聴くのが理想的だ。そしてその正解のひとつが『MC30』。マッキントッシュの民生用パワーアンプの実質的な第一弾で、2台並べた(ステレオにした)美しい光景は、ただ見るだけで酒の肴さかなになる。
さらにプリは、スピーカーは……と考えれば、さらに旨い酒が飲めてしまうのだ。(文・福田豊)
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- TEXT :
- MEN'S Precious編集部
- BY :
- MEN'SPrecious2020年冬号より
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