睡眠時や集中したいときに便利なアイテム「耳栓」。素材や形、用途別などさまざまな種類の製品が発売されており、耳栓も高級化や高機能化が進んでいます。この記事では、睡眠用や遮音性抜群の無音になれる耳栓、音楽ライブや飛行機内で使える耳栓、デジタル耳栓など、最新の高機能耳栓のおすすめをセレクトしています。上手に使って、普段の生活や仕事の環境をよりよいものにしてみませんか。
【目次】ブランド名でさがす
- 高機能耳栓、高級耳栓をつける必要性とは?
- 素材や機能は?耳栓の種類
- 【睡眠時】におすすめの高機能耳栓3選
- 遮音性抜群!【無音】になれる高機能耳栓2選
- 【ミュージシャンのライブ&フェス】【飛行機搭乗時】などシーン別におすすめしたい高機能耳栓4選
- 「ノイズキャンセリング機能」を搭載した新タイプの耳栓【デジタル耳栓】おすすめ3選
高機能耳栓、高級耳栓をつける必要性とは?
睡眠時のいびきなどの対策や仕事、勉強に集中したいとき、また飛行機や電車、バスなどの交通機関を利用する際に騒音をカットしてくれる耳栓。最近では、遮音性だけではなく、騒音を軽減して必要な音だけを聞き取りやすくしたり、さらにクリアな音質にしてくれる高機能なデジタル耳栓も人気となっています。
着脱しやすいスポンジやシリコン素材を使っていたり、円筒や円柱、フランジタイプなど、素材や形もさまざまな耳栓から、今回は意識が高い人にこそ選ばれている高級耳栓をピックアップしてお届け。遮音性や機能性、フィット感の違い、使い心地なども詳しくご紹介します。
素材や機能は?耳栓の種類

耳栓には、どのような種類があるのでしょうか。素材や形別に、選ぶときにチェックしておきたい機能やおすすめの利用シーン、使い方をご紹介します。
1.「スポンジ・フォーム」の耳栓
耳栓のなかでもよく目にするのが、スポンジ素材の耳栓です。別名「フォームタイプ」と呼ばれ、最も一般的な耳栓のひとつ。 ウレタンや弾性発泡ポリマーを素材に使用しているため柔らかく、耳に直接押し込んで使います。装着後に耳の中で膨らむので、耳の穴へのフィット感が高いのが特徴。価格も安く、100円ショップなどでも手に入ります。
ただし、水に弱いものが多く、汚れた場合に洗うことができないのが要注意ポイント! つけていて痛みや違和感が少ないので、長時間の作業や睡眠時におすすめです。また、初めて使う方にも安心してご利用いただけるアイテムです。
2.「シリコン」の耳栓
柔らかいシリコン粘土を素材に、自分で自由に形を変えることができるので、サイズを気にせず使用できるのが「シリコン」の耳栓。ほかのタイプに比べると遮音性が低く、使い捨てタイプが多いので、日常での使用頻度の低い方におすすめです。
また、シリコンの耳栓は、耳の穴全体を覆うタイプなので、防水性が高いことも特徴。水泳をはじめ、マリンスポーツを行う際に着用するのに最適です。
3.「フランジタイプ」の耳栓
「フランジタイプ」の耳栓は、取り外ししやすい軸のついた、ヒレのような層状の段差がついているのが特徴です。耳穴に密着してくれるので、特に防音性に優れているのがうれしいポイント。スポンジタイプに比べると素材が硬いものが多いので、装着時に違和感を感じることも。長時間使用すると耳が痛くなることがあるので、注意が必要です。特に大きな音が鳴る空間では、短時間の使用がおすすめ。また洗って使用できるので、繰り返し使いたい場合や衛生的にも管理しやすいのが大きな魅力です。
4.「デジタルタイプ」の耳栓
最近増えてきている「デジタルタイプ」の耳栓は、周囲の騒音を排除して、人の声など必要な音だけを聞きやすくしてくれるというノイズキャンセリング機能が搭載されているので、ノイズは低減しながらも、呼びかけの声やアナウンス、アラームなどは聞き逃さない音量を保ちます。
着脱もスムーズでストレスなく使用できるので、日常生活での愛用に最適です。
5.「ヘッドフォンタイプ(イヤーマフ)」の耳栓
「ヘッドフォンタイプ」の耳栓は “イヤーマフ” とも呼ばれ、耳全体を覆うヘッドフォン型で、遮音性が高いのが特徴です。ほぼ完ぺきに遮音できるので、工場やDIYミュージシャンがなど大きな音が出る環境や、ミュージシャンがライブハウスで使用する場合にも選ばれやすく、最近ではおしゃれなファッションアイテムとしても人気です。また、耳栓に比べて取り外しが楽なので、自宅での作業時にもおすすめです。
【睡眠時】におすすめの高機能耳栓3選
ここからはシチュエーション別におすすめしたい耳栓をご紹介。まずはじめに、睡眠時におすすめしたい耳栓として、周囲の音をしっかり遮断して静かな環境を保ちながら、寝返りしても外れにくいなど、快適な使い心地を誇る「睡眠時におすすめの高機能耳栓」を3品お届けします。
1.睡眠専用耳栓メーカーのベストセラー「Quietide 睡眠用耳栓 」

周囲の騒音ボリュームを調整できる独自開発のフィルターで不快な騒音を減らしつつ、アラームなどは聞き逃さない耳栓です。人間工学に基づいたデザインで、フィット感がよく、長時間装着しても耳が痛くなりにくく、また睡眠時に抜け落ちにくいのも特徴です。水洗いできるので繰り返し使用が可能。持ち運びに便利なケースも付いてきます。
2.つけ心地を徹底研究「NEYO WELL Ear Zzz」

遮音性とフィット感のバランスのよい「NEYO WELL Ear Zzz」は、寝るときなどの長時間の使用に適した耳栓です。耳への圧迫感を抑えつつ、寝返りしても落ちにくい形状で、耳への負担を軽減。水洗いも可能なので。衛生的にも管理しやすいのもうれしいポイントです。3サイズ展開で、自分の耳に合ったサイズを選べる点も安心。持ち運びに便利なケース付きです。
3.5段階サイズ調整でぴったりフィット「Sleep up」

睡眠コンサルタント監修による、睡眠に特化した耳栓「Sleep up」。耳へのあたりを優しくするために医療グレードのシリコンを使用し、人間工学に基づいた設計で耳の中の蒸れを防ぐなどの工夫がなされています。
完全遮音ではないため、緊急地震速報やアラームなどを聞き逃すこともありません。5段階調節可能な2サイズセットで、ご自身の耳にフィットした装着感を叶えます。水洗い可能で、収納ケース付きです。
遮音性抜群!【無音】になれる高機能耳栓2選
周囲の音をシャットアウトし、無音状態を保つ高級耳栓をピックアップしてご紹介。勉強時など、集中したいときに愛用できる、遮音性抜群の高級耳栓に注目!
1.大きな騒音でも強力にシャットアウト!「SARIETY ノイズキャンセリング耳栓」

ダブル防音設計で、騒音を27dB低減する「SARIETY ノイズキャンセリング耳栓」は、大きないびき、飛行機内などの騒音が比較的大きい環境で力を発揮します。耳にあたる部分は柔らかいポリウレタンフォームで、優しいつけ心地を実現。また、ワイヤレスイヤフォンのようなデザインなので、目立たずに装着できるのも使い勝手抜群です。
2.高遮音性を誇る定番耳栓「サイレンシア 耳栓 レギュラーサイズ」

30年以上のベストセラーを誇り、信頼の品質を保ち続ける「サイレンシア」の耳栓は、ポリウレタン素材で柔らかく、つけ心地も抜群。32dBと耳栓のなかでもトップレベルの遮音性を誇り、特に耳障りな高周波数の騒音もカットしてくれるので、迷ったときにセレクトしたいアイテムです。
【ミュージシャンのライブ&フェス】【飛行機搭乗時】などシーン別におすすめしたい高機能耳栓4選
飛行機への搭乗時やミュージシャンのライブ会場やフェス、クラブなど、シーン別に大音量から耳を守りながら周囲の音も楽しみたいときに力を発揮する高機能耳栓を4品ピックアップしてご紹介します。
1.大音量から耳を守る「Thunderplugs Powered by Alpine(サンダーブラグズ)」

特別な音楽用のフィルターを搭載しており、すべての周波数において平均20dBの遮音性能を発揮してくれる耳栓です。ライブ会場などの環境下でも、大音量から耳を守りながら音楽をも楽しめる状況を叶えます。シリコンフリーのAlpine Thermo Shapeを使用し、ほとんど目立たない見た目と、簡単な着脱が可能です。持ち運びに便利な専用ケース付き。
2.聴きたい音をクリアに「Loop Experience 2 (ループ)」

音楽ライブイベントでの使用を想定して設計された「Loop Experience 2」は、騒音を17dB低減して、より安全な音量、クリアな音質で音楽を楽しむことができる耳栓です。華やかなライブ会場になじむゴールドのほか、シルバー、ピンク、ブラックなど4色展開。4つのサイズのシリコン製イヤーチップ、キーホルダー型のキャリーケースが付属します。

3.プロも愛用する本格派「Music PRO」

音楽業界のプロからの信頼も厚い「Music PRO」は、音楽を楽しみながら耳を保護する耳栓です。特許取得済みのデザインが、しっかり耳道にフィット。16dB程度を減音しながら、クリアで解像度の高い音質を維持し、臨場感を損なわない音楽体験を実現します。スタンダードとスモールの2サイズ、計6個入り、キーホルダーが付属します。
4.気圧コントロール機能がついた飛行機用耳栓「サイレンシア・フライト・エアー」

「サイレンシア・フライト・エアー」は、遮音機能だけでなく、気圧の変化による耳の不快感を軽減する機能をもった耳栓です。飛行機に乗った際の、気圧変動による耳の痛みや不快感に悩む方に、「サイレンシア・フライト・エアー」は空気のクッションをつくることで、飛行機の離着陸時の急激な気圧変化をゆるやかに調整してくれます。遮音効果の静けさとあわせて、機内での体調管理の強い味方になってくれそうです。
「ノイズキャンセリング機能」を搭載した新タイプの耳栓【デジタル耳栓】おすすめ3選
「デジタル耳栓」は、周囲の騒音を低減する「ノイズキャンセリング機能」を搭載した新しいタイプの耳栓です。アナウンスや呼びかけ声などの必要な音は聞こえるので、周囲の音をより過敏に感じてしまいやすい方にとっては、使用することでストレスを軽減することができます。静かな睡眠環境がほしい場合や、勉強や仕事に集中したいといった、日常のさまざまなシーンで役立つアイテムです。
ワイヤレスや有線、形状にもこだわった、大人世代が快適に使用できるおすすめの高級デジタル耳栓をご紹介します。
1.低周波騒音も抑えられる小さなデジタル耳栓「Quiet On 3.1」

耳栓をしていてもパートナーのいびきが聞こえる、目覚ましアラームを聞き逃してしまう、耳栓で耳が痛くなってしまう…そんな方におすすめしたい耳栓が「Quiet On 3.1」。一般的な耳栓ではあまり効果のなかった低周波騒音に特化したアクティブノイズキャンセリング機能搭載で、不快な騒音を低減します。
圧迫感を感じない極小サイズは、デジタル耳栓としては世界最小(※メーカー調べ)。4サイズのイヤーチップが同梱されているので、自分の耳にフィットするサイズを選んで装着できます。
2.“外音取り込みモード” 搭載「デジタル耳せん MM4000」

“必要な音” は聞こえて、“騒音” だけをカットするという「デジタル耳栓」でおすすめしたいこちらのアイテムは、3種のモード変更ボタンを搭載。ノイズキャンセリングの強度を2段階で切り替えることができます。さらに、周囲の音を聞き取りやすくする「外音取り込みモード」も搭載されているので、さらに使い勝手をよくしてくれます。イヤーフックも付属されているのでイヤフォンを落としづらく、移動や作業中も安心して使用することができます。
3.イヤフォン型でどこでも使いやすいデジタル耳栓「イヤープラグ EP-S433」

”音のソーシャルディスタンス—静けさを持ち歩く—” というコンセプトで、音響メーカー「Victor」が開発した耳栓(イヤープラグ)です。これまでは睡眠時など、特定のシーンで使用することが多かった耳栓を、家の外でも使用できるように開発。低域から広域まで、最大35dBの高い遮音性を実現します。
イヤフォン型のデザインでさりげなく使用できるので、勉強や仕事に集中したいとき、またカフェや図書館で静かに過ごしたいときに愛用したい、常に携帯したいアイテムです。
睡眠時やライブシーン、飛行機搭乗時など、シチュエーション別に最新耳栓を12品ご紹介しました。耳栓は使うシーンによって、必要な遮音性や着用感も異なってきますので、本記事を参考に、ご自分の希望に沿ったピッタリの耳栓を見つけて、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部