かつてANAの国際線CA(キャビンアテンダント)として世界各国を飛び回り、現在はワシントンD.C.に住み、コーチやイメージコンサルタントとして活躍するひとりの女性がいます。

その女性とは、矢岡美智子さん。

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元CAの矢岡美智子さん

元CAで、現在は内面と外見から本来の魅力を引き出すオンラインプログラムを、世界中に住む日本人女性に提供しているという矢岡さん。その日常はどんなものなのか、ぜひ知りたいところです。

なかでも気になるのが、食事にまつわること。美しいボディを維持するため、パフォーマンスを上げるため、食事を楽しむために、さまざまなことを意識しているようです。

ひとりの大人の女性として、美しさを内面からも外見からも追求するプロとして、その食事習慣からヒントを学んでみましょう。

矢岡 美智子さん
コーチ・イメージコンサルタント
(やおか みちこ)約10年間、ANA CAとして各都市を飛び回り、フライト以外では広報業務に数多く携わる。退職後、タイ バンコクに4年間駐在。帰国後、コーチング、イメージコンサルティングを学び、専業主婦から起業。セルフブランディングの為のアカデミー1~10期開講。現在は、「家族・自分・仕事」の、すべてのバランスを取って理想のライフスタイルを叶えるため、内面と外見から本来の魅力を引き出すオンラインプログラムを、世界中に住む日本人女性に提供している。ワシントンD.C.在住。http://chic-image.com/

美しい女性が「自宅での食事シーン」で意識していること6つ

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朝はフルーツをいただく

まずは矢岡さんに、自宅での食事シーンで意識していることを6つ挙げていただきました。

■1:朝は「白湯・フルーツ・甘酒」で頭の回転をよくする

「毎朝、お白湯とフルーツ、甘酒をいただいいています。頭の回転をよくするために、午前中は消化にエネルギーを使わないようにしているためです。仕事で昼食まで時間があく場合には、朝食後に、玄米と味噌汁、野菜のお浸しなどの和食を少しいただきます」

■2:食事中は、どんなに忙しくても食事のことだけに集中する

「CA時代、忙しいフライト中には、立ったまま食事をすることもしょっちゅうありました。そのころから気をつけていたのは、食事をいただいているときは、仕事やプライベートなど、ほかのことを考えないようにしていました。食事をしっかりいただくことで、脳が満足し、大量に食べたり、完食したくなったりすることがなくなります。今でもスマホ見ながら、テレビ見ながらなどの『ながらの食事』はしないようにしています」

■3:スパークリングウォーターを飲みながら食べる

「食事の際には、スパークリングウォーターをいただきながら食べることもあります。すると、自然と食べる量が少なくなります」

■4:ひと口30回以上噛む

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よく噛んで量を抑える

「早食いをして量をたくさんいただかないようにするため、意識して、ひと口当たり30回以上噛むようにしています」

■5:バランスのよい食事のためには「カラフルにすることだけ」を意識

「『バランスのよい食事を』と意識しすぎると、つくることも、食べることも楽しくなくなるので、見た目にカラフルさ、色味をたくさん使うにすることだけを気にかけるようにしています」

■6:夕食後、3時間経ってから就寝

「太らないように、夕食をとってから3時間以上経ってから就寝するようにしています」

美しい女性が「外食時」に意識していること6つ

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外食シーンではどんなことを意識している?

続いては、矢岡さんが外食するときに意識していることを教えていただきました。

■1:その日、一番新鮮なおすすめメニューをオーダー

「レストランなどでのオーダーの際には、今日入ってきた食材など、一番新鮮なものを使った、おすすめメニューをいただくようにしています。健康や美容のためにも、できるだけ新鮮なものを摂りたいからです。メニューを見ただけでは、その日の新鮮なものはどれなのか分からないので、お店の方に伺うことも多いです」

■2:一気にオーダーせず、野菜料理のオーダーを先にする

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野菜料理からオーダー

「急に血糖値を上げないように、野菜から食べ始めたいので、アラカルトをオーダーする際は一気にオーダーをするのではなく、野菜料理をオーダーしてから、次に肉料理をオーダーするなどしています。野菜料理と肉料理を一緒にオーダーする際には、提供してほしい順番をお店の方に伝えます」

■3:塩加減を薄くしてもらう

「外食は、どうしても塩分が多くなりすぎるのが気になりますので、塩加減は薄くしていただくことが多いです。今住んでいるアメリカでは、自分好みに味付けや食材をアレンジする相談は一般的なのです」

■4:ゆっくり料理を提供してもらう

「お料理をゆっくり出してほしい旨を、オーダー時にお店の方に伝えます。量を多くいただかないように、よく噛み、ゆっくり時間をかけて食事をするようにしているためです」

■5:パンにはすぐに手をつけない

「最初にパンが提供されるレストランでは、すぐにはいただかないようにしています。太らないよう、空腹時に炭水化物は摂らないように、という理由からです」

■6:食べる順番や速度を相手に合わせる

「どなたかと一緒に食事をする際は、食事中、同じタイミングで感想を共有できるように、また食事のスピードをできるだけ同じようにするために、食べる順番や速度をさりげなく相手に合わせるように意識しています」


自宅での食事シーンでも、レストランなどの外食シーンでも、どんな食事シーンでも矢岡さんはさまざまな意識をもって食事をしているようです。こうした意識の積み重ねによって、心身ともに美しい女性がつくられているのですね。気になる習慣は、ぜひ真似してみましょう!

この記事の執筆者
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WRITING :
石原亜香利
EDIT :
安念美和子、榊原淳
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