リモートワークが増える中、くつろぎをメインに設計した空間で仕事をするのは、なかなか難しいもの。生活スペースである自宅では、つい掃除をしたくなったり、ついテレビをつけてしまったりと、なかなか集中できず、仕事モードになりにくいというデメリットもあります。
そこで都心に特化したリノベーションサービス「マイリノ」「リノコレ」を展開しているグローバルベイスが、リモートワークに役立つ、リノベーションのヒント集を公開しました。
家でも仕事に集中できる空間をつくる、ケーススタディとヒントをご紹介します。
ライフスタイルに合わせて変えたい!リノベーションのケーススタディ5選
業種や仕事内容によっても、必要なワークスペースは変わります。実際にリノベーションが行われた事例を見てみましょう。
■1:リビングの一角を「透明なガラスとアイアン」で区切ったワークスペース
マンションなど限られた空間で仕切りを使うと、閉塞感が出てしまう……そんな悩みを解消するのが、ガラスの間仕切りで圧迫感をなくした事例です。
収納家具を床から浮かせ、奥行きをもたせているため、より空間を広く見せることができています。
■2:玄関のそばにつくった、仕事内容に合わせたワークスペース
リサイクル関係のお仕事をされている施工主さんとのことで、仕入れた材料を加工する作業スペースを玄関に設けた事例です。いつでも仕事道具のパソコンや加工道具を、すぐ外に持ち出せるというメリットも。
仕事のスタイルに合わせて間取りを考えた事例ですね。
■3:こもり感のある、集中できるインナーテラスのワークスペース
建具で空間を区切ったインナーテラスを利用すれば、音もシャットアウトできて集中できる空間のできあがり! 陽当たりのよい窓際に、ソファと小さなテーブル、そしてコンセントを設置しています。緑に囲まれた空間にすることで、都心でもクリエイティビティが高まる空間をつくることができます。
■4:キッチンとつなげたカウンターは家族で共有のワークスペース
キッチンにL字のカウンターをつなげてつくったワークスペースは、仕事、宿題、読書と時間や使う人によって、自由に使えるところがポイント。家族全員で共有できるワークスペースです。
子育てしながら在宅勤務という人にとっても、使いやすい空間に。
■5:邪魔な柱をあえて利用したワークスペース
マンションにありがちな邪魔な柱も、活用次第ではワークスペースに。両サイドが壁なので、リビング空間でも集中しやすくなります。リノベーションでブラケット照明をつければ、新たに照明を買わずにスペースを活用できるとのこと。
リモートワークでのリノベーションのヒント
具体的にどんなことをすると働きやすい空間を自宅につくることができるのでしょうか。役立つヒントもご紹介します。
■1:ON/OFFを布1枚で簡単切り替え。カーテンを利用した空間間仕切り
壁がつくれなくてもカーテンで空間を区切ることで、即席ワークスペースが誕生! 仕事の時はカーテンを閉めて集中。普段は開けておくことで、広く空間を使えます。
外に面しているなら、遮光カーテンがおすすめ。モニターへの反射を軽減できますよ。
■2:パパ・ママ同時リモートワークでもOK!複数人で使えるデスク
ふたりサイズのデスクを設置すれば、広々とした作業空間を確保できます。これなら夫婦そろってリモートワークになっても、場所がない問題がおきません。
デスクを設置する前に、パソコンやモニター、プリンターなどの配線計画をたてておくとスムーズですよ。
■3:壁のクロスを一部変えて、仕事スイッチに切り替え
壁紙が変えられるのなら、ワークスペース部分の壁のクロスを一部だけ変えるのもおすすめ。視覚効果で、リラックスモードと仕事モードの切り替えに役立ちます。より落ち着いた壁紙にすれば、きっと集中力もアップしますよ。
リモートワークが増えているからこそ、家での作業空間を上手に確保したいところ。ぜひ、ワークスペースづくりの参考にしてみてください。
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- Precious.jp編集部