【目次】
- 肌をきれいにみせる「ベースメイクの塗り方」
- 悩みをカバーする「コンシーラーの塗り方」
- 透明感を生み出す「ハイライト&チークの塗り方」
- 今どき顔に変わる抜け感のある「立体眉のつくり方」
- 目元美人になる「アイラインの引き方」
- 目力をアップさせる「アイシャドウ&マスカラの塗り方」
- 若々しい口元をつくる「リップの塗り方」
肌をきれいにみせる「ベースメイクの塗り方」
■メイク下地は全顔、ファンデーションは顔の中心7割に塗る
大人のメイク下地は顔全体に塗るけれど、ファンデーションは、厚塗りを回避するためにも顔の中心7割だけに塗る、と心得て。ファンデーションを塗る部分と塗らない部分の境目はスポンジやブラシでぼかし、自然なグラデーションを。この色と質感のコントラストが顔の立体感とフェースラインの引き締めをもたらします。
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■内側からにじみ出るような輝き肌ベースメイク
ベースの70%は下地でつくる、その意識づけが輝き肌を成功に導く秘訣です。下地で素肌をトーンアップして、ファンデーションは最小限に。さらに、ファンデーションのあとにハイライトで光をプラスし、最小限のお粉で崩れを予防する、それが鉄則です!
<STEP.1>下地の濃淡塗りでトーンアップ

輝き顔でトーンアップしたいのは、顔の中心部。両頬、両まぶた、鼻先、眉間、あご先の7か所に少量をおき、顔の中心から外側へなじませます。下地をしっかり使うことでファンデーションの量が少なくて済みます。
<STEP.2>クリームファンデーションはいちど手にとってから顔に

塗りすぎを防ぐため、手の甲にとって指でのせます。手の甲にクルクルなじませることで水分が飛び、指にとってトントンと顔にスタンプすることで必要量がのります。下地もいちど手の甲にクルクルしてから塗るのがおすすめ。
<STEP.3>中心から外側にのばす

顔の中心はしっかりカバー、フェースラインはごく薄く。トーンアップしながら陰影効果で小顔も叶えます。

ほうれい線の窪みではなく、その上の盛り上がった部分に。指の第2関節までをポンとおくだけでOK。
<STEP.4>ミニマルお粉でTゾーンの崩れ防止

お粉のつけすぎは、マットになるだけでなく、小ジワを目立たせる原因に。顔の中心部ほどお粉は最小限に。余分を十分に落とした状態で、フェースラインからなじませていき、余ったぶんで皮脂や毛穴が気になるTゾーンを押さえます。
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■自然な立体感を際立たせるベースメイク
「ご機嫌肌」に見せる極意。それは肌が本来もっている自然な美しさを忠実に再現することです。例えば「ツヤか、マットか」で言えば、どちらかに偏るのではなく、両方の質感が混在しているのがニュートラルな肌の美しさ。顔のセンターゾーン、つまり鏡で見たときの正面顔のエリアにはツヤを感じさせ、顔の側面にはマットな質感と淡い影色を加えてみる。それだけで全体に自然な立体感が生まれ、表情がイキイキと際立って見えてきます。
<STEP.1>生え際やフェースラインの悩みは影色のパウダーファンデーションでカバー
額の生え際が後退していたり、盛り上がったシミがあったり。フェースラインのトラブルを目立たせないために、尾花さんがおすすめするのは肌色より2段暗めのパウダーファンデーション。シェーディング用のパウダーよりも自然に肌になじみ、たるみを引き上げる効果が高い。
<STEP.2>小鼻脇と口角の不要な影は消去
顔の中に点在する小さな影やくすみは、表情を暗く見せて老け印象にもつながるのできれいにリセットしておきたい。特に注意したいのは生活感が表れる小鼻脇と口角のくすみ。肌より1段明るいコンシーラーをピンポイントで塗り、スポンジで軽く叩き込むようになじませて。
<STEP.4>上まぶたとTゾーンに光を集めて多幸感を
ほんのりバラ色を帯びた光に包まれた肌こそ、幸せの象徴。そこでローズ系のハイライトを眉間から鼻筋にかけてのTゾーンにプラス。さらに上まぶたのホールラインと、女神ゾーンと呼ばれる目頭にも。まるで美肌ライトを当てたように表情が華やいで。女優メイクの仕込み技。
【肌悩み別】人気ヘア&メイクアップアーティストが伝授する【ベースメイクテクニック】艶めく美肌に仕上げる!
悩みをカバーする「コンシーラーの塗り方」
■クマをカバーするコンシーラーの塗り方
血行不良による茶色いクマ、加齢による色素沈着など、目の下にある黒ずみは表情をネガティブな印象に見せる元凶。これを自然に隠すのはオレンジベージュのコンシーラーです。
【POINT】目元の黒ずみ対策は万能オレンジコンシーラーでカバー
コンシーラーは動きの多い目の際ギリギリまでは塗らずに、下まぶたのたるみジワにも入り込まないよう狭い範囲で処理。目の際から数ミリ離し、狭い範囲でカバーを。小さな修正なのに目元の元気回復には効果絶大。
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■顔に立体感を出すコンシーラーの塗り方
ファンデーションでは隠しきれなかった「たるみの影」=疲労感を払拭し、錯覚効果で顔全体がグッと引き上がり、いきいきとした表情に変わります。

<STEP.1>赤ぐすみやたるみの影が広がる目尻の下
「目尻の下」は片手で目尻側を押さえながら、もう片方の薬指で往復させたあとこめかみに向かって引き上げるようにのばす。
<STEP.2>過剰皮脂による赤みが現れる小鼻脇
「小鼻脇」は薬指で上下になでるようにしながらなじませる。
<STEP.3>影ができてくすみも現れる口角下
「口角下」も薬指を使い、下唇の輪郭に沿って口角を引き上げるようにのばす。
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■目元のたるみをカバーするコンシーラーの塗り方
疲れた目元はくすみやクマが目立ち、まぶたがたるんで目尻も下がって見えるのが悩み。コンシーラーでリフトアップ線を描く隠し技。まず下まぶたの際からこめかみ方向へと引き上げるような線を1本。さらに目尻から頬へと向かう短い線を1本。こうして目尻にY字ラインを加えるだけで目がパッチリ見開き、元気な顔に回復。
【POINT】疲れてたるんだ目元がYラインのテクでパッチリ見開く

下まぶたの目尻側1/3から斜め上に向かって細い線を描く。次に目尻から頬の高いところに向かって短い線をプラスしてから指でなじませる。
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透明感を生み出す「ハイライト&チークの塗り方」
■顔に立体感を生むハイライトの入れ方
ハイライトもいちど手の甲にクルクルしてから塗るのがおすすめ。
【POINT】6点ハイライトで立体感をプラス

立体感と輝きを盛るため、ハイライトをプラスします。目尻周りのCゾーン、ほうれい線の上、鼻すじ、あご先の6か所に、ごく少量を軽くなじませて。
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■自然な血色感をつくるリキッドチークの塗り方
大人がメイクで最もミスしやすいのがチーク。アイテム選びものせる位置も若いころのまま、更新されずに間違っている人が多いもの。
まずアイテム選びは、カサついてしぼんだ頬をふくらませる艶やかなリキッドが正解。のせる位置ですが、今まで “にっこり笑ったときにいちばん高くなるところ” と教わってきましたが、これだと真顔になったときに下にズレるため、たるみを強調。正しいのは、頬骨よりも上で、黒目の少し外側の延長線のところ。こんなに上?と思うかもしれませんが、ここを中心に指でぼかし広げていくと頬がキュッと上がったような錯覚効果が。これが「大人の正しい位置」なのです。
<STEP.1>手の甲にとり、指で色素の粒々をつぶし、ジェルと色素を混ぜる

<STEP.2>黒目の少し外側の下、頬骨よりも少し上の位置にチョンとのせる

<STEP.3>指の腹を使い軽い力でトントンと叩きながらなじませる

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今どき顔に変わる抜け感のある「立体眉のつくり方」
■立体眉のつくり方
眉は抜け感や空気感が大事。ペンシルで描くと滑稽なベタ眉になりやすく、眉を描くのが苦手…という人におすすめなのが、眉毛の周りを明るくし、地の眉を際立たせる眉専用のコンシーラーです。さらに透明眉マスカラで眉毛をグッと立ち上げて、毛並みを強調すれば自然と際立つので、あとは足りない眉尻を描き足すだけでOK。
<STEP.1>眉頭の上下部分は外し、眉を囲むように描くと自然と際立つ

<STEP.2>眉頭をぐっと立ち上げてふさふさ感を演出する

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目元美人になる「アイラインの引き方」
■目力がアップするキャットライン引き方
たるみ目尻を引き上げたいと、黒のリキッドアイライナーで目の際から離れるほど目尻ラインを大胆にハネ上げるのがお約束、という人は要注意。きちんとメイクしているのに、古くさい老け顔になっている可能性大! 大人は、加齢目元を強調する黒ライナーからは脱却し、思い切ってカラーライナーにチェンジを! 色の効果で老け感も失敗も目立ちにくく、定番のブラウンアイシャドウですら新鮮でおしゃれ。
<STEP.1>芯先を小刻みに動かしてまつげの間を埋める

<STEP.2>下まぶたラインの延長線になるように目尻ラインを描く

失敗しても大丈夫。【乳液をつけた綿棒】で修正を!

目尻ラインの角度がずれたり、長くしすぎたりしたら綿棒で修正を。ただし乾いた綿棒でこすると、かえって色を広げ、キレイに除去できないばかりか刺激で赤みや乾燥、シワの原因になるので要注意。必ず乳液や目元美容液を含ませた綿棒で拭き取るのが鉄則。
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■優し気に見えるタレ目ラインの引き方
上まぶたの際の目頭から目尻まで描いたら、目尻を指で真横に引っ張り固定し、「真横」にスッと長めに描く。これだけで自然な「タレ目ライン」になり、いつも微笑んでいるようなやわらかさが。シャープな顔立ちできつく見られがちな人はぜひ。
<STEP.1>上まぶたの際は目頭から目尻までまつげの間を埋める

<STEP.2>目尻を指で引っ張り、真横にラインを描く

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目力をアップさせる「アイシャドウ&マスカラの塗り方」
■ブラウンパレットで簡単に立体目元にする塗り方
<STEP.1>明るいベージュでまぶたのくすみを払う

重く被った腫れまぶたのメリハリづくりに有効なのは、やはり定番のブラウンアイシャドウ。けれども若いころに覚えた、目のフレームどおりに際から濃い色=締め色、次になじませ色を重ねていく横塗りはたるみ目を強調するだけ。この世代のブラウンアイシャドウは縦塗り限定です。
<STEP.2>上下のまぶたの際にライン状にのせる

そして、 この縦塗りに適しているのがのブラウン系パレット。パールやラメを含まず、まぶたにちりめんジワがあっても鱗のようにならない大人向き。まずは明るいベージュでまぶた全体のくすみを払い、中央を外して目頭側と目尻側にベージュブラウンを重ねると丸みを帯びた立体目元に。加えて上下の際に淡いブラウンをライン状に入れるだけのシンプル手順。なのに印象的な眼差しになる、一生使える正解の塗り方です。
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■目の輪郭がクッキリするマスカラの塗り方
まつげは「ビューラー」と「マスカラの重ね塗り」でぱっちり印象に仕上げるもの、と思い込んでいませんか? でも大人のまつげは加齢で細くなり、スカスカ状態。立ち上げることでまつげとまつげの間の白い粘膜が目立つので目のフレームがぼやけ、かえって老け感が増すばかり…。大人はまつげの立ち上げは禁止! “ひさし”のようなまっすぐまつげがベストであることを知っておきましょう。
【POINT】ブラシをスッと前に動かす
手順はマスカラをまつげの根元にグッと当ててから、スッと前方向に動かすだけ。“ひさし”効果で白い粘膜が見えないから目の輪郭がクッキリするし、横から見たときはスッと長さのある印象的なまつげに。気負いのない知的な美人顔になるのです。
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若々しい口元をつくる「リップの塗り方」
■肌映えするリップの塗り方
ベージュのリップペンシルで唇にベースを仕込むことで、肌なじみもキープ力も格段に上がり、華やぎシーンも心おきなく楽しめます。
<STEP.1>ベージュのペンシルで素の唇を整える

ベージュ系のリップペンシルで唇全体を塗りつぶします。このひと手間で、もともとの唇の色の悪さや形を修正でき、上に塗るリップの発色もアップ、なじみやもちもよくなります。
<STEP.2>濃密リップも直塗りOK

唇にベースを仕込んでいるので、リップは直塗りでOK。唇の中心を最も濃密にするため、上下唇の中央にしっかりと色をおきます。ここではエッジまできっちり塗りません。
<STEP.3>指でなじませてフィックスさせる
唇の中央にのせた色を指先で輪郭までなじませます。ポンポンと軽く叩き込むように。エッジはハッキリさせすぎないのが今どき。唇の山も尖らせず丸いフォルムを意識します。
ホリデーメイクの決定版!【美貌リップ】テクニックをヘア&メイクアップアーティスト 黒田啓蔵さんがレクチャー
■ふっくら唇に見えるリップティントの塗り方
色移りしにくく落ちにくいマットリップ。大人はシワが目立つから、と敬遠している人が多いですが、昨今はテクスチャーが進化し、ほのかな艶のあるものも多く登場しています。とはいえ、色が均一にのりやすくベタッと平面的になるのが欠点。そこでふっくらとした立体唇に仕上げるためのコツを伝授。
<POINT>唇の山の真下の 延長線の2か所、下唇の中央1か所に重ね塗りを

唇全体に薄く塗ったあとに、上唇の山から下に向かった延長線の2か所、下唇の中央の1か所に重ね塗りすること。これは美容医療の “唇のヒアルロン酸注入” がヒントでこの部分が濃くなることで上唇の山、下唇の底辺が明るく強調されることでふくよかな唇に見せる錯覚効果が! プロが大人女優にメイクするときのとっておきのワザなのです。

中心の色が濃くなり上唇の山、下唇の底辺が明るく強調され、立体的なふっくら唇に!
「NARS」リップティントを使って【メイクさんが女優さんに施す “ふっくら唇にするワザ”】を伝授!
- TEXT :
- Precious.jp編集部



















