創業1946年の和菓子店「宗家 源 吉兆庵」。現在は、どら焼き、まんじゅう、羊羹、お餅、せんべいなどの定番商品に加え、旬の季節菓子を生み出し、世界にも和菓子を広めています。

本記事では、宗家 源 吉兆庵の和菓子をより楽しむために、料理のアクセントとして使う方法や他の商品との組み合わせで楽しめる方法を広報担当者にお伺いしました。ステイホームで自炊する方も増えているかと思います。ぜひ、いつもの料理やおやつに飽きたとき、こちらのアレンジを参考にしてみてください。

「宗家 源 吉兆庵」の和菓子を「最高に美味しくいただく方法」8選

■1:蜜漬けされた柚子の皮の「とこよ」が自宅で楽しめるお菓子ナンバーワン

宗家 源 吉兆庵の年間商品として販売されている「とこよ」。しっとりと蜜漬けされて、黄金色に輝く柚子の皮のお菓子。少しほろ苦い柚子の風味や爽快な酸味を、1本1本に凝縮させているのがポイントです。

実はこの「とこよ」は、料理のアクセントとしても使えるのだとか!

柚子の皮のお菓子
「とこよ」1箱¥1,000

おすすめのアレンジ方法はこちら。

・とこよを細かく刻み、青菜の胡麻和えに加える。
・とこよをお雑煮にいれる。
・とこよを浅漬けにする。
・大根を出汁と塩で炊いて、薄口しょうゆを入れて食器にうつし、とこよを入れる。

「青菜の胡麻和えには、とこよを刻んで上に添えれば色合いも華やかになり、ワンランク上の一品に生まれ変わります。また、とこよに付いているザラメが食感を豊かにしてくれますよ。

お雑煮は地域によって味付けが異なりますが、醤油だし・白味噌どちらの味付けにも、とこよを最後に添えると柚子風味が引き立ち、アクセントになります。特に甘みのある白味噌ベースのお雑煮には、とこよを加えることでさっぱりした味付けに変わるのでおすすめです」(広報担当者)

■2:和菓子×ヨーグルトも意外と好相性!

枇杷のぜりぃ
「歳々果」5個入¥1,400、8個入¥2,200 ほか ※8月中旬まで販売予定

和菓子とヨーグルト、と聞くとあまり結びつかない組み合わせですが、一緒に食べると果実やぜんざいの甘さとヨーグルトの酸味が絶妙にマッチングした逸品をご家庭で味わえるのだそう。

おすすめの組み合わせはこちら!

・「とこよ」×ヨーグルト
・「歳々果」×ヨーグルト
・「冷やしぜんざい」×ヨーグルト×きな粉×黒蜜

和風ぜりぃの中に枇杷が入ったすっきりとさわやかな甘みのある「歳々果」。フルーツ感たっぷりの和菓子に、ヨーグルトがマッチするのはうなずけます。あんことヨーグルトの組み合わせは、ちょっと意外ですよね。

■3:和菓子をインするとひと味違ったドリンクに!?

桃の和菓子
「桃泉果」1個 ¥1,300、2個入 ¥2,750、3個入 ¥4,100、4個入 ¥5,650 ほか

普段飲んでいるドリンクに「宗家 源 吉兆庵」の和菓子を入れるだけで、ホッとできるドリンクが味わえるのだとか。おすすめの組み合わせはこちらです。

・「とこよ」×紅茶
・「とこよ」×お湯
・「とこよ」×炭酸水
・「桃泉果」×スパークリングワイン

万能な「とこよ」を使った「柚子紅茶」や「柚子ソーダ」。さらには、やわらかな甘さと甘美な香りの白桃を、瑞々しいぜりぃが包んでいる「桃泉果」をスパークリングワインに入れることで、白桃のさわやかな香りと甘さがプラスされます。

■4:「花桜桃」を凍らせてひと口シャーベットに

宗家 源 吉兆庵のお菓子を使ったアレンジスイーツはまだまだあります。少しの手間で、新しい世界が開けますよ。

さくらんぼのぜりぃ
「花桜桃」1個 ¥230、6個入 ¥1,500、8個入 ¥2,000、12個入 ¥3,000 ほか

「花桜桃」はさくらんぼをまるごとひと粒使い、ぜりぃの中にとじ込めたお菓子。さわやかな甘酸っぱさと、ほんのり残る甘い香りが特徴的です。

「花桜桃を凍らせて食べると、さくらんぼのひと口シャーベットになります。初夏などのデザートにするとお子様にも喜ばれそうです」(広報担当者)

暑くなってきた今の季節にぴったりのデザートになりそうです。

■5:「舞乃華」にラム酒とババロアをプラスしてランクアップ

小豆と栗のカステラ
「舞乃華」1本 ¥1,100

「舞乃華」は、風味豊かな小豆と栗の和風カステラ。

「舞乃華を食べやすい大きさにカットして器に入れ、ラム酒をかけて、上からババロアをのせて冷やして食べると、より高級感のある味のスイーツになります」(広報担当者)

ラム酒で大人の味わいに。温かいドリンクと一緒に食べたいですね。

■6:金魚を浮かべた和風ぜりぃにソーダを注いで

金魚の和風ぜりぃ
「金魚」1個入¥270、3個入¥888、5個入¥1,800 ※6月上旬〜8月中旬までの販売

和風ぜりぃに愛らしい金魚を浮かべた夏模様のお菓子「金魚」。

「深めの器に金魚を置き、ソーダを注いでスプーンでお召し上がりください。さわやかな飲めるぜりぃに変身します。スプーンを動かすたびに金魚が泳いでいるようにも見えて楽しいですよ」(広報担当者)

そのままでもフォトジェニックな和菓子ですが、さらに楽しくなるような夏のスイーツが完成。お子さんと一緒につくるのにおすすめのアレンジです。

■7:「冷やしあんとろり」×かき氷で簡単冷やし白玉ぜんざい 

小豆と餅の和菓子
「冷やしあんとろり」1個 ¥370、3個入 ¥1,180、6個入 ¥2,360、9個入 ¥3,540

「冷やしあんとろり」は、もっちりとした小餅に、北海道産小豆のなめらかなあんをとろりとからめて食べるセットです。

「かき氷にかけていただくと、濃厚な冷やし白玉ぜんざいが食べられます。真夏におすすめの組み合わせです」(広報担当者)

■8:「よもぎ蒸しどら 津弥」×クリームチーズで洋風どら焼き

よもぎ生地のどら焼き
「津弥」1個¥170、5個入¥950、10個入¥1,900 ほか

甘さ控えめで、瑞々しく小豆の風味を引き立てたよもぎ生地のどら焼き「津弥」。

「津弥は、トースターで焼けば、あったかほくほくのどら焼きが食べられますし、クリームチーズをはさめば、クリームチーズの塩分と餡子の甘味が絶妙にマッチした、洋風どら焼きがお楽しみいただけます」(広報担当者)

あんことクリームチーズは間違いのない組み合わせ! あまじょっぱさがやみつきになりそうです。


そのまま食べても美味な和菓子の、意外なアレンジをご紹介しました。ひと手間加えると、さらに違ったおいしさに出合えるようです。

「宗家 源 吉兆庵」の菓子は、直営店や百貨店の店舗、オンラインショップなどで購入することができます。ぜひ、おうちカフェの一品に、「宗家 源 吉兆庵」の提案するアレンジ和菓子を加えてみてはいかがでしょうか。

※価格はすべて税抜です。

問い合わせ先

関連記事

この記事の執筆者
美しいものこそ贅沢。新しい時代のラグジュアリー・ファッションマガジン『Precious』の編集部アカウントです。雑誌制作の過程で見つけた美しいもの、楽しいことをご紹介します。
WRITING :
宮平なつき
EDIT :
小林麻美