外出制限により、行動が限られているが、長い歴史を誇るフランス・トロワにある「ラコステ」の工場では、ボランティアスタッフらの手により医療用マスクの製造を行っている。その工場は、ブランドの象徴であるポロシャツを製造している工場でもあり、普段では多くの職人たちで賑わっている「ラコステ」の生産拠点のひとつでもある場所だ。その「ラコステ」の生産拠点で行われていたマスクの製造枚数が4月17日に目標にしていた10万枚に到達。

現場で困っている医療従事者のために立ち上がった「ラコステ」

医療用マスクの生産が10万枚に達したラコステ。

次なる目標を20万枚に設定し、ボランティアスタッフを2つの生産ラインで稼働させマスク製造に取り組んでいる。さらに、この取り組みは海外にも広がり、アルゼンチンの工場と商品の製造パートナーであるトルコの「EREN ホールディング」ではマスクと防護服の生産を開始し、不足しがちな医療用品を必要とされている間は、継続的して支援を行っていくそうだ。

「今後も私たちがこのパンデミックに勝利宣言をするその日まで、これまで培ってきた技術を転換し、現場で困っている医療従事者のためにも医療用品が必要とされるうちは、生産を続ける努力を惜しみません。しかし、ご存じのとおりこのウィルスとの戦いはまだ終わっていません。私たちはこのパンデミックに勝利宣言をするその日まで、またこういった医療用品が必要とされるうちは、生産を続ける努力を惜しみません。」

とコメントしている。

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