近年、スポーティなジャケパンスタイルと混同されてしまいがちだが、スーツにはスーツにふさわしい美意識がある。一言でいうなら、それは「上下のつながり感」。まるで一筆書きしたかのように、ジャケットからパンツ、そして靴までが一体化していなくてはならないのだ。その真理を踏まえれば、正しいフィット感やサイズは自然と導き出される。

スーツの正しいフィット感とは?

クラシックなサイズ感を残しているチェーザレ アットリーニのスーツ

スーツ¥500,000・タイ¥23,000〈チェーザレ アットリーニ〉・シャツ¥77,000〈ディエトロレクインテ〉/以上ディエトロレクインテ 時計¥2,680,000(ヴァシュロン・コンスタンタン) 靴¥175,000(ジョンロブジャパン) その他/スタイリスト私物税抜、参考商品

ジャケットの短すぎる着丈や、タイトすぎるパンツ、短すぎるパンツ丈はすべてNGだ。そう、スーツにおいては「普通に見えること」こそが、最も格好いいのだ。

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MEN'S Precious編集部 
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PHOTO :
渡辺修身(SAMMY STUDIO)
STYLIST :
四方彰敬
HAIR MAKE :
HIROKI(W Management)
MODEL :
Cuba
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