皇室御用達!雅子さまもご愛用の老舗傘店、名品3選
9月に入りだんだん空が高くなり、季節の移ろいを感じるようになりました。ひと雨ごとに秋が深まる、と言いますが、台風などの影響で実は梅雨よりも降るかもしれない秋雨。そんなちょっと憂鬱なシーズンでも気分を高めてくれる、特別な傘を取り入れてみてはいかがでしょうか。
昭和23年創業、昔ながらの製法を受け継ぎ、熟練の傘職人による製造を続けるのが、東京・台東区にショールームを構える前原光榮商店です。由緒ある十六花弁の菊の紋章に見立てた「16間(じゅうろっけん)傘」を世に広め、皇后雅子さまは、皇室に嫁がれる際にお求めになられて以来、愛用されています。
ひとつひとつ手作業で組み立てられた傘は、雨を弾く音や、開いたときの滑りのなめらかさが格段に違うと言います。使えば体でわかってくるという特別な使用感。身をもって知る、その発見を楽しみながら大切に使い続けたい名品傘3選を、早速ご覧いただきましょう。
■1:溢れる気品に背筋が伸びる!雅子さまご愛用、ロイヤルブルー16本骨傘「トラッド-16」
長年愛され続けてきた「トラッド-16」シリーズの復刻版です。オリジナルに忠実に、手元には牛本革を使用。スチール骨ならではの生地の張り感が秀逸で、ピンと張った生地に雨粒が跳ねる音も楽しいのだとか。
本革の手元が手になじみ艶が増し、味わい深い経年変化を遂げてくれるこちらは、オンラインショップおよびショールームにて限定販売です。
■2:煌めくラメに気分高まる!2020年新作「シャインローズーカーボン」
きらきらと光るレインボーカラーのラメ糸がふんだんに織り込まれています。光や見る角度によって微妙な色の変化が楽しめるデザインです。
デコラティブなバラのモチーフは存在感抜群で、雨の日も傘を開けば気分が上がりそう! ブラウンと相性のよいレンガ色は、秋のワードローブにも合わせやすいのでおすすめです。
■3:視線を釘付けにする、鮮やかカラー「フィオーレ」
ジャカード織りのボタニカル柄がエレガントなデザイン。光の当たり具合で柄の見え方が変化します。
幅広な縁取りのビビッドカラーがポイントで、大胆な配色は、ベーシックなコーディネートの主役になってくれます。こちらも、雨の日に気分を盛り上げてくれる一本。爽やかなミントグリーンは、傘をさすたびに癒し効果をもたらしてくれそうです。
「お客様の期待に恥じないものをこれからも作っていきたい」と職人さんが語る、匠の融合のような前原光榮商店の傘をご紹介しました。洗練された美しさと機能性を兼ね備えた名品は、雨の日さえ特別な気分にしてくれる、格調高いオーラを放ちます。
※掲載された商品の価格は、税込です。
問い合わせ先
関連記事
- 皇后雅子さまも休日にご愛用!「SIRI SIRI」の透明感あふれるジュエリー5選
- 天皇陛下とご成婚の日、皇后雅子さまの手元を飾ったコンテスのバッグとは?
- 上皇陛下がお忍びで食べた絶品アップルパイとは!?老舗洋菓子店「コロンバン」の秘密
- 傘をさすことで「きれいに見える!」 新発想から生まれた晴雨兼用アンブレラとは?
- 選ぶなら迷わず高級傘を。日本製や海外ブランドのおすすめから高級ビニール傘まで
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 神田朝子