スポーツ、狩猟、冒険といった貴族趣味から、他国との戦争にいたるまで。文字どおり世界を股にかけて躍進を遂げた19世紀末〜20世紀初頭の英国紳士たち。彼らがこぞってほしがったものがある。それは風雨を防ぎつつも通気性を備えた、快適なアウターだった。

冒険家たちの御用達

グレンフェルのハンティングジャケット『シューター』

1940年代に開発されたハンティングジャケット『シューター』。大きなポケット、肩のガンパッチ、ステッチで補強したウエストベルトなど、凝ったディテールを多数備えた本格派である。生地には『グレンフェルクロス』を採用。多少の雨なら傘いらずだ。¥93,000(ビームス 六本木ヒルズ〈グレンフェル〉)
1940年代に開発されたハンティングジャケット『シューター』。大きなポケット、肩のガンパッチ、ステッチで補強したウエストベルトなど、凝ったディテールを多数備えた本格派である。生地には『グレンフェルクロス』を採用。多少の雨なら傘いらずだ。¥93,000(ビームス 六本木ヒルズ〈グレンフェル〉)税抜、参考価格

そんな彼らの夢を叶えたのが、1890年に創業したグレンフェル。高密度織りの防水コットン『グレンフェルクロス』を開発して一躍人気ブランドとなったこちらは、エベレスト登頂、飛行機による太平洋横断、モーターレース……。様々な分野で活躍する冒険家たちに支持された。

現在ではファッション性の高さから改めて注目を集めているグレンフェルだが、そのクラフツマンシップは健在。1923年に設立したロンドン東部の工場で、今もなお生地から縫製にいたるまでMADE IN UKを貫き通している。

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PHOTO :
戸田嘉昭(パイルドライバー)