テレワークが日常化し、顔周りなど上半身のおしゃれに注目が集まるなか、密かに人気を集めているのが「イヤーカフ」です。
今回は、雑誌『Precious』12月号でモデルの立野リカさんが着用した、ラグジュアリーブランドのイヤーカフをクローズアップ。webでは、スタイリングを担当した犬走比佐乃さんのコーディネートテクニックとともに、アイテムのディテールを詳しくご紹介します。
顔周りに女性らしい華やぎを与えてくれる。シャネル、ルイ・ヴィトン、タサキなど、ラグジュアリーブランドの「イヤーカフ」7選
■1:ベージュ×ホワイト、ふたつのゴールドミックスが新鮮!シャネルのアイコン、キルティング模様が刻まれたイヤーカフ
羨望のモチーフ、キルティング模様が艶やかに刻印されたイヤーカフ。耳の高い位置で裏側から2か所に引っかけて、2色のゴールドカフを重ねたように見えるデザインです。
特にベージュゴールドは「シャネル」ならではの上品で肌馴染みのいい色。ホワイトゴールド部分にはダイヤモンドがあしらわれて白い煌きをさらに強調します。耳たぶにもアイコンモチーフの「カメリア コレクション」の可憐なダイヤモンドイヤリングを添えて。
【スタイリングの詳細記事はこちら】耳元に最旬モードな華やぎを。ベージュ×ホワイト、ふたつのゴールドミックスが美しい「シャネルのイヤーカフ」
■2:シャープな「キャトル ラディアント」と、女らしい「セルパンボエム」。ブシュロンの人気アイコンを重ねて、耳元に絶妙なニュアンスを!
ゴールドビーズで縁取られたドロップ形が女らしい「セルパンボエム」のスタッズイヤリング。マラカイトの深みのあるグリーンは、今注目の流行色のひとつです。
またオープンワークが軽やかな印象を与えるリング形のイヤーカフは、耳のふちを挟むだけ。ブシュロンゆかりのモチーフを組み合わせた「キャトル ラディアント」のもので、4つのモチーフのうちグログランモチーフ部分が空いているのに、一目でわかるアイコニックな煌きが魅力です。
【スタイリングの詳細記事はこちら】耳元に個性的なふたつのアイコンを重ねて、絶妙なニュアンスを楽しむ「ブシュロンのイヤーカフ 」
■3:自然の美しさと調和する。有機的なデザインで凛とした横顔を演出するタサキのイヤーカフ
悠久の自然が生み出したダイヤモンドとパールを、有機的なフォルムで表現したイヤーカフ。オーロラを描く美しい曲線が、耳の輪郭と相まって、思いがけない華やぎが生まれる。上質シンプルなひと粒パールも、とびきりモダンな表情に。
【スタイリングの詳細記事はこちら】オーロラを描く優美な曲線に視線が集中。装いを洗練させる「タサキのイヤーカフ」
■4:耳元に寄り添うチェーンが顔まわりを華やがせる。ルイ・ヴィトンのイヤーカフ
「モノグラム・フラワー」のスタッズピアスとリング状のイヤーカフを、繊細なチェーンで繋いだもの。カフとピアス部分にパヴェダイヤモンドが光るだけでなく、チェーンにもブリリアントカットのストーンがキラリと輝いて、耳のアウトラインを流れるように美しく飾ってくれます。
【スタイリングの詳細記事はこちら】耳のラインが美しく際立つ。チェーンで繋がれたモノグラム・フラワーが煌めく「ルイ・ヴィトンのイヤーカフ」
■5:横顔をハッピーに彩るダブルGとマルチカラー。グッチの魅力を肌で感じるイヤーカフ
アイコニックなダブルGロゴのゴールドカフは右耳にクリップで留める仕様。シンプルで完成度の高いデザインなので、他のイヤリングとの重ねづけがしやすいのが特徴です。
ドロップのようなマルチカラーのストーンが、横顔を明るく、ハッピーな雰囲気を添えるライオンヘッドのピアスは、下のストーンのキャッチに穴が3つあり、耳たぶの穴の位置によって、ヘッドとの間隔を調節できるのがうれしいですね。
【スタイリングの詳細記事はこちら】ダブルGとマルチカラーのストーンが横顔をハッピーに彩る「グッチのイヤーカフ」
■6:異素材の艶と輝きが、上品な耳元を演出。ディオールのモダンモードなイヤーカフ
カフとピアスが耳の裏でひと続きになった左耳用のイヤリング。耳の脇にはホワイトクリスタルを散りばめたメゾンのシグネチャーを3連にあしらったカフが! さらに耳たぶにとめるガラスパールのスタッズピアスから、ドロップが揺れるデザインになっています。
スタッズ部分には、パールの代わりに手持ちのピアスを差すこともできます。たとえばダイヤモンドのスタッズでクールな印象に、カラーストーンなら鮮やかなアクセントに…と、自由なアレンジを楽んでください!
【スタイリングの詳細記事はこちら】白い「輝き×艶」という異素材ミックスが上品。清潔感ある横顔を演出する「ディオールのイヤーカフ」
■7:アンティーク感ある仕上げがモードな女らしさを印象づける「サンローランのイヤーカフ」
アンティーク仕上げの質感が粋なフープカフとフリンジピアス。クリップ式のイヤーカフは大小ふたつセットで、耳たぶには大きめカフを、上部に小さめカフをつけるのがおすすめです。
象徴的なYSLゴロ(=カサンドラロゴ)から、ほっそりと流れ落ちるようにチェーンが揺れるフリンジピアスは、モードな女らしさを印象づけるのに最適です。
【スタイリングの詳細記事はこちら】アンティーク感ある仕上げがモードな女らしさを印象づける「サンローランのイヤーカフ」
今回は、顔周りの印象をパッと華やかにしてくれる、旬のイヤーカフを7つご紹介しました。
さりげないものから、大胆なデザインのものまで、スタイルに合わせた女性らしさを表現してくれるラグジュアリーブランドのイヤーカフは、スタイリングに足すだけで装いを旬にアップデートしてくれます。ぜひ日常に取り入れてみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 『Precious12月号』小学館、2020年