いつもとは違うことがたくさん起きた2020年。そんな中でも1年頑張ったご褒美のスイーツとして、デパ地下スイーツはいかがでしょうか?
おうち時間が増えそうな年末年始。テイクアウトしてきたスイーツを暖かな自宅で食べるのもよいものです。銀座を代表する百貨店である「松屋銀座」において、2020年に人気の高かった最旬スイーツをご紹介します。
松屋銀座の素材にこだわった「2020年人気スイーツ」6選
■1:松屋銀座限定フレーバーも!「サンド・オ・ブール」(ベイユヴェール/B1F)
パリをはじめフランス各地に約60店舗を展開しているフロマジェリー(チーズ専門店)「ベイユヴェール」。牧場もアトリエもすべてフランス西部の小さな村であるマシュクール村にあります。のどかな風土が生み出す発酵バターやフロマージュを使用し、フランスの酪農牧場の風を伝えています。
「サンド・オ・ブール」は発酵バターをふんだんに使用したバターサンド。ミルクティー、ミモレットなどの人気のフレーバーを楽しむことができます。松屋銀座限定のビターチョコ味は、バタークリームに刻んだほろ苦いビターチョコレートをプラスした、甘さ控えめな大人の味です。
■2:極上の香りを楽しめるスイーツ「パルファン」(アンフィニ/B1F)
パリの三つ星レストランや「UN GRAIN(アングラン)」でシェフパティシエを務めてきた金井史章氏が、2020年にオープンした「アンフィニ(INFINI)」。松屋銀座では8月に開店したばかりですが、全国から取り寄せた旬の素材をふんだんに使った、見た目も美しいケーキが人気です。
「パルファン」は高知産のベルガモットを使った、見た目も美しいスペシャリテ。ベルガモットを主軸に、ジャスミンとバラのブリュレや、いちごのゼリー寄せが隠され、素材の華やかな香りのマリアージュを味わうことができます。口どけが軽く、溶けるような食感で、食べ終わった後も口の中に爽やかさが残ります。
■3:日本料理店がプロデュースした極上の味わい「銀座くろまめへしれケーキ」(銘家逸品・クマサン/B1F)
「クマサン(Kuma3)」は、銀座並木通り沿いに居を構える日本料理店。徹底した本物へのこだわりと、斬新さを追求する大人の贅沢を彩る逸品を提供しています。料理長がフランス産発酵バターにインスピレーションを得て、和の素材をより生かす形で誕生したのが「銀座へしれケーキ」シリーズです。
「銀座くろまめへしれケーキ」は、フランス産の高級発酵バター、山形から取り寄せるブランド卵「朝採り紅花たまご」を贅沢に使用し、厳選された大粒の「丹波黒豆」をたっぷり入れた、ずっしりと重厚感のあるケーキです。ティータイムのお供にはもちろん、ワインやシャンパンのお供にも最適。
松屋銀座ならではの目利きで各地の銘菓を厳選して紹介している「銘家逸品」での取り扱いです。
■4:栗感に圧倒される「栗のテリーヌ」(足立音衛門/B1F)
京都・丹波の福知山城近くに本店がある「足立音衛門」。栗好きの店主が厳選した栗を、丁寧に仕立て、手づくりのぬくもりのあるお菓子にしています。
ケーキの断面いっぱいに栗が顔を出すビジュアルに圧倒される「栗のテリーヌ」は、音衛門の一番人気商品。総重量650gのうち、約400gが栗という、とにかく栗がたっぷり詰まったケーキです。
自然の風味を感じられるように、糖度を低めに仕立てた国産、チリ産、トルコ産の3種類の栗を使用。ホクホクとした栗の食感と、和三盆糖を使ったバターケーキは贅沢の極み。冷たいまま食べると、甘さはひかえめでしっとりした食感に。室温近くするとバターの風味がより豊かに、と二種の味わいを楽しめます。
■5:120年のロングセラー!「茂助だんご」(茂助だんご/B1F)
「茂助だんご」は明治31年(1898年)創業の老舗団子店。日本橋魚市で初代・福田茂助(ふくだもすけ)氏が売り始めただんごが、魚河岸名物として人気を博すようになったことから誕生したのだそう。2018年に築地から豊洲に本店を移転しても、変わらず愛され続けています。
文字通り看板商品の「茂助だんご」は3種の味わい。北海道・十勝の小豆と国産特上のコシヒカリを使用しポリフェノールもたっぷりなつぶ餡。一番人気を誇るこし餡は、丁寧に漉された餡が滑らかですっきりとして、それでいて小豆の深い味わいを楽しめます。醤油は茂助だんごの中で甘くない唯一の商品。生醤油だけでシンプルに焼き上げただんごは香ばしい香りで、つい手が伸びてしまう逸品です。
■6:パッケージもかわいらしい「ミルフィユ スペシャリテ」(ミルフィユ メゾン フランセ/B1F)
常設の店舗は松屋銀座のみの、こだわりのミルフィユ専門店「ミルフィユ メゾン フランセ」。素材や製法を探求し長い時間を積み重ねてたどり着いた「現代のミルフィユ」は、ここでしか買えないお菓子として高い人気を誇ります。
サクッとした食感が特徴のパイ生地に、「ショコラ」「ヴァニラ」それぞれのクリームをサンドした「ミルフィユ」。小麦の香ばしさとクリームのマリアージュは、甘さ控えめで上品ながらも後をひく味わいです。洋書風のパッケージはとてもおしゃれで、しばらく飾っておきたくなりますね。
日常をちょっと贅沢なものにしてくれる、極上ご褒美スイーツ。ステイホームでも、松屋銀座のスペシャルなスイーツで、2021年のパワーをチャージしましょう。もちろん、おでかけの機会があれば、新年の手土産としても好適ですよ。
※表示価格はすべて税込です。
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- TEXT :
- 田中いつきさん フリーランスライター
- EDIT :
- 小林麻美