「験担ぎ」ってなんと読む?「けんたんぎ」?…いえいえ、祈るような行為です!
今年は、1月4日が月曜日ということで、本日から「仕事始め」という方も多いのでは?
在宅ワークが増えていますから、休日と仕事日の気持ちの切り替えに苦心される方もいらっしゃるかもしれません。
…というところで、本日1問目のクイズです。
【問題1】「験担ぎ」ってなんと読む?
「験担ぎ」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「ある物事に対して、よい前兆であるとか悪い前兆であるなどを気にする。縁起をかつぐ。」という意味の言葉です。
<使用例>
「在宅ワークの仕事始めに、玄関と水回りを改めてお掃除して、験担ぎを兼ねてみたの。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 験担(げんかつ)ぎ です。
「縁起(えんぎ)が良い」の「縁起(えんぎ)」という言葉から「ゲン(験)」という言い方に変化した、という説が有力で、
「プレゼンに勝つためにトンカツ(勝つ)を食べる」など、
その後の吉を呼び込むためにある行動をとる、というような意味で、よく使われます。
仕事始めの気持ちを盛り立てるために「験担ぎ」は役立ちそうですが、ごちそう続きのお正月のあとにトンカツを頂くのは、胃にヘビーな気がしますね。
例文のように「運気を呼び込むため、改めてお掃除」などが良いかもしれません。
さて、2問目のクイズです。
【問題2】「兆し」ってなんと読む?
「兆し」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:「ものごとが起こる前ぶれ。兆候。気配など。」という意味の言葉です。
<使用例>
「新年に活けたお花の蕾が、今朝、綺麗に開いていたの。仕事がうまくいく兆しだわ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 兆(きざ)し です。
「験担ぎ」は、意識して縁起の良さそうなことを行うパターンと、
2問目の例文のように、起きたことを縁起と結びつけるパターンがあります。
ちょっとしたアクシデントでクヨクヨとネガティブになる人もいれば、
ちょっとした良いことから、更に前向きな気持ちを盛り立て、ポジティブなエネルギーにできる人もいらっしゃるでしょう。
せっかくであれば、後者に使いたいですね!
令和3年が良い1年になりますように!
本日は、
・験担(げんかつ)ぎ
・兆(きざ)し
という難読漢字をおさらいしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱