「滑る」って「すべる」以外になんと読む?ツルツルしません!
明日、1月16日は「日本初のアイススケート場がオープンした日」です。
1876(明治9)年、神奈川県・横浜で農業を営んでいた地主・青木安兵衛さんが、所有している水田が凍る時期、スケート場として開放したものです。新聞にも取り上げられるほど話題になったこの施設、当時は「氷(こおり)すべり場」と呼ばれていたとか。通常の靴の上に、刃をつけた下駄をはいて滑った、と言われています。…なんとも牧歌的ですね。
本日は、「滑」という字の入った難読クイズをお送りします。
【問題1】「滑る」って「滑る」以外になんと読む?
「滑る」の、「すべる」以外の読み方をお答えください。
ヒント:「粘液状ですべる。」という意味を持つ言葉です。
<使用例>
「揚げ物は揚げたてが最高だけれど、家で揚げると、滑る鍋の片付けが憂鬱よね。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 滑(ぬめ)る です。
これをふまえて、2問目に参りましょう。
【問題2】「滑子」ってなんと読む?
「滑子」という日本語の読み方をお答えください。
ヒント:冬の季語にもなっている、汁物に入れるとおいしい食材の名前です。
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 滑子(なめこ) です。
「滑」には「滑(なめ)らか」という読み方がありますが、
「滑(ぬめ)る」という読み仮名からのほうが、独特の滑(ぬめ)りが楽しい「滑子(なめこ)」を連想しやすいですよね?
滑子は、100グラムで15calとローカロリーですが、ビタミンB群やナイアシン、葉酸、ミネラル、食物繊維など、さまざまな栄養素を含んだ優秀な食品です。また、滑(ぬめ)りがあって暖かい料理が冷めにくくなるので、寒い日の朝食には、ぜひ取り入れたいですね。
本日は、1月16日・日本初のスケート場がオープンした日にちなんで、「滑」という字の難読クイズで
・滑(ぬめ)る
・滑子(なめこ)
という読み方をおさらいしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:TBSラジオ『檀れい 今日の1ページ』
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱