【第9問】チーズを一度に食べきれないときは、乾燥を防ぐために市販のラップに包んで保存しなければならない。
「NO」と答えたあなた、正解です。
チーズの保存方法は、タイプごとに微妙な違いもありますが、基本は“乾燥させないこと”、“ほかの食材のにおいが移らないようにすること”です。
そういう意味で、密封して保存すること自体は正しいといえます。ただ、市販のラップで直接包むと、ラップのにおいがチーズに移ってしまうおそれも。市販のラップよりは、購入時の専用包装紙に包んで保存するほうがおすすめです。
ラップで保存する場合、まずはクッキングシートなどパラフィン加工されたシートで包み、その上からラップをかけましょう。
また、青カビチーズは、光で変色したり味が落ちたりしやすいので、ラップの上からさらにアルミ箔をかけるのを忘れずに。
チーズは密封保存が原則ですが、例外はヤギの生乳で作られるシェーブルチーズ。シェーブルチーズで、表面がウェッティなものを密封すると、水分が逃げ場をなくなって蒸れるおそれがあります。表面がしっとりしたチーズにはシートをゆるめにかけましょう。表面が乾いたものであれば、原則通り密封保存でOKです。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 中田綾美
- EDIT :
- 谷 花生