「道程」って「どうてい」以外になんと読む?お馴染みの言葉なのに意外と読めない?

明日・3月28日は『シルクロードの日』という記念日です。

1900(明治33)年のこの日、スウェーデンの探検家スウェン・ヘディンが、シルクロードの古代都市・楼蘭(ロウラン。タクラマカン砂漠北東部に位置し、現在の中国・新疆ウイグル自治区の一部)の遺跡を発見した事にちなんで制定されました。

「シルクロード」は、東洋と西洋をつなぐ、さまざまなルートの歴史的交易路の総称です。実はどこからどこまでがシルクロード、という解釈は限定されていないようです。

交易品として絹(シルク)がゆきかったことから、スウェン・ヘディン氏の師匠にあたるドイツの地理学者リヒトホーフェン氏が、著書の中でドイツ語で「Seidenstraßen(サイデンシュトラーセン。「絹の道」の複数形)と表現したことをルーツに、のちの「シルクロード(絹の道)」という名称が定着した、と言われています。

本日は『シルクロードの日』にちなんで「道」という字の入った難読クイズをお送りします。

【問題1】「道形」ってなんと読む?

「道形」という日本語の読み方をお答えください。

ヒント:「道路のまま。道筋に従うこと。」という意味の言葉です。

<使用例>

「最寄駅は、この道を道形に、脇道に曲がらずに300mほど進んだ先にありますよ。」

「○○○○」と読み仮名4文字です。
「○○○○」と読み仮名4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 道形(みちなり) です。

「形」という字は「なり」とも読みますね。
「形」という字は「なり」とも読みますね。

道案内でよく使用される表現ですが「道形(みちなり)」という漢字表記、意外とご存知ない方が多かったのでは?正解できたでしょうか?

さて、2問目も「」の入ったクイズです。

【問題2】「道程」ってなんと読む?

「道程」の「どうてい」以外の読み方をお答えください。

ヒント:「目的地までの行程や道順」という意味の言葉です。

<使用例>

「実験成功までは、なかなか、長い道程だったわね。」

「どうてい」以外の読み方は?
「どうてい」以外の読み方は?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 道程(みちのり) です。

「道程(どうてい)」と読む場合も、言葉の意味は同じです。

「道(みち)のり」と書くことが多いですが、すべて漢字表記にすると「道程」になります。

本日は、3月28日『シルクロードの日』にちなんだトリビアと、「」という字の入った難読クイズで、

・道形(みちなり)

・道程(どうてい/みちのり)

などの読み方をおさらいいたしました。

 

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『シルクロード』スウェン・ヘディン著(株式会社中央公論社)
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小出 真朱