「浜木綿」ってなんとよむ?「はまもめん」ではありませんよ!
明日は8月12日ですが、みなさま、毎月12日が『豆腐の日』と定められていること、ご存知ですか?日本豆腐協会が、豆腐の普及促進のために制定した記念日で「12→10+2(とうふ)」の語呂合わせですね。
暑さで食欲が減退しがちな夏場、冷たく、のど越しよい豆腐ならば食べる気力が…という方もいらっしゃるでしょう。栄養も豊富で、日本人の大きな味方ですよね!
豆腐といえば「絹ごし豆腐」「木綿豆腐」の2種類でおなじみ…ということで、本日は「絹」「木綿」という字の入った難読クイズをお送りします。
【問題1】「絹布」ってなんと読む?
「絹布」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「絹糸で織った布。絹織物。」という意味の言葉です。
<使用例>
「母から、お誕生日用に絹布のお布団をねだられてしまったわ!」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 絹布(けんぷ) です。
「シルク」と表現するのも素敵ですが、日本的に「絹布(けんぷ)」という表現も、大人の語録としてキープしておきたいですね。
さて、2問目は「木綿」という字の入った難読クイズです。
【問題2】「浜木綿」ってなんと読む?
「浜木綿」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「温暖な海岸などに自生する、高さ50センチほどの、ヒガンバナ科の常緑多年草。」のことです。
このような花をつける植物です。
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 浜木綿(はまゆう) です。
「木綿」と書いてあったら、現代ではほとんどの方が「もめん」と読むと思いますが、
その昔、「木綿(もめん)=綿花で作った糸からなる布」が入る前の日本では、
「楮(こうぞ)」という木からとった白い繊維から「木綿(ゆう)」という白い布を作っていました。「木綿(ゆう)」は現在でも、神社の神事などで身に着ける装束に使用されています。
「浜木綿(はまゆう)」は、白い細い花弁が「木綿(ゆう)」の繊維のようであることからついた呼び名だと言われています。
***
本日は、毎月12日の『豆腐の日』にちなんで、「絹」「木綿」という字の入った難読クイズで
・絹布(けんぷ)
・浜木綿(はまゆう)
などの言葉の読みかたをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『今日は何の日?』日本食糧新聞ウェブサイト
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱