「在り処」ってなんと読む?「ありどころ」ではないですよ!どんなところ?
明日・8月23日から、暦(こよみ)は、二十四節気の『処暑(しょしょ)』に入ります。
『立秋』で秋の気配がたちはじめ、「暑さの峠を過ぎた頃」を表しているのが『処暑』という時期になります。
…ということで本日は「処」という字の入った、読めそうで読めない日本語クイズに挑戦していただきます。
【問題1】「在り処」ってなんと読む?
「在り処」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「所在。物のある場所。人のいる場所。居所。」という意味の言葉です。
<使用例>
「大事な書類なのに、祖母が、在り処を忘れてしまったらしいの。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 在り処(ありか) です。
「処」を「か」と読む例は、他に「住処(すみか)」などがあります。
さて、2問目に参りましょう。
【問題2】「其処彼処」ってなんと読む?
「其処彼処」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「ほうぼう」「あちらこちら」という意味の言葉です。
<使用例>
「猛暑の間、庭のお手入れが満足にできなかったから、其処彼処で雑草が伸び放題だわ。」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。
正解は… 其処彼処(そこかしこ) です。
ちなみに「彼処(かしこ)」という言葉は、単体ですと「彼処(あそこ)」とも読みます。
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本日は、8月23日、『処暑』に入る日にちなんで、
・在り処(ありか)
・其処彼処(そこかしこ)
・彼処(かしこ/あそこ)
などの読み方をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱