「墨魚」ってなんと読む?「すみざかな」ではありません。スーパーでも見かけますよ! 

明日、9月6日は、『黒の日』『黒豆の日』『黒酢の日』『黒あめの日』などなど、「く(9)ろ(6)」の語呂合わせにちなんだ、複数の記念日に制定されております。

ということで本日は、黒い和のアイテム「墨(すみ)」という字の入った難読クイズをお送ります。

【問題1】「墨魚」ってなんと読む?

「墨魚」の「ぼくぎょ」以外の、2文字の読み仮名をお答えください。

ヒント:「ぼくぎょ」と読む場合も、同じ水生生物を指します。

<使用例>

「墨魚をたくさんいただいたから、今日はお刺身、明日はパスタにでも使おうかしら!」

読み仮名2文字です。
読み仮名2文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 墨魚(いか) です。

「魚」とついていますが、「水生生物」という意味ですね。
「魚」とついていますが、「水生生物」という意味ですね。

「烏賊(いか)」とも表記しますが、「墨魚(いか)」と書くと、ちょっと粋な感じがいたしますね。この表記を使用すると「イカスミ」は「墨魚墨」となって、漢字の回文になってしまいます(笑)。

さて、2問目に参りましょう。

【問題2】「墨客」ってなんと読む?

「墨客」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「書画に親しみ、よくかく人。」を表す言葉です。

<使用例>

「先生のお友達には、さすが、文人墨客が大勢いらっしゃるのですね。」

正解は1つではありません。
正解は1つではありません。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 墨客(ぼっかく/ぼっきゃく) です。

「墨を使用した書や絵をよくかく風流人」というような意味です。

例文で出てきた「文人墨客(ぶんじんぼっかく)」という四字熟語は、

「文人…文字で詩文などを捜索する人」と「墨客…書画をかき親しむ人」を重ね、「そのような行動をする、優雅で趣のある人」という意味になります。

***

本日は、「」という字の入った難読熟語

・墨魚(ぼくぎょ/いか)

・墨客(ほっかく/ぼっきゃく)

などの読み方をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)
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小出 真朱